blowの意味や解説
動詞blowの主な意味は以下になります。
- 吹く/（風に）吹かれて動く
- 息を吹く/息を吹きかける
- （笛などが）鳴る/息を吹きかけて鳴らす
- 激怒する/怒る＊スラング
- つまらない＊スラング
blowの三人称単数形、現在分詞形、過去形、過去分詞の発音記号
blowの三人称単数形・現在分詞形・過去形・過去分詞は以下になります。
| 形 | 変化 | 発音記号 |
|---|---|---|
| 基本形 | blow | /bloʊ/ |
| 三人称単数形 | blows | /bloʊz/ |
| 現在分詞形 | blowing | /ˈbloʊɪŋ/ |
| 過去形 | blew | /bluː/ |
| 過去分詞形 | blown | /bloʊn/ |
blowの使い方やパターン
「風が吹く」というときは、Itを主語にすることが多く、“It was blowing hard. （風がひどく吹いていました）“と使います。（例文１番目参照）
何かが風に吹かれて動く場合、blow + awayやblow+overで使うことが多いです。（例文２番目・３番目参照）
他の使い方も例文で確認していきましょう。
blowを使った例文
吹く/（風に）吹かれて動く
We should wait until it stops blowing.
風が吹きやむまで待つべきです。
The strong wind blew the trees in the garden over.
強風が庭の木を吹き飛ばしました。
The sign blew away in the wind last night.
昨夜看板が風に吹き飛ばされました。
息を吹く/息を吹きかける
Her daughter likes to blow soap bubbles.
彼女の娘は、シャボン玉を吹くのが好きです。
Make a wish when blowing out candles!
キャンドルに息を吹きかけて、願い事を！
He has blown the inflatable mattress up himself.
彼は自分でエアマットレスを膨らませました。
（笛などが）鳴る/息を吹きかけて鳴らす
My older brother told me how to blow on a trumpet.
私のお兄さんがトランペットの吹き方を教えてくれました。
In my hometown, the whistle blows at noon everyday.
私の故郷では、毎日正午に汽笛が鳴ります。
激怒する/怒る
The tennis player blew up over the umpires call at the final game.
そのテニス選手は最終戦で審判の判定に激怒しました。
You better keep away from him, as he has blown his top.
彼は怒り爆発中だから、離れておいた方が良いですよ。
つまらない
I came all the way to the cinema with my family but the movie really blew.
わざわざ家族と映画館まで来たのに、映画がとてもつまらなかったです。
This event blows！
このイベントつまらない！
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まとめ
動詞 blow は、基本的に 「吹く／息を吹く」 という意味を中心に、そこから派生して幅広く使われます。
- 自然現象や動き：「風が吹く」「風で物が飛ばされる」など (The sign blew away in the wind.)。
- 息を使う動作：「息を吹きかける」「シャボン玉を吹く」「ロウソクを吹き消す」など。
- 楽器や笛の音：「トランペットを吹く」「汽笛が鳴る」など。
- スラング的表現：「激怒する／怒る（blow up, blow one’s top）」「つまらない（This movie blows）」などカジュアルな場面で多用。
また、blow は句動詞として blow up（爆発する／激怒する） や blow away（吹き飛ばす／感動させる） のように多彩な意味を作るのも特徴です。
つまり、blow は「風・息・音」から比喩的に「感情や評価」にまで広がる、とても表現力のある動詞です。
