startとbeginの違いを解説

startとbegin はどちらも「始める」という意味の単語です。
違いがあるとすれば、start はカジュアルに、begin はややフォーマルに使う、という点です。
日本語でいう「始める」と「開始する」という感じのニュアンスでしょうか。
同じ意味として色々な場面で置き換えて使うことが可能ですが、例外となるパターンももちろんあります。
今回はそちらを詳しく説明していきます。

startの意味や使い方やパターン

start 「始める」という意味があります。対義語は stop になります。
なので、start に対しては止まっていたものが、動きを「始める」イメージを持つといいかもしれません。
ゲームのボタンなどはスタートボタンとストップボタンと表現しますが、この場合にstartをbegin に置き換えることは出来ません。

startを使った例文

Let’s start to clean up the second floor.
さあ二階を掃除しましょう。

You just started to do your homework, didn’t you?
たった今宿題を始めたばかりですよね?

She started the car.
彼女が車を発進させました。

☆この場合に begin への置き換えは出来ません。機械を作動させる場合には start しか使えませんので、覚えておきましょう。

She started her flower shop.
彼女は自分の花屋を始めました。

☆この場合に beginへの置き換えは出来ません。事業を始める場合には start しか使えませんので、覚えておきましょう。

beginの意味や使い方やパターン

begin 「始める」という意味があります。対義語は end になります。
start のように止まっていたものが動き始めるという意味は持っておらず、会議が「始まる」場合や、何か習い事を「始める」場合などに使われることが多いです。
上記でも述べた通り、start に比べるとややフォーマルな印象を持ちます。
begin よりもっとフォーマルな単語で commence がありますが、この単語とも置き換えて使うことが出来ます。
併せて覚えておくといいでしょう。

beginを使った例文

The meeting will begin at 10:00 tomorrow.
明日の10時に会議が始まります。

Let’s begin the class!
授業を始めましょう!

School begins on April 5.
学校は4月5日に始まります。

It began snowing.
雪が降り始めました。

まとめ

start と begin の違いを例文を交えて紹介してきました。
基本的には置き換えて使うことのできる単語ですが、start のほうが日常的に使われていることが多く、begin はややフォーマルな場面で使われることが多いでしょう。
また、機械を作動させる場合や事業を開始させる場合などは begin は start の置き換えは出来ません。
例文をしっかり頭に入れて間違えないようにしましょう。