bigとlargeの違いを解説します。
bigとlargeの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント
- bigは主観的に大きい
- largeは容量や面積など物理的に大きい時に使う
- bigは物の大きさの他に「重要な」や「印象が強い」を意味する
この3点を押さえた上で、詳しく解説していきます。
bigの意味や使い方
“big”は、話し手の主観で「大きい」と決められたときに使われます。
そのため、聞き手は実際にどのくらい大きいのかはハッキリ分からず、その人にとって大きいと感じるサイズだという印象になります。
また、物理的な大きさだけでなく、物事の重要さ(big project=重要なプロジェクト)や印象が強い(big event=何かを変えるような大きな出来事)を表すときにも“big”を用います。
bigを使った例文
This T-shirt is too big for me.
このTシャツは私には大きすぎます。
She made a really big decision last year, yet she hasn’t regretted it.
彼女は昨年、とても大きな決断をし、それに対して後悔をしていません。
Global warming is a big problem in the world nowadays.
地球温暖化は、近年世界の大きな問題です。
largeの意味や使い方
“large”は実際の物理的な大きさを表します。
個人の間隔ではなく、実際に数値で見られる面積や体積など、客観的に誰が判断しても「大きい」ときに用いられます。
また、数量を表すときは必ず”large”を用い、”big”は使われないと覚えておきましょう。
例:a large number of people=多くの人々
largeを使った例文
It is a large hotel and they can accommodate maximum 5,000 people.
それは大きなホテルで、最大5,000人を収容できます。
A large amount of water resources is used in the manufacturing process of clothes.
服を製造する過程では、大きな量の水資源が使われます。
Japan is not as large as Canada.
日本はカナダほど大きくありません。
big VS large
This T-shirt is big. →話し手にとって大きいシャツ、実際のサイズは分からない
This T-shirt is large. →実際にLサイズで売られているシャツ
This event was big. →参加人数や規模大きなイベント/もしくは数人しか参加していないけど、話し手にとって大きな影響を与えたイベント
This event was large. →参加人数や規模が大きなイベント
まとめ
bigは話し手にとって大きいと感じる物、一方でlargeは実際の容積などの大きさを表します。
そのため、フォーマルなシーンではlargeが使われることも多く、逆に日常会話ではbigが良く聞かれます。
bigは物理的な大きさ以外にも使えるシーンが多いので便利な単語です。