defend と guard はどちらも「守る」という日本語のニュアンスがあることで知られています。
英単語でありながら、日本語としてそのまま使われている パターンもありますね。
サッカーのディフェンダーや、水辺での安全を監視するライフガード、などの言葉を聞いたことがない人はいないでしょう。
今回は「守る」という意味を持つ defend と guard について詳しく説明していきます。
defend 守る、守備をする という意味があります。敵の攻撃から身を守ろうとする際に使われることが多いです。(反撃する意味を含む)
guard 守る、護衛をする という意味があります。敵の攻撃に備えて守る、というところから「警備する」や「見張る」といった意味もあります。
defendの意味や使い方やパターン
defend 守る、守備をするという意味があります。
サッカーのディフェンダーは、攻撃から守る人、という意味ですね。
そのため、敵の攻撃を防御する場面や奪われるのを防ぐために反撃するシーンでよく使われる単語です。
身を守るだけでなく、反撃をする時にこの defend は使われます。
そこが guard との一番の違いになります。
defendを使った例文
We have to fight to defend our country.
私たちの国を守るため戦わないといけません。
The police officer defended me from my ex-husband.
警察官が元夫から私を守ってくれました。
He defended very well in that game.
彼はその試合でよく守りました。
I don’t understand why you are defending her.
あなたがどうして彼女を守るのか理解できません。
guardの意味や使い方やパターン
guard 守る、攻撃から人や身を守ったり、場所や物が悪い状態にならないように見張ったり、という意味があります。
動詞よりも名詞の方がよく知られているかもしれません。
guard dog で番犬、security guard で警備員など、「警備」という名詞からできた単語もたくさんあります。
ちなみに guard man (ガードマン)は和製英語なので、海外では通じません。使わないように注意しましょう。
guardを使った例文
The police officers were guarding that doctor yesterday.
昨日警察官がその医者を警備していました。
He guarded the inmate 24/7.
彼は24時間体制でその受刑者を監視しました。
刑務所で受刑者を監視することもこのguard を使って表現することが出来ます。
That question caught me off guard.
その質問に不意を突かれました。
off guard (ガードしてない→油断をしている)状態の時に誰かを捕まえる、というニュアンスですね。覚えておいて損はないので、この機会に頭に入れておきましょう。
Keep your guard up!
油断しないでね!
とても便利なので覚えておくといいでしょう。
まとめ
defendとguardの違いを例文を交えて紹介してきました。
「守る」というベースの意味は同じですが、使うシーンは異なる場合が多いです。
身を守る上で反撃が必要な場面では defend、安全維持のために守る(警備する)場面では guard というふうに使い分けが必要です。
例文を参考に、しっかりと頭に入れておきましょう。