scaredとafraidの違いを解説

scaredとafraidの違いを解説します。

scaredとafraidの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント

チェックしたい重要ポイント!

  • scaredは、外的な要因で「怖い」と感じる
  • afraidは、性格や内部的な要素を含む
  • afraidは、「後悔する」という意味を表すこともある
  • 使える前置詞が異なる

この4点を押さえた上で、詳しく解説していきます。

scaredの意味や使い方

知らない人に後をつけられて怯えている女性
“scared”は、“scare(怖がらせる)”の過去分詞で、例えば幽霊や上司、凶暴な動物など、自分の外にある物に対して、びくびくと怯えるときに使います。

使い方としては、”be scared of”や”be scared by”で「~が怖い」という意味になり、“be scared to+動詞の原形”で「~するのが怖い」という意味でも使えます。

scaredを使った例文

I was scared of lions when I saw them for the first time.
私は初めてライオンを見たとき、怖かったです。

She was scared by the stranger following her on the street.
彼女は道で知らない人に後をつけられて怯えました。

My grandfather was scared to cross the busy street as he cannot walk fast.
私の祖父は速く歩けないので、混雑する道を横切るのが恐ろしかったです。

afraidの意味や使い方

怖がっている男性
“afraid”は“scared”と比べ、より自分の性格的、または内向的な理由で怖い、という意味を示します。

そのため、scaredと比べて長期的な印象が強く、例えば、
“I am scared of her(私は彼女を恐れている)”
“I am afraid of her(私は彼女を恐れている)”

というのでは、先の文は何か理由があり彼女が怖いと感じる印象が強く、afraidを使うと前からずっと彼女を怖いと思っていた、という印象が強くなります。

使い方は“be afraid of”や“be afraid that”、もしくは動詞の原形を用いて“be afraid to”と表現できます。

scaredとは異なり、”be afraid by”とは言えないので気を付けましょう。

また、afraidには「残念ながら・後悔する」というような意味合いも含みます。
3つ目の例文で確認しましょう。

afraidを使った例文

I am afraid of spiders.
私は蜘蛛が怖いです。

She was afraid to tell her boyfriend the truth.
彼女は彼氏に本当のことを告げるのを恐れていました。

I am afraid that I cannot help you with this project.
残念ですが、私はこの件に関してはあなたを手伝うことができません。

まとめ

scaredは何かに驚かされたり、怖がらされることで恐怖を覚えることで、afraidは自分の本能や性格によって怖いと感じる要素が強いです。

とはいえ、置き換えられる例文も少なくないので、似た意味を持つ単語という前提で、少しずつニュアンスを覚えていきましょう。