listenとhearの違いを解説します。
チェックしたい重要ポイントは、
・listenは「意識的に聞く」こと
・音楽を聴く時はlisten
・hearは無意識に聞こえたり耳に入ってくること
この3点を押さえた上で、詳しく解説していきます。
listenの意味や使い方
“listen”は、意識的に聞くことを意味します。
音楽を聴いたり、人の話や授業を積極的に耳を傾けて聞くときにlistenを用います。
‘’listen to+名詞”というように不定詞と一緒に使われることが多いです。
listenを使った例文
I am listening to a new song my favorite artist released last week.
わたしは大好きな歌手が先週リリースした新しい歌を聴いています。
Please listen carefully. This lecture is going to be very important for you.
しっかりと聞いて下さい。この授業はあなたにとってとても大切なものとなります。
I am tired of listening to his story over and over.
私は彼の話を何度も聞くのに疲れてしまいました。
hearの意味や使い方
“hear”は、無意識に聞こえる時や、耳に入ってくるときに用いられます。
そのため「聞く」の他に「聞こえる」「聞こえた」などと訳されることがあります。
また、何か情報や知らせを聞いた時にもhearが用いられます(例文3参照)。
listenと同様に間違えてhear toと不定詞をつけてしまいがちですが、hearは不定詞と一緒に使わないので気をつけましょう。
hearを使った例文
例①)Can you hear me?
聞こえますか?
例②)I heard someone scream on the street.
道で誰かが叫ぶのを聞きました。
例③)I have heard that she is leaving the town soon.
彼女がもうすぐ街を出ると聞きました。
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まとめ
listenは意識的に何かを聞くとき、hearはたまたま聞こえた時や、何かを伝え聞いたときに用います。
不定詞と一緒に使うのはlistenだけなので気をつけましょう。