whileとduringは、どちらも「~の間」と訳されますが、実は決定的な違いがあります。
whileとduringの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント
- whileは接続詞
- duringは前置詞
訳すと同じ意味になってしまう単語ですが、品詞の種類が違うので、使い方が異なります。
具体的にどう違うのか、詳しく解説していきます。
whileの意味や使い方
whileは、「~の間」という意味の接続詞です。
そのため、whileの後にはSV(主語と動詞)が続きます。
whileを使った例文
I listened to the English radio while I was running.
私は走りながら英語のラジオを聞きました。
I don’t want you to be on your phone while you are driving.
運転をしている間に、携帯を触ってほしくありません。
While my parents were sleeping, I sneaked out of my room and went out with my friends.
両親が寝ている間に、私は部屋からこっそり抜け出して友人たちと出かけました。
whileのあとのSVが省略された場合の例文
whileの後にはSVが続くと紹介しましたが、もし文頭の主語と、whileのあとに続く主語が同じの場合、主語とBe動詞が省略されることもあります。I usually read a book while waiting for the bus. (I amが省略)
私は普段バスを待っている間、本を読みます。
He received a phone call while in the meeting. (he isが省略)
彼は会議中に電話を受けました。
While waiting for the food to arrive, we were happy to have a chat. (we wereが省略)
食事が出てくるまでの間、私たちは喜んで会話を楽しみました。
duringの意味や使い方
duringは、「~の間」という前置詞です。
前置詞は基本的に名詞の前に来るので、whileの後にSVが続く一方で、duringの後には名詞が続きます。
duringを使った例文
He was reading manga during class.
彼は授業中に漫画を読んでいました。
I traveled to all 47 prefectures in Japan during summer vacation.
私は夏休み中に、47すべての都道府県を旅行しました。
During the lesson, my teacher always gets angry at his students.
レッスン中、いつも先生は生徒に対して怒ります。
whileとduringの理解度チェック!
2つの単語の使われ方を確認したところで、違いが理解できたか確認してみましょう。
whileとduringの違いのまとめ
例文を見てお気づきかもしれませんが、whileかduringは、文法を変えることで置き換えることができるシーンが多いです。
例えば、「アメリカの滞在中に、ステーキ屋に行った」場合;
I went to a steak restaurant while I was in America.
I went to a steak restaurant during my stay in America.
ということができ、どちらも同じ意味になります。
Whileの後にはSVが続き、duringの後には名詞がくる。 そして例外としてwhile以下の主語が文頭の主語と同じ場合は、主語とBe動詞が省略される。と覚えておけばwhileとduringの違いはマスターできています。