関係代名詞例文で完璧に理解

英会話力を上げる【関係代名詞の基本】

関係代名詞の基本を押さえると、あなたの英会話が流暢になります。

なぜなら、短い文を1つの文にすることが出来るからです。以下の例を見てみましょう。

例)I have a friend. He lives in Canada.
これを、個別に読むと「私は、友達がいます。彼はカナダに住んでいます。」という風に聞こえます。
日本語で聞いても、流暢なイメージはありませんよね?

では、関係代名詞で1文にしてみましょう。
すると、
I have a friend who lives in Canada.
「私は、カナダに住んでいる友達がいます。」
となります。日本語のイメージがかなり、流暢になったと思います。

このように、初心者英語を抜け出し、ワンランク上に行くには、関係代名詞の基本を押さえることは必須です。

本記事で、誰でも簡単に理解できるように、関係代名詞の使い方を解説していきます。

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関係代名詞の基本

関係代名詞は、【名詞】に【名詞を説明する節】をつなげるために使用するものです。

関係代名詞は、修飾する名詞が人か人以外か、関係代名詞が後ろに続く節の中で、どのような働きをするかで、以下のような形になります。

 

先行詞
主格
所有格
目的格
Who
Whose
Who(m)
人以外
Which
Whose
Which
人・人以外
That
That

 

関係詞の組み立て方は、3ステップです。

①先行詞を確認する(人or人以外)

②先行詞を説明する文の主格or所有格or目的格になっているところを消す。

③先行詞を説明する文の始めに関係代名詞を置いて、先行詞とつなげる。

それぞれの関係代名詞の組み立て方について、詳しく説明していきます。

WhoとWhich(主格)

Whoは人に対して使う

例①)I have a friend. He lives in Canada.の文を1つにつなげてみましょう。

I have a friend who lives in Canada. (私は、カナダに住んでいる友達がいます。)となります。

a friend(人)の内容を説明しているのがHe lives in Canada.の文です。
人を先行詞としているので、Whoを使用します。文の組み立て方は以下です。

①He lives in Canada.のHeを消す。

②先行詞を説明する文の前にwhoを置き、先行詞とつなぐ。

【I have a friend+he lives in Canada.】= I have a friend who lives in Canada.

例②)The guy who is standing over there is my father.
【The guy+He is standing over there.】(あそこに立っている男は、私の父です。)

例③)I`ve never met a woman who is taller than me.
【A woman+She is taller than me.】(私よりも背が高い女性と会ったことがない。)

Whichは人以外に使う

WhichもWhoと同じように、使用します。ただし、先行詞が人以外の場合にしか使用できないので注意しましょう。
× I have a friend which lives in Canada.

例①)I have visited a temple which was built 500 years ago.
【I have visited a temple+a temple was built 500 years ago.】
(私は、500年前に建てられたお寺を訪れました。)

例②)I would like to buy a house which stands by the sea.
【I would like to buy a house+a house stands by the sea.】
(私は、海のそばに立っている家が欲しいです。)

WhomとWhich(目的格)

WhomとWhichは、関係代名詞が関係詞節の中にある目的語として働く場合に使用します。

難しい言葉が羅列して理解しにくいので、例文を見ながら理解していきましょう。

Whomは人の場合

例)The man whom I lent money yesterday ran away from me.
(昨日私がお金を貸した男は、私から逃げた。)

関係代名詞が使われている部分は、【The man whom I lent money yesterday】の部分です。

関係代名詞でつなげる前は【The man ← I lent him money yesterday】になります。

himが目的語になり、The man=himの関係になっています。
The manは人なので、このような場合にWhomを使います。

文の組み立て方

①I lent him money yesterdayの目的格の himを消す。

②先行詞を説明する文の前にwhomを置き、先行詞とつなぐ。

【The man+I lent the man money】=The man whom I lent money yesterday

Whichは人以外の場合

WhichもWhomと同じように使います。ただし、目的語が人以外の場合になります。
例)This is the city which I was born in.
(これは、私が生まれた町です。)

【the city←I was born in the city.】 the cityが目的語になります。
目的語が人以外になるので、Whichを使用します。
目的語であるthe cityを消して、先行詞を説明する文の前にwhich置きます。

【The city+ I was born in the city.】=The city which I was born in.

Whose(所有格)

先行詞の所有しているものを説明する文をつなげる場合に、whoseを使用します。
この関係代名詞は、先行詞が人であろうと、人以外であろうと、whoseを使用します。

例)I have a friend whose sister is a famous actress in Japan.
(私は、姉が日本で有名な女優である友達がいます。)

上記の文を2つに分けると、
【I have a friend+Friend`s sister is a famous actress in Japan】

A friendの所有格=Friend`sになるので、Friend`sを消して、先行詞を説明する文の前に持ってきます。
そして、2つの文をつなげます。
【I have a friend whose sister is a famous actress in Japan】

先行詞が、人以外になっても同じです。
例)I would like to get a laptop whose function is great.
(良い機能を持ったパソコンを買いたいです。)

【I would like to get a laptop+Laptop`s function is great.】=I would like to get a laptop whose function is great.

That

Thatは主格と目的格2つの用法で使うことができます。
よくwhichの代わりに使われます。なぜなら、同じような働きをするからです。

主格のThat

例①)I gave my friend the jacket that were sent to me by my mother.
(私は、母から送られたジャケットを友人にあげた。)

例②)He gave me all of money that was in his pocket.
(彼は、ポケットに入っている全てのお金を私にくれました。)

目的格のThat

例①)I used all of energy that I had.
(私が持っている全てのエネルギーを使った。)

例②)The book that I bought yesterday is really interesting.
(昨日私が買った本は、とても興味深いです。)

まとめ

関係代名詞は、2文以上で説明しなければならない情報を1つにまとめることが出来ます。

そのため、聞き手が理解しやすくなり、英語の流れがスムーズになります。

その関係代名詞には、以下の種類があり、修飾する先行詞によって使い分けがされています。

 

先行詞
主格
所有格
目的格
Who
Whose
Who(m)
人以外
Which
Whose
Which
人・人以外
That
That

 

関係詞の組み立て方

関係詞の組み立て方は、
①先行詞を確認する(人or人以外)

②先行詞を説明する文の主格or所有格or目的格になっているところを消す。

③先行詞を説明する文の始めに関係代名詞を置いて、先行詞とつなげる。

Whoの場合

例)Whoの場合
I have a friend. He lives in Canada.
①先行詞はa friend(人)であることを確認

②先行詞を説明する文の主格はHeであるので、Heを文中から消す。
I have a friend. lives in Canada.

③関係代名詞はWhoになるので、それを文頭に置き、2つの文をつなげる。
I have a friend who lives in Canada.

Thatは主格と目的格の両方の働きをします。
そして、Whichの代わりによく使われます。ただし、ThatとWhichには使い分けがある。

主格のThat

例)I gave my friend the jacket that were sent to me by my mother.
(私は、母から送られたジャケットを友人にあげた。)

目的格のThat

例)I used all of energy that I had.
(私が持っている全てのエネルギーを使った。)

次回は、ThatとWhichの使い分けと関係代名詞の限定用法・継続用法について解説いたします。

関係代名詞の限定用法・継続用法につきましては、英語の文献を読む際に、活躍する知識です。

ライティングにも使える文法なので、確認必須です。

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この記事を書いている人

ザキさん
タイ在住の30歳男性です。 大学在学中にカナダに留学、TOEICのスコアは315点から915点まで上がりました。 帰国後は、語学を活かしたいという理由で貿易会社に勤務。 さらなるキャリアアップを目指し、現在はタイで営業マンとして働いています。 以前の私のように、英語で挫折しているあなたに英語の可能性を知って欲しい、英語の勉強の手助けをしたい、そんな思いで記事を書かせて頂いています。