will be doing、will have doneの英語の文法

willとbe going toの違い

前章でも学びましたが、改めてニュアンスの違いをおさらいしていきましょう。
しかし、ネイティブスピーカーは感覚で使い分けており、正直どちらを使っても意味に大差はないという場面もあるので、あくまで大枠を掴むことが目標です。
多くの例文に触れ、自然と口から出てくるまで繰り返し練習をしましょう。

Willの使い方

①単純な予想
It will rain today.
(今日は雨降りそうだね。)

②その場で決めた未来
Wow, that sandwich looks great. I’ll get it.
(うわ、あのサンドイッチ美味そう。あれ買おうかな。)

be going toの使い方

①根拠のある予想
Look at the huge dark clouds. It’s going to rain today.
(あの大きな黒い雲を見てよ。今日は雨が降りそうだね。)

②予定していた未来
I’m going to buy a sandwich for lunch.
(お昼にサンドイッチを買う予定です。)

will be doingの解説

現在進行形、am/is/are + doingは「…している途中、最中」という意味でした。
それに未来を表すことができる’will’と一緒に用いることで、『未来のある時点において、…している最中だろう。…しているはずです。』という未来の動作を表せます。

I will be going to see a concert tomorrow night so I’m sorry – I can’t go out with you.
(明日の夜は友達とコンサートに行っているから、ごめんね。君とデートはいけないよ。)

また、ある程度以上確定した未来の予定を表すため、ビジネスシーンでも多用されます。
よりプロフェッショナルな響きも加わるため、メールでは’be going to do’よりも頻繁に用いられます。

We will be attending the opening event tomorrow morning.
(明朝のオープニングイベントに立ち会わせていただきます。)

will have doneの解説

現在完了形’have done’は、過去の話をしつつ現在の状態を表す表現でした。
未来完了形’will have done’は、これまでのことを踏まえつつ未来の状態を予想する表現です。

『今までこうだから、今後こうなるだろうな』と推測する未来完了形。学校では、『継続・経験・完了(結果)』の3用法がありますよと習ったことでしょう。
しかし、以前現在完了形や過去完了形で学んだように、未来完了形も下記の図のようなイメージを持ちながら練習していくことが肝要です。
いちいち頭の中で思い出していては、ネイティブスピーカーの会話スピードについていけません。
また、期間を表す表現と相性が良い点も現在完了形と同様です。

I ordered a new car a long time ago. I’m planning on driving to Queensland in January, so hopefully, my car will have arrived by the end of this year.
(随分前に新車を注文しました。1月には車でクイーンズランドまで行く予定だから、年末までには届くといいんだけど。)

I’m not sure that I will have learned enough about how to drive by the end of the intensive course. It’s just for two weeks?
(この運転免許合宿が終わるまでに運転できるようになっているか自信がないよ。たった2週間だよ?)

まとめ

  • ‘will’ と’be going to’は明確に使い分ける場合と曖昧でどちらを使っても問題ない場合もある。
  • ‘will be doing’はある程度以上確定した未来を表すため、ビジネスシーンにおいても多用される丁寧な表現。
  • ‘will have done’は将来の状態を予想する際に用いる。文脈で解る、もしくは重要ではない動作の出発点はあえて言及しないという点は、同じ完了形でも過去完了形とは異なる。

willやbe going to等を使った英語リスニング聞き流し

willやbe going to等の例文30個あるので、使い方の勉強やリスニングの勉強にお役立て下さい。

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