immediatelyとquicklyの違いを解説

“immediately”と”quickly”は両方「すぐに」という意味を持つ副詞ですが、それぞれ違うニュアンスをもった単語であることが分かります。

この使い分けのポイントを下記に簡単にまとめます。

immediatelyとquicklyの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント

チェックしたい重要ポイント!

  • “immediately”は時間的に遅れがなく、何かが起きた時に即座に反応する様子を表す副詞
  • ”quickly” は何かの動作が素早く、スピードとして速い様子を表す副詞

上記の違いを押さえながら、実際にどのように使われているのか、詳しい解説を例文と共に見ていきましょう。

immediatelyの意味や使い方

“immediately”は何かが起きた時に遅れなく、すぐに反応する様子を表す副詞で、時間的に早いことが表現できます。

「ただちに」「すぐに」「さっそく」などと訳すことができ、「right away」や「at once」などの熟語と置き換えることが可能です。

immediatelyを使った例文

The medicine will cure your symptom immediately.
その薬はあなたの症状をすぐに治すだろう。

She woke up immediately after the alarm rang.
彼女はアラームがなってすぐに起きた。

You should have filed it immediately – now we cannot find it.
君はそれをすぐにファイルしておくべきだったよ。今となっては見つけられないじゃないか。

To make this test work effectively, please answer immediately.
このテストを効果的に行うために、即時に回答してください。

quicklyの意味や使い方

“quickly”は動作が素早く、俊敏な様子が表現できる副詞で、速度に重点が置かれます。

「速く」「急いで」「すぐに」「俊敏に」などと訳すことができ、”Slowly“の反意語になります。

“quickly” は“rapidly”に置き換えることもできます。

quicklyを使った例文

He ate lunch very quickly because he was hungry.
彼は空腹だったのですごく速くランチを食べた。

She quickly disappeared among the crowd.
彼女は群衆に素早く姿を消した。

You should finish your homework quickly to be on time.
時間に間に合わせるために宿題を急いで済ませるべきだ。

We still don’t understand what was happened because it all happened so quickly.
すべては一瞬の間に起きたので、私たちはまだ何が起きたのか理解できていません。

Meat quickly goes bad unless it’s refrigerated.
冷蔵されていないと肉はすぐにダメになる。

まとめ

例文を見ていくと“immediately”と”quickly”の使われ方の違いが分かりますね。

時間に遅れなく、直ちにと言いたい時は“immediately”を使い、スピード間を持って、素早くと言いたい時は“quickly”を使います。

日本語の「はやい」も漢字で「早い」と「速い」を使い分けますが、「早い」の方が「immediately」で「速い」の方が「quickly」のニュアンスに近いです。

ニュアンスの違いを意識して会話の中でも使い分けられるように練習してみてくださいね。