handとarmの違いを解説

handとarmは上半身の部位を表す言葉ですが、実際どの部分を示す単語であり、他の単語と組み合わせて別の意味で使われる場合の違いは以外と知られていません。
今回はその違いについて解説します。

handとarmの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント

チェックしたい重要ポイント!

  • “hand”は「手」で手首からその先にかけての部分
  • “arm” は「腕」肩から手首までにかけての部分

handの意味や使い方

“hand”は手首からその先の手の部分を指し、手の平、指を含みます。

物を掴むところができる部分を指し、その掴み取る部分であることから派生して「管理」、「支配」、「権力」などの意味で使われる場合もあります。

また「援助の手」の意味から「参加」「関与」「役割」などの意味で使われる場合もあります。

また“hand”を使ったイディオムは沢山あり、色んな場面で見かける単語です。

handを使った例文

If you have any questions, raise your hand.
もし質問があれば、手を挙げてください。

Take your hands out of the pocket.
ポケットから手を出してください。

The king keeps his hand on the land.
王様はその土地の支配権を握っている。

I gave her a hand with her homework.
彼女の宿題を手伝ってあげた。

This knit was made by hand.
このニットは手作りです。

She handed in her assignment before the deadline.
彼女は締め切りの前に課題を提出した。

She is a successful woman on her own business, on the other hand, she is a mom of three kids.
彼女は自分のビジネスで成功した女性である一方で、3人の子供の母親でもある。

armの意味や使い方

“arm” は肩から手首までの腕のことを指します。

軟体動物、例えばタコの足の部分を英語では”arm”と表現します。

また服やの袖の部分や、椅子などのひじ掛けの部分を表現するのにも使われます。

“arms”と複数形で使う場合は「武器」の意味になるため、日本語の「腕」の意味以外にもさらに広い意味で使われます。

armを使った例文

I saw a lady with a baby in her arm.
私は赤ちゃんを抱いた女性を見た。

I felt scared when I saw the border guard folding his arms in front of me.
国境警備隊が目の前で腕を組んでいるのを見て怖かった。

The professor told us the mystery of the octopus’ arms are interesting.
教授はタコの足の謎が面白いと話してくれた。

He ironed the arms of the shirt.
彼はシャツの腕の部分をアイロンがけした。

American policemen usually carry arms.
普通アメリカの警察官は武器を携帯している。

handとarmの理解度チェック!

2つの単語の使われ方を確認したところで、違いが理解できたか確認してみましょう。

まとめ

handとarmの違いはお分かりいただけましたでしょうか。

「手」と言いたい時は”hand”で「腕」と言いたい時は”arm“を使い、それぞれ他の単語と使われて別の意味で使われたり、複数形になると違う意味を持ったりします。

身体を表す単語は、色んなイディオムになったり、意外な意味を持っていたりするので他の単語も興味があったら調べてみると面白いかもしれません。