tripとtravelの違いを解説

「旅行」に相当する英語として思いつく単語には”trip”と”travel”があると思います。しかしこの2つの単語にはニュアンスに違いがあります。

それぞれの違いのポイントをまとめると

チェックしたい重要ポイント!

  • “trip”は比較的短い距離の移動や、外出、おでかけの場合に使用する
  • “travel”は長期で旅行する場合の「旅行」の場合に使用する

上記の違いを意識しながら、実際にどのように使われているのか、詳しい解説を例文と共に見ていきましょう。

最期に理解度チェックの問題もあるので試してみてくださいね。

tripの意味や使い方

“trip”は比較的短い旅行やちょっとしたお出かけを表現する場合に使われ、主に楽しむための旅行を表現する言葉です。

また仕事上で使われる場合は外出や、外回り、出張などの意味でも使われます。

tripを使った例文

We went on a day trip.
私たちは日帰り旅行に出かけた。

My mother made a trip to the supermarket.
母はスーパーに出かけた。

Have a nice trip.
楽しいご旅行を!

travelの意味や使い方

“travel” は比較的長期的な旅行を意味します。海外旅行など、遠くにしばらく出かけるような場合に使われます。

“travel”の単語の成り立ちはフランス語の”travailler(骨を折って働く)“から来ており、「苦労して旅をする」というのが語源です。

そのため海外旅行のような、しっかり準備をして、飛行機や船に乗って長期的に出かける場合の旅を意味します。

また“travel”は動詞として「旅行する」という意味でも頻繁に使われます。

travelを使った例文

Did you enjoy your travel to Italy?
イタリアへの旅行は楽しかったですか?

He set out on another travel abroad.
彼は次の海外旅行に出かけた。

The famous entrepreneur made traveled to the moon.
有名な起業家が月への旅行を実現した。

tripとtravelの理解度チェック!

2つの単語の使われ方を確認したところで、違いが理解できたか確認してみましょう。

まとめ

“trip”と“travel” のニュアンスの違いは理解できましたでしょうか。

比較的短い、楽しみの旅行には”trip”を使い、準備が必要な遠くへの旅については”travel”を使います。

日常会話の中では海外旅行に行った場合だったとしても、楽しみのための旅行であれば“How was your trip to Japan?”(日本への旅行はどうだった?)のように遠くの海外旅行でも”trip”を使います。
最近では海外旅行は身近で誰でもできるようになったため、海外旅行に”trip”を使うのも違和感がなくなってきているのかもしれませんね。