i think soとi suppose soの違いを解説

“I think so” と “I suppose so”はどちらも「私はそう思います」と相手の言ったことに同意を示すフレーズですがそれぞれ異なるニュアンスが含まれます。

I think soとI suppose soの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント

チェックしたい重要ポイント!

  • I think soは自分の考えや根拠があって「そう思います」と伝える場合に使う
  • I suppose soは不確実の場合に語調を和らげて「そうだと思います」と伝える場合に使う

上記の違いを押さえながら、実際にどのように使われているのか、詳しい解説を例文と共に見ていきましょう。

I think soの意味や使い方

“I think so”は何かに同意するときに「そう思います」と表現する方法です。
相手の言った事に対して自分も賛成であったり、同じ意見であったりする時の返答で使います。
さらに語尾の「too」を付けて自分も同意していることを強調することもできます。

否定分にすると「I don’t think so」となり、相手の意見に対して違った意見を持っているという意思を表明できます。

文の構造を詳しくみていくと「I think ~」で「私は~と思う」で、その後の「so」で「そのように」と訳せる分の構造になっています。

そのため文脈によっては、返答の時以外でも「~のように考える」とも訳せる場合があります。

I think soの例文を使った例文

Do you think he is guilty? – I think so.
「彼は有罪だと思う?」 - 「そう思います。」

I think it was just an illusion. – I think so too!
「あれはただの幻だったと思う」- 「私も賛成です!」

I think I have a headache. – I don’t think so. You just slept too much.
「頭痛がする気がするな。」 – 「違うと思うよ。ただ寝すぎただけだよ。」

Her generosity is a gift. I should rather think so.
彼女の寛大さは天性のもの。私はむしろそう考えるべきだ。

I suppose soの意味や使い方

“I suppose so”は何か聞かれたりしたときに「そうだと思います」と考えを伝える時に使います。
「確信や根拠はないけれど、知る限りはそうだと思う」という場面の返答としてよく使われます。
また相手の言ったことを控えめに肯定する時にも使えます。

否定分ではあまり使わない表現です。

ニュアンスとしては「I guess so」(そうじゃないかと思います)に近いですが、それが少しフォーマルになると「I suppose so」(そう推測します)となります。

“suppose”の単語そのものが「推定する」とか「仮定する」という意味を持つので、そこからも確信度が劣る表現であることが分かります。

I suppose soを使った例文

You said he arrives at 10. – I suppose so. He tends to be late.
彼は10時に着くって言ったよね。 – そうだと思うけど。彼はいつも遅れがちだからね。

It’s so humid today. Is it because of typhoon? – I suppose so.
今日は蒸し暑いね。台風のせいかな?- そうじゃないかと思うけど。

We have been waiting more than an hour. Can we just start eating? – Well, I suppose so.
もう私たち1時間以上も待っているよ。食べ始めていいんじゃないかな?- うーん、そうだね。

You are 5 years younger than my brother. Wait, Are you 18 years old? – I suppose so.
あなたは私の弟より5歳下だから、待って18歳ってこと? – そうゆうことになりますね。

まとめ

“I think so” と “I suppose so”は両方とも「そう思う」と相手の意見に同意する時に使いますが、それぞれ違ったニュアンスを持つ表現であることが分かりますね。

自分の確信度が高い場合は“I think so” を使い、根拠や自信はないけれど同意をしたい場合には”I suppose so”を使います。

でも会話の中でいつも「I suppose so」と言ってばかりだと、意見や意思がない人と思われてしまうので、しっかり考えてから「think」を使って答える方が日常的にはいいですね。