customerとclientの違いを解説

customerとclient はそれぞれ「顧客」「お客様」という意味を持つ単語ですが、使われているシチュエーションは異なります。
そのため、置き換えて使用することはほとんど出来ません。
なんとなくどちらも「お客様」というぼんやりとした意味で覚えるのではなく、この場面ではcustomer、あの場面では client とすぐに判断できるようしっかりと頭に入れましょう。

customerの意味や使い方やパターン

customerは「顧客」という意味を持つ英単語の中では最もよく知られている単語です。
対価を支払ってサービスを受けたり、商品を購入したりする「お客様」は customer になります。
一般的に個人を指す単語なので、企業に向けては使いません。
また、例えば飲食店やサービス業など、短期的な業界において使用されることが多いとされています。

customerを使った例文

Many customers came into the restaurant today. It was so busy.
今日はたくさんのお客さんがレストランに来ました。とても忙しかったです。

How many customers did you serve last month?
先月は何人のお客さんに接客をしましたか?

She is a regular customer at this restaurant.
彼女はこのレストランの常連客です。

The manager is occupied with that customer.
店長はお客様の対応中です。

clientの意味や使い方やパターン

client は「顧客」という意味を持つ単語ですが、「一般の客」というよりも「取引先」や「お得意先」といったビジネスでの関係のニュアンスになります。
customerがレストランのお客様や服を買いに来たお客様などを指すのに対し、client は特定のサービスを依頼するお客様(企業や人)ということになります。
要は買う物の違いでcustomerかclient を使い分ける必要があるのです。

clientを使った例文

I’m going to meet my client at 5:00.
私は5時に顧客と会う予定です。

My client really needs new service.
私の顧客は新しいサービスを本当に欲しがっています。

That new client is giving him a hard time.
彼は新しい顧客に頭を悩ませています。

The lawyer asked her client to tell her the truth.
弁護士は依頼者に真実を話すよう頼みました。

まとめ

customer と client の違いを例文を交えて紹介してきました。
上記でも説明した通り、この二つの単語は意味は似ていますが、使えるシチュエーションは異なります。
customer は一般的な顧客(お金を払って物を買う)、client はビジネス関係での顧客(お金を払ってサービスを買う)というニュアンスの違いがあります。
今回の解説もしっかり頭に入れておくようにしましょう。