カタカナ英語で、バードウオッチングは鳥(bird)を観察すること、チキン(chicken)は鶏肉のことを意味します。
英語ではbird とchickenはどのような違いがあるのでしょうか?
birdとchickenの違いを学ぶ前にチェックしたい重要ポイント
- bird は鳥を表すもっとも一般的な言葉。
- chickenはにわとりですが、普通は食用の鶏肉(チキン)を表す言葉。
この2点を押さえた上で、詳しく解説していきます。
birdは鳥を表す一般的な言葉
birdは
- dove(鳩)
- eagle(鷹)
- sparrow(雀)
- swallow(燕)
などの鳥を総称する言葉です。
単に鳥を表すだけでなく、スラングやことわざにも使われます。
birdを使った例文
What is your favorite bird? I like eagles.
好きな鳥は何ですか?鷹です。
Kill two birds with one stone.
一つの石で二匹の鳥を殺せ。(一石二鳥)
The early bird catches the worm.
早朝の鳥は虫を捕らえる。(早起きは三文の徳)
He gave me the bird.
彼は怒りのポーズを見せた。(中指を相手に突き立てるポースのスラングです)
chickenは、にわとりと鶏肉の意味がある
chickenは、にわとりを指す言葉です。
オスをrooster メスをhenといいます。
ただ、最近は都市化で、にわとりをみかけなくなったこと、牛肉よりも鶏肉のほうが健康に良いなどの理由で人気があがっていることから、chickenは食用の肉をイメージする人が多いです。
birdと 同様に多くの成語、スラングとしても使われます。
chickenを使った例文
Don’t count your chickens before they are hatched.
卵からとりが生まれる前に、ひなを数えるな。(取らぬ狸の皮算用)
It is impossible to solve the problem. It looks like a chicken and egg situation.
その問題を解くのは不可能だ。まるで鶏が先か、卵が先かのようだ。
(a chicken and egg situationは解決できない状況です。)
Are you chicken ?
あなたは臆病者?chicken は 臆病者という意味もあります。
birdとchicken の違いのまとめ
birdとchickenもよく聞きますが、birdは鳥全体を表す言葉、chickenはにわとり全体を表す言葉ですが、食用の鶏肉のイメージのほうが強いです。
どちらも多くのスラングや成語がありますが、英会話の幅をひろげるためにも使い方をマスターしてください。