noticeとrealizeの違いを解説

noticeとrealizeの違いを解説します。
どちらとも「気づく」と訳されることが多いですが、ニュアンスが若干異なります。

noticeとrealizeの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント

チェックしたい重要ポイント!

  • noticeは視界に入ったり耳で聞こえたり、五感で「感じる」「気づく」
  • realizeは事実や状況などに関して頭ではっきりと「気づく」「悟る」

この2点を押さえた上で、詳しく解説していきます。

noticeの意味や使い方


“notice”は、何かが視界に入ったり、聞こえたり、五感の働きによって得られる気づきを表すときに用いられます。 例えば、“家に帰ったら良い匂いがしたので、母親が料理していると「気づいた」“ときにはnoticeが使われます。

notice使った例文

My daughter noticed that I minced the bell peppers and put in the curry, and sha complained.
娘は私がピーマンをみじん切りにしてカレーに入れたことに気が付いて、文句を言いました。

He didn’t notice that I have arrived.
彼は私が到着したことに気が付きませんでした。

I had a haircut yesterday, but my boyfriend didn’t even notice.
昨日髪の毛を切ったのに、彼氏は気づきすらしませんでした。

realizeの意味や使い方


“realize”は、今まで気づいていなかった事柄や物事の状況が、何らかの拍子に明確になるときに用いられます。
頭でしっかりと理解したときに使われる点が、noticeとは大きく異なります。 *国によってはrealizeはrealiseと表記されます。

realizeを使った例文

I just realized that I left my wallet at home.
家に財布を忘れてきたことに気が付きました。

Hopefully my students will realize the importance of speaking up and saying their opinion during my class.
私の生徒が私の授業中に、ハッキリと意見を言うことの大切さに気付くといいなと思います。

Did you realize that what you said to her was very rude?
あなたが彼女に言ったことは、とても失礼だったと気が付きましたか?

まとめ

noticeとrealizeの違いがお分かり頂けましたか?
noticeは五感で何かにふと気づいたときに使う一方で、realizeは頭でしっかりと何かを理解したり気づいたときに用いられます。
しっかりと使い分けられるようにしましょう。