frightenedとafraidは、どちらも「怖い」「心配する」などの意味を持つ単語ですが、ニュアンスと使い方が異なります。
frightenedとafraidの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント
- frightenedは、突然の恐怖に怯えたり、ぎょっとしたときに使う
- afraidは、幅広く使える「怖い」という意味に加え、不安や心配を表す
- frightenedは名詞を飾れるが、afraidは飾れない
この3点を押さえた上で、詳しく解説していきます。
frightenedの意味や使い方
frightenedは、「ぎょっとした」「おびえた」という意味を持つ形容詞です。
特に、突然襲ってきた恐怖に対しておびえたときに使われます。
frightenedのあとには、of+名詞、by+名詞、もしくはthat SV…が続きます。また、“a frightened woman(おびえた女性)” というように名詞を飾ることができます。
frightenedを使った例文
He was frightened by the figure he saw in the dark. (frightened by) 彼は暗闇で見た人影におびえていました。
She was frightened that there might be a ghost in her room. (frightened that SV…) 彼女は部屋にお化けがいるのではないかと、おびえていました。
I cuddled my frightened kid. (形容詞を飾る) 私はおびえている子供を抱きしめました。
afraidの意味や使い方
afraidは、「怖い」と言いたいときに最もよく使われる、基本的な表現です。
一般的な「怖い」という意味だけでなく、何か悪い事態が起こるかもしれないと弱気になったり心配するときにも使えます。
Frightenedと異なり、“an afraid woman”などと名詞を飾ることはできず、後に続く単語もof+名詞、もしくはthat + SV…に限られます。
afraidを使った例文
I don’t like camping because I am afraid of insects. (afraid of) 私は虫が怖いので、キャンプは好きではありません。
She was afraid of telling the truth to her mother.(afraid of) 彼女は母親に真実を伝えるのが怖かった。
I am afraid that I might fail the test. (afraid that SV…) 私はテストに落ちるかもしれないと心配です。
×I cuddled my afraid kid. (名詞を飾れない)
×I was afraid by a spider. (afraidのあとにbyは続かない)