confirmとidentifyの違いを解説

confirmとidentifyの違いを解説します。
両者とも「確認する」という意味で使われますが、用いるシーンが異なります。

confirmとidentifyの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント

チェックしたい重要ポイント!

  • confirmは、正しいはずの事柄をもう一度確認する
  • identifyは、物や人が本物・本人であることを確認する

この2点を押さえた上で、詳しく解説していきます。

confirmの意味や使い方


“confirm”は、正しいはずの事柄について、間違いがないかを確認するときに使われます。 「check=確認する」と似た意味を持ちますが、checkはただ確認するという意味合いを持つ一方で、confirmは「正しいはずの事柄をもう一度間違いがないかを確認する」ときに用いられます。
confirmはビジネスシーンでもよく聞かれる、よりフォーマルな表現と言えるでしょう。

confirmを使った例文

I would like to confirm the terms of this agreement before I sign.
サインをする前に、条約条項を確認したいと思います。

My manager confirmed the time and the meeting spot.
私のマネージャーが時間と待ち合わせの場所を確認しました。

We still need to confirm with her what she really means.
私たちはまだ彼女が本当に意図するところを確認する必要があります。

identifyの意味や使い方


“identify”は、物や人に対して本物・本人であることを確認するときに使われます。 正体が分からない物に対して、突き止める際にも用いられるので、日本語では「確認する」の他に「身元を明らかにする」「識別する」などと訳されます。
Identifyを用いる際は、ただ確認するのではなく、ある程度根拠となる情報が求められます。
本人確認に使われる資料がIDと呼ばれるのも、このidentifyが由来します。

identifyを使った例文

Please identify yourself.
身分証明を見せてください。

The purpose of this project is to identify the risk of the natural disaster.
このプロジェクトの目的は、自然災害のリスクを確認することです。

National police has identified the suspect using fingerprints.
国家警察は、指紋認証を利用し容疑者を見つけ出しました。

まとめ

confirmは、正しいはずの事柄を再確認する際に用いられます。フォーマルな表現ではありますが、ビジネスシーンなどでは頻繁に聞く単語です。

一方でidentifyは身元を確認する際や、問題や事実を証明に基づいて突き止めるときに用いられます。
不明な情報を突き止めるという意味を持つので、事前に知っている情報を確認するconfirmとは使用するシーンが異なります。