「役に立つ」を意味する“useful”と“helpful”の違いを解説します。
- usefulは主に「便利な物」に対して使う
- helpfulは主に「役に立つ人/役に立つような行為」に対して使います
この2点を押さえた上で、詳しく解説していきます。
usefulの意味や使い方
“useful”は「便利な」「役に立つ」と言う意味を持つ形容詞です。
主に物に対して使います。
「あなたは親切ね」と言う意味で“You are useful”と言ってしまうと、いわゆる「使えるやつ」「パシリ」と言う意味になり非常に失礼なので、気をつけましょう。
逆に命令や自分のことに対してあえてusefulと言う単語を用いる場合があるので、例文3を確認しましょう。
usefulを使った例文
The tool you gave me was useful.
あなたがくれた道具がとても役に立ちました。
This app is very useful to learn new language.
このアプリは新しい言語を学ぶのにとても便利です。
My boss yelled, “Make yourself useful!“.
私のボスは「役に立てるようになれ!」と怒鳴りました。
→人に対して使う例
helpfulの意味や使い方
“helpful”は“rest”と同じく「役に立つ」「便利な」と言う意味を持ちますが、helpという単語からも分かる様に、“手助け”という意味が隠れています。 そのため、人がしてくれた行為に対して使うことが多いです。
helpfulを使った例文
You are so helpful. Thank you for helping me with moving.
とても助かりました。引っ越しを手伝ってくれてありがとう。
He is always helpful to poor people.
彼は貧しい人々に対していつも手を差しのべています。
Your advice was very helpful.
あなたからもらったアドバイスはとても役に立ちました。
usefulとhelpfulの理解度チェック!
2つの単語の使われ方を確認したところで、違いが理解できたか確認してみましょう。
理解度チェックの問題
問1
彼はいつも生徒の力になろうとしています。
He is always ____to his students.
A: useful
B: helpful
問2
私は人の役に立とうとしましたが、何をしたら良いのか分かりませんでした。
I tried to be ____to other people, but I didn‘t know what to do.
A: useful
B: helpful
問3
この情報はあなたの役に立つはずです。
This information should be ____for you.
A: useful
B: helpful
問4
彼の脳はこの会社で使えるかもしれないぞ。
His brain can be ____in this company.
A: useful
B: helpful
問5
彼はいつも客の役に立っているから、うちの事務で1番の売り上げを達成したんだよ。
Because he has always been ____to his customers, he achieved the best sale in our office.
A: useful
B: helpful
まとめ
usefulとhelpfulの違いを解説しました。基本的にusefulは物、helpfulは人の手助けが関与しているときに使います。
まれに例外がありますが、ニュアンスを掴むには時間がかかるので、何度も練習をして慣れていきましょう。