“contest”と“competition”はどちらも「競争」という意味を持つ名詞です。
ほとんどの場合言い換えができる単語ですが若干のニュアンスの違いが存在します。
contestとcompetitionの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント
- “contest”は複数の参加者がいてその中から勝者を決める場合の競争
- “competition” は個人と個人やチームとチームなどの２者間での勝利をめぐる間の争い
上記の違いを意識しながら、実際にどのように使われているのか、詳しい解説を例文と共に見ていきましょう。
contestの意味や使い方
“contest”は競争、競技、コンテストという意味を持つ名詞です。
複数の参加者がいる中で、勝者を決めることを指します。
文学、スポーツ、など様々な活動競技に使うことができます。
contestを使った例文
She will participate in beauty contest this year.
彼女は今年美人コンテストに参加するつもりだ。
I heard He is going to win first prize in the art contest.
私は彼が美術コンテストで優勝すると聞いた。
He was selected for the participants for the quiz contest.
彼はクイズコンテストの参加者として選出された。
My brother won a poetry contest when he was a child.
私の兄は子供の頃詩のコンテストで優勝した。
competitionの意味や使い方
“competition” は競争、張り合い、競技、試合などと訳せる名詞です。
本来は何かを獲得するための「～同士の戦い」とか「～との闘い」と２者間の争いの意味があり、その二者間は個人間だけでなく、組織や国同士などの争いなどにも使われます。
力や技能を争う競技や試合などに場面でよく使われる単語です。
competitionを使った例文
There is fierce competition between banks.
銀行間の間で激しい競争が起きている。
I felt nervous from racing them in competition.
私は競争でレースをすることに緊張しました。
There was a great competition between nations in history.
歴史上国家間で大きな争いがあった。
There was a competition with others for a prize.
その賞金をめぐって他人との奪い合いがあった。
He has won the boxing competition this year.
彼は今年のボクシングの試合で優勝した。
まとめ
“contest”と“competition”の違いはお分かりいただけましたでしょうか。
競技やコンテストの意味ではどちらも同じ意味で使われるのですが、多くの参加者の中で１番を決める場合は“contest”で、２者間の争いの場合は“competition”を使います。
ネイティブの中でも混乱する人がいるくらい似ている単語同士ですが、本来の意味を理解すれば使い分けもできると思います。
何かの試合やコンテストがある時にどちらの単語が使われているか確認してみてくださいね。
