worthwhileとrewardingは、どちらも「やりがいがある」「やる価値がある」と訳されますが、若干ニュアンスが異なります。
チェックしたい重要ポイントは以下の2つです。
・worthwhileは、時間やお金、労力を費やす価値があること
・rewardingは、褒美や報酬が発生することでやりがいを感じること
この2点を押さえた上で、詳しく解説していきます。
worthwhileの意味や使い方

worthwhileは、「やりがいがある」「~価値がある」という形容詞です。
時間やお金、労力を費やす価値があるときに使います。
大変な仕事だけど、その分やりがいのあるときなど、報酬やご褒美の有無に関わらず使うことができます。
また、仕事や勉強などだけでなく、“worthwhile book(読む価値のある本)”など、趣味や娯楽に対しても使われる単語です。
worthwhileを使った例文
Doing a volunteer work to help other people is truly worthwhile.
他の人の役にたつためにボランティア活動をするのは、とても価値のあることです。
Teaching can be stressful but it is definitely a worthwhile job.
人に教えることは、ストレスになることもありますが、絶対にやりがいのある仕事です。
I highly recommend this movie. It is worthwhile.
私はこの映画をおすすめします。価値があります。
rewardingの意味や使い方

rewardingも、worthwhile同様「やりがいがある」「~価値がある」と訳されますが、rewardは本来、ご褒美や報酬を与えられることを指す名詞で、そこから生まれるやりがいや価値を表現するときに使われる形容詞です。
報酬は必ずしもお金など目に見えるものだけでなく、「達成感」や「学び」を受け取ったときにも使えます。
rewardingを使った例文
My job is not rewarding, I want to quit as soon as possible.
私の仕事はやりがいがありません、早く辞めたいです。
I don’t mind to work in a challenging work environment, as long as it is a rewarding job.
やりがいのある仕事なら、大変な職場で働くことに不満はありません。
This book is very rewarding.
この本は、とても報いられるところがあります。
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まとめ
worthwhileとrewardingの違いを紹介しました。
“worthwhile”は労力・時間・お金をかける価値があるときに使い、報酬の有無に関係なく「やる価値がある」と表せます。
一方“rewarding”は、達成感や学びなどの「報い」があることでやりがいを感じるニュアンスがあります。
若干ニュアンスは異なりますが、worthwhileとrewardingはお互い類義語なので、多くの場合で代用し合うことができるのも重要なポイントです。