smileとlaughの違いを解説

smile と laugh はどちらも「笑う」という意味ですが、詳しく見ていくとかなり使い方が分かれてくると思います。使い方も含め違いを下記にて説明します。

smile 声を出さないで笑うシチュエーションで使われます。にっこり微笑む場合や、喜び嬉しい表情なども smile で表現されることが多いです。
副詞や形容詞と共に用いて使ったり、smile 自体を目的語として使うと様々な「笑う/微笑む」の場面を表現することが出来ます。

laugh 声を出して笑うシチュエーションで使われます。楽しく幸せな瞬間を笑う時も laugh を使いますが、人を馬鹿にしたり嘲笑ったりする場合にも laugh を使います。smile 同様異なる副詞をつけることで色々な「声を出して笑う」意味を表すことが出来ます。

smileの意味や使い方

笑っている女性
smile は「微笑む」という意味です。声を出さずに「笑う」を表現したい時には smile を使うとぴったりでしょう。

smileを使った例文

The baby smiled at his mother.
その赤ちゃんは母親を見て微笑えみました。

She smiled back.
彼女は微笑み返しました。

Ted smiled sadly.
テッドは悲しそうに微笑みました。

You don’t need to force a smile.
作り笑いをする必要はありません。

☆ここでの smile は動詞ではなく名詞です。force は動詞で「〜させる/力で無理に〜させる」、名詞で「力」という意味を持ち、ここでは「笑いを力で無理に作らせる」→「作り笑い」という意味になります。

laughの意味や使い方

笑っている2人の女性
laugh は声を出して「笑う」という意味です。面白いテレビ番組や楽しい会話などで「ワッハッハ」と愉快に笑う時によく使われる表現です。
人を蔑むようなフレーズもあるので、使い方は注意しましょう。
発音も慣れるまでは中々難しいので、何度も声に出して覚えるようにしましょう。laugh【lάːf】【ラフ】と発音します。

problemを使った例文

She laughed a lot last night.
彼女は昨晩大笑いしました。

This made me laugh out loud.
これは大笑いしましたね。

☆laugh out loud は元々ネットスラングで LOL の表現でよく知られています。
見たことがある方もたくさんいらっしゃるでしょう。
日本語でいうところの「大笑い」「爆笑」のような感じです。
上記の例文のように、最近は日常会話や文章でも使われることがあるので覚えておいて損はないでしょう。

He laughed at me!
彼は私のことを嘲笑いました。

☆ laugh at というイディオムは「〜を笑う」「〜を嘲笑う」という人を馬鹿にするというニュアンスを含んでいますので、使用の際には注意が必要です。

Are you laughing with me or at me?
楽しくて笑っているんですか?それとも私のことを笑っているんですか?

☆ laugh with me は「楽しみを共有する」という意味です。
この文章自体ネイティブがよく使う表現の一つになりますので、この機会によく覚えておきましょう。

まとめ

smile と laugh の違いを例文を交えてご紹介してきました。
大きな違いは「声を出して笑うかどうか」なので、そこまで使う際に間違えることはないと思います。
ただ、どちらの単語も使う副詞や前置詞によって意味が大きく異なり、人を嫌な気持ちにさせるイディオムに変わってしまうこともありますので、今回の説明をしっかり頭に入れて使うようにしましょう。