get+inとget+intoは、どちらも「入る」「到着する」などの意味がありますが、シチュエーションによっては使い方が異なります。
get inとget intoの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント
- 「囲まれた空間」に入る場合get+inとget+intoは同じ意味を表す
- 街などの「囲まれていない空間」や、セキュリティーのかかった「入りずらい場所」に入り込むときは、目的語の有無によって使い分ける
- get+intoは「興味を持つ」という意味でも使われる
この3点を押さえた上で、詳しく解説していきます。
get+inとget+intoの意味や使い方
get+inとget+intoどちらも使える場合
部屋や車など「囲まれた空間」に入る場合、get+inとget+intoどちらも使うことができます。
Please get in/into the room and be quiet.
部屋に入って静かにしていてください。
As soon as we got in/into the car, the driver started talking.
車に入るとすぐに運転手が話し始めました。
I saw her getting in/into the café this morning.
私は彼女が今朝カフェに入っていくのを見ました。
街や都市などエリアに入る場合
街や都市などのエリア、いわゆる「囲まれていない空間」に入るときも、「到着する」という意味でget+inとget+intoを使うことがあります。その場合、直後に目的語をとらない場合はget+in、目的語をとる場合はget+intoを使います。
My daughter got in last week.
私の娘は先週着きました。
My daughter got into Tokyo last week.
私の娘は先週東京に着きました。
What time do you think you will get in?
何時頃着きそうですか?
What time do you think you will get into the town?
何時頃街に着きそうですか?
入りずらい場所に入り込む場合
主に鍵のかかった場所や、セキュリティのかかった場所に入り込む場合にも、get+inとget+intoを使うことができます。
その場合、エリアに到着する場合同様、直後に目的語をとらない場合はget+in、目的語をとる場合はget+intoを使います。
How did you get in without a key?
どうやって鍵なしで入りましたか?
How did you get into the room without a key?
どうやって鍵なしで部屋に入りましたか?
Somebody got in last night and stole the money.
誰かが昨夜侵入してお金を盗みました。
Somebody got into our house last night and stole the money.
誰かが昨夜私たちの家に侵入してお金を盗みました。
get+intoは「興味を持つ」という意味でも使われる
get+intoは、何かに対して「興味を持つ」という意味でも使うことができます。 さらにランニングやヨガなど、習慣化されたことに対しても使うことができます。(例文2参照)
My daughter used to be into cooking, but recently she has been getting into piano, too.
私の娘は以前は料理にはまっていましたが、最近はピアノにも興味があるようです。
I tried to get into yoga last summer but it was hard to continue.
私は去年の夏にヨガを習慣にしようと試みましたが、続けるのが大変でした。