regret ingとregret toの違いを解説します。
チェックしたい重要ポイントは以下の2つです。
・regret ingは、「したことを後悔する」=過去に対しての後悔
・regret toは、「残念ながら~する」=未来に対しての後悔
この2点を押さえた上で、詳しく解説していきます。
特に後者は訳しにくい場合も多いので、例文をしっかりと確認しましょう。
regret ingとregret toの違い理解度チェック
regret ingとregret toの違いが理解出来ていると思う方はまず理解度チェック問題の動画を試してみて下さい。
regret ingの意味や使い方

regret ingは、「したことを後悔する」という意味を持ちます。
regretの後には動名詞が続き、すでに起こってしまったことに対して後悔をするときに使います。
また、“regret not ing”で「しなかったことを後悔する」という意味になります。
“do not regret doing”ではないので、気を付けましょう!
regret ingを使った例文
I totally regret going to the party last night.
昨夜パーティーに行ったことを、本当に後悔しています。
Emma regrets not telling the truth to her boyfriend.
エマは、彼氏に本当のことを言わなかったことを後悔しています。
I deeply regret quitting the job I had.
私は仕事を辞めたことを心から後悔しています。
I instantly regretted saying that in front of my parents.
私は両親の前でそう言ったことを瞬時に後悔しました。
regret toの意味や使い方

regret toは、「残念ながら~する」、という意味を持ちます。
regretの後には名詞的用法の不定詞が続き、「これからすることに対して後悔する」と未来を表します。
regret toを使った例文
He will regret to do such a thing in front of his parents.
彼は両親の前でそんなことをすると後悔するでしょう。
I regret to tell you that you did not pass the exam.
残念ながら、あなたはテストに合格しませんでした。
I regret to say that your mother is very sick.
残念ながら、あなたの母親は非常に深刻な状態だと言わなくてはなりません。
regret ing / regret to
I regret saying that he is not serious about you.
私は、彼があなたに対して真剣でないと言ったことを後悔しています。
I regret to say that he is not serious about you.
残念ながら、彼はあなたに対して真剣でないと言わなくてはなりません。
このように、regretの後に動名詞がくるか、不定詞がくるかで大きく意味が異なるので気を付けましょう。
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まとめ
“regret + ing”は「~したことを後悔する」と過去の出来事を振り返る表現、 “regret + to”は「残念ながら~する」とこれから伝える内容に前置きする表現です。
動名詞か不定詞かで意味が大きく変わるので注意しましょう。