「これから英語を独学で勉強したいけど、何から始めて良いかわからない。」
「社会人の独学におすすめの英語勉強法を知りたい。」
などとお考えの社会人の方はぜひこの記事をお読みください。
社会人になったら忙しく、満足な勉強時間を確保できない場合も多いですが、勉強法を工夫することで多忙な中でも英語力を高めることは十分に可能です。
社会人が英語をマスターすれば、キャリアアップや人脈の広がり、趣味や海外旅行での活用など、さまざまなメリットが得られます。
今回はこれから英語学習を始める社会人の方におすすめの英語勉強法を4種類紹介します。
初心者向けの英語学習の流れや独学に効果的なエクササイズなどもお伝えするのでぜひ参考にしてください。
社会人の英語独学はスキマ時間で勉強すべき
社会人の場合、忙しくてまとまった勉強時間を確保できないことも多いはずです。また勉強時間を作れたとしても、朝から夕方まで働いた後に2〜3時間英語を勉強するといった日々を継続するのはハードルが高いでしょう。
そこで社会人の方には、スキマ時間を活用した英語の勉強をおすすめします。
例えば、通勤時間・お昼休み・帰宅時間に合計で1時間勉強できたとすると、平日のスキマ時間だけで5時間、そこに休日の勉強を組み合わせるとかなりの勉強時間を確保することが可能です。
具体的な目標を立てることも超重要
英語の勉強で十分な学習効果を得たいなら、具体的な目標を立て、それに向かって頑張るのがおすすめです。
目標を立てることで、現状と理想のギャップを明確にでき、学習計画を定めやすくなります。
また目標がはっきりすることで、勉強のモチベーションも高められます。
目標は例えば以下のようなものが良いでしょう。
<英語学習の目標の例>
- 転職に向けて仕事に活かせるレベルまでビジネス英語を習得する
- 昇進のためにTOEICやTOEFLで◯点を取る
- 海外旅行を楽しめるようにある程度の日常会話をマスターする
目標を立てたら、それに向かってどのような勉強をするのかを考え、学習計画を立てましょう。
英語の初心者がゼロから勉強を始める場合は、後述の「ゼロから英語学習を始める場合の流れ」もぜひ参考にしてください。
社会人はビジネス英語だけ勉強するのもアリ
社会人の方は、英語を仕事に役立てたいと考えて勉強を始める場合が多いでしょうから、ビジネス英語だけに的を絞って勉強するのもひとつの手です。
ビジネス英語に特化すれば、覚えるべき単語や表現の数を抑えられるため、効率良く英語を習得できます。
日常会話全般に使用される英単語の数に比べて、ビジネス英語の単語数は半分以下と言われることもあるので、短期間で結果を出したい方におすすめです。
英語ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンでリアルな英語を会話から学びたい!そんな方にはロゼッタストーン・ラーニングセンターがおすすめです!
自分に合った独学勉強法を見つけよう
社会人の方が英語学習を成功させるには、自分に合った勉強法、自分が無理なく続けられ、なおかつ十分な成果が出る方法を見つけることが大変重要です。
後述の「【初心者向け】社会人におすすめの英語勉強法4選」でも詳しく紹介しますが、社会人の英語勉強法にはいろいろな種類があります。
そのため、ひとつの勉強法に固執する必要はなく、自分に合わないと感じたら方法を変更すべきです。
例えば、テキストベースの学習があまり楽しくないと感じるのであれば、アプリやYouTubeなどを活用してみると良いでしょう。
社会人がゼロから英語の独学を始める場合の流れ
英語初心者の社会人の方が、ゼロから英語学習を始める場合は、以下の流れで勉強を進めるのがおすすめです。
「英語を勉強したいが何から始めたら良いのかわからない」という方は、ぜひ以下の順序で勉強を進めてみてください。
1. 中学英語の復習・定着
英語初心者が大人になってから勉強を始める場合、まずは中学英語の復習から手をつけるのがおすすめです。
中学英語には単語や文法・文型の基礎が詰まっており、中学英語だけでも日常会話の8割はこなせると言われています。
よって中学英語をマスターしておけば、その後の英語学習が楽に進められる可能性が高いです。
とはいえ、基礎学習ばかりではモチベーションが保ちにくい場合もあるでしょうから、ひとまずざっと見直し、あとは不明点が見つかり次第適宜復習するという方法でも構いません。
2. 会話で使う単語や表現を覚える
続いては、会話で使う英単語や表現をインプットしていきましょう。
英語を仕事に活かしたいならビジネス英語向けの教材、トラベル会話をマスターしたいなら海外旅行向けのフレーズ集など、目標・目的に応じたツールを選択するのがおすすめです。
3. 実践的な英会話の練習を積み重ねる
英会話で使う単語や表現をインプットしたら、次にすべきはアウトプットです。
英語学習ではインプットとアウトプットをバランスよく行うことで、学習した内容が記憶に効率良く定着すると言われています。
またアウトプットの機会を作ることで、「次にこの表現を使ってみよう」などと考えながらインプットに意欲的に取り組めるという相乗効果もあります。
なお、英会話の練習にはオンライン英会話を活用するのがおすすめです。
オンライン英会話であれば、忙しい社会人の方でも空いた時間で効率良く英会話の練習ができます。
英語を独学で勉強するのも良いですが、英語を話さなければいけない環境に自分を置いてしまうのが、英語を話す近道になります。
TOIECが目標なら基礎固め→過去問演習
TOEICで目標点を取るために勉強する場合は、中学英語の復習から過去問演習に移行するのも良いでしょう。
一般的なTOEIC L&Rにスピーキングの問題はないので、点数を高めるだけなら英会話は必要ありません。
こちらでTOEICの問題集についてご紹介しています。
TOEICリスニング攻略におすすめの本「TOEIC®L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニングシリーズについてご紹介しています。
【初心者向け】社会人におすすめの英語独学勉強法4選
以下では、これから英語の勉強を始める初心者におすすめの英語勉強法を4種類紹介します。以下の中から、自分に合った勉強法を探してみてください。
1. スキマ時間でアプリ学習【一番人気】
英語アプリはスキマ時間との相性が抜群なので、忙しい社会人の英語学習にはうってつけです。
事実、アプリ学習は社会人が選ぶ「効果があったおすすめの英語勉強方法」第1位にも選ばれています。
※参考:「【社会人におすすめの英語勉強方法ランキング】500人アンケート調査」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000041309.html
最近は内容が充実したアプリも多数リリースされているので、気軽に英語を勉強し始めたい方にもおすすめです。
中でもおすすめなのがスタディサプリです。
スタディサプリは英語学習者の中で人気の高いアプリです。
2. 本や参考書を読み込む【独学の定番】
単語や表現を覚えたり、文法・文型の知識を体系的に理解したりするのには、本や参考書を活用するのもおすすめです。本や参考書だと内容の質が一定以上に担保されていますし、スキマ時間に見やすいのもメリットだといえます。
しかしながら、本や参考書はインプット向けの教材なので、学習効果を高めるにはオンライン英会話などのアウトプット学習を並行して行うべきです。
また後述の「英語の独学に効果的なエクササイズ3選」をあわせて行うのも良いでしょう。
3. 勉強サイトやYoutubeの活用【完全無料】
インプット学習には、勉強サイトやYouTubeを活用するのもおすすめです。
勉強サイトやYouTubeもスキマ時間のスマホ学習に向いており、お金もかからないので気軽に始められます。
スマホを使う機会が多い初心者の方であれば、例えば、日頃のネットサーフィンやゲームの時間を勉強サイト・YouTubeでの勉強に置き換えるだけでも、一定以上の学習効果を望めます。
下記のような英語勉強を隙間時間に毎日少しでもやるだけでも学習効果はかなりあります。
他にも色々な動画を定期的に上げているので是非ご利用してみて下さい。
4. オンライン英会話を受講【無料体験あり】
社会人が英会話のアウトプットをするには、オンライン英会話が最適です。
オンライン英会話なら、手軽にネイティブスピーカーなどと会話する機会を得られ、普段の勉強でインプットした知識を実践的なスキルへと昇華できます。
また自宅からレッスンを受けられるので続けやすい、通学式の英会話スクールよりも料金が安いといったメリットもあります。
社会人が英語の独学に効果的なエクササイズ3選
最後に英語を独学する際におすすめのエクササイズを3種類紹介します。独学の場合、勉強がインプット学習に偏ったり、勉強法がマンネリ化したりすることもあるので、以下の方法で勉強にバリエーションを持たせてみてください。
1. 精読と音読【読む・聞く】
精読は、英語の文章を一文一文丁寧に読み取っていくエクササイズです。
単語や文法の正しい知識を身につけたり、文構造の理解を高めたり、英文の読解速度が高まるという効果も期待できます。
精読のやり方
- 前から後ろへ読んでいく
- 5分程度集中して行う
- 1分あたりの目標単語数を決める(理想は200語以上)
精読を行ったら、今度はその文章を音読してみましょう。
声に出して読むことで、英語を発音する口の筋肉が鍛えられて発音が向上し、スピーキング力アップにつながります。
音読のやり方
- 最初はゆっくり、慣れればスピーディに読んでいく
- 10〜15分程度連続して読み続ける
- 大きな声を出せないときは耳栓やヘッドホンをして読む
2. シャドーイング【聞く・話す】
シャドーイングは、英語の音声を聞きながら、聞こえた通りに真似して発音していくというエクササイズです。
難易度は少し高いですが、リスニング力とスピーキング力&発音を同時に鍛えられます。
シャドーイングのやり方
- 聞く英文を理解し、音読する(準備段階)
- 聞き取りやすい部分、言いやすい部分から徐々に完成度を高めていく
- 英語特有のイントネーションを意識する
3. ディクテーション【聞く・書く】
ディクテーションは、流れてくる英語の音声を一語ずつ書き取っていくというトレーニングです。
リスニング力に加え、ライティング力を鍛えられ、あわせてスペリングや文法の復習にもつながります。
ディクテーションのやり方
- 時間は30分〜1時間程度
- 反復して音声を聞き、まずは文章をすべて仕上げる
- 一語一句書き取ったら、スクリプトで答え合わせ&復習
まとめ
忙しい社会人でも、目標を明確にしてスキマ時間を有効活用することで、英語の独学で確かな成果を上げることは十分に可能です。
勉強法は、アプリ学習やテキスト学習、勉強サイト・YouTubeの活用、オンライン英会話の中から、自分に合ったものを選んでみてください。
また独学の場合は、精読・音読やシャドーイング、ディクテーションのエクササイズを上手に活用するのがおすすめです。
以上を参考に、早速今日から英語学習を始めてみましょう。
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