forget to&forget ingの違いを解説

“forget”は「忘れる」という意味の動詞ですが、その後の目的語が「to+動詞の原形(不定詞)」か「~ing(動名詞)」であるかによって意味が異なります。

それぞれの違いのポイントをまとめると

チェックしたい重要ポイント!

  • “forget to 動詞の原形(不定詞)”はまだ起きていない「(動詞を)することを忘れる」という意味
  • “forget~ing(動名詞)” は既に起きた「(動詞を)したことを忘れる」という意味

上記の違いを意識しながら、実際にどのように使われているのか、詳しい解説を例文と共に見ていきましょう。

forget toの意味や使い方

“forget to 動詞の原形”はやるべきことについて「~することを忘れる」と伝えたい場合に使います。

“forget”の後の目的語が「to +動詞の原形」になっており、これは不定詞の名詞的用法で使われていて、まだ起きていない未来について話す時に用いられます。

forget toを使った例文

He forgot to lock the door when he left home.
彼は家から出た時に鍵をかけるのを忘れた。

She was too excited to see her family and forgot to take a picture.
彼女は家族に会えるのが楽しみ過ぎて写真を撮るのを忘れた。

Don’t forget to brush your teeth before going to bed!
寝る前に歯磨きをするのを忘れないで!

My mother forgot to buy chicken so she had to use beef instead.
私の母は鶏肉を買うのを忘れたので代わりに牛肉を使うしかなかった。

I pretended I forgot to talk about the meeting to avoid meeting him.
私は彼に会うのを避けるためにミーティングについて話すのを忘れたふりをした。

forget ingの意味や使い方

“forget~ing” は既に過去に行ったことや、起きたことを覚えておらず、「~したことを忘れる」と伝える場合に使います。

“forget”の後の目的語が「~ing」になっており、動名詞をとっています。動名詞は“動詞が進行している状態”を表現できるため、それを名詞として動詞の目的語とする場合“過去に行ったこと”を表現できます。

「to動詞の原形」はまだ動詞が進行していないため未来の話を出来るのに対し、「~ing」は動詞が進行している形のため、行った過去ことを表現できるのです。

ただ“forget~ing”はよく英文法の問題などでは違いが出てくるのですが、日常会話ではあまり使われません。使われる場合は「I’ll never forget ~ing」で「~したことを決して忘れない」という形で使われます。

forget ingを使った例文

I forgot locking the door when I left home.
家を出た時に鍵をかけたということを忘れてしまった。

I shall never forget hearing the King’s speech.
私は王のスピーチを聞いた時のことは決して忘れられないだろう。

I will never forget meeting you for the first time.
あなたに初めて会った時のことは決して忘れないだろう。

I will never forget visiting Japan last summer.
昨年の夏日本に行ったことを決して忘れないだろう。

forget toとforget ingの理解度チェック!

2つの使われ方を確認したところで、違いが理解できたか確認してみましょう。
動画内の空欄に入るのはAとBのどちらが正しいでしょうか?

理解度チェックの問題

問1
ペンを買うのを忘れないで。
Don’t ____ a pen.
A: forget to buy
B: forget buying

問2
私は世界中を旅したことを決して忘れることはないだろう。
I will never ____ around the world.
A: forget to travel
B: forget traveling

問3
電気を消し忘れないようにしてください。
Please do not ____ off the light.
A: forget to turn
B: forget turning

問4
あなたにここで会ったことを私たちは決して忘れません。
We will never ____ you here.
A: forget to meet
B: forget meeting

問5
彼女は携帯電話を持ってくるのを忘れなかった。
She didn’t ____ her phone.
A: forget to bring
B: forget bringing

まとめ

“forget”の後の目的語が「to+動詞の原形(不定詞)」か「~ing(動名詞)」であるかによる意味の違いは不定詞と動名詞の違いを考えると分かります。

やるべきことがある場合などに「~するのを忘れる」と言いたい場合は“forget to”を使い、記憶がなくなっていて「~したことを忘れる」と言いたい場合は“forget ing”を使います。

この動名詞と不定詞の違いは他の動詞“remember”や“try”でも同じような使い分けが必要になります。日常会話でもよく使う表現ですので、違いを理解して使い分けをできるようにしてくださいね。