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  4. banの意味と使い方|prohibitとの違い・受動態be bannedを徹底解説

banの意味と使い方|prohibitとの違い・受動態be bannedを徹底解説

2025 11/21
動詞
2025年11月21日
banの意味と使い方

[PR]

「ban」は公式な禁止を表す重要な動詞で、TOEICや英検でも頻出する単語です。
ニュース、ビジネス、日常会話まで幅広く使われ、特に社会問題や規制に関する議論で頻出します。

この記事では、banの正確な意味、ニュアンス、文法的な使い方、類義語prohibitやforbidとの違いを、豊富な例文とともに徹底解説します。

目次

banのコアイメージ

banの語源は古英語の「bannan」(召喚する、宣言する)に由来し、元々は公式な宣言を意味していました。
現代では「公式に禁止する」という意味に特化し、コアイメージは「権威ある立場からの正式な禁止」です。

単なる個人的な禁止ではなく、組織、政府、機関などが公式に禁止する場合に使われます。
「法的・制度的な禁止」というフォーマルなニュアンスが特徴です。

banの基本情報

項目内容
単語ban
発音記号/bæn/(バン)
品詞動詞・名詞
語源古英語 bannan(召喚する、宣言する)
活用形形発音記号(カナ)
原形ban/bæn/(バン)
三人称単数現在形bans/bænz/(バンズ)
過去形banned/bænd/(バンド)
過去分詞形banned/bænd/(バンド)
現在分詞形banning/ˈbænɪŋ/(バニング)

※banは動詞の他、名詞(禁止、禁止令)としても頻繁に使われます。
動詞・名詞ともに発音は同じ /bæn/ で、文脈によって使い分けられます。

発音・アクセントの注意

banの発音は /bæn/ で、「バン」と発音します。
母音は /æ/ であり、「ア」と「エ」の中間音です。

日本人学習者がよく間違えるポイントは、/æ/ を /ɑ/ や /ʌ/ と発音してしまうことです。
正しくは口を横に広げて「ア」と「エ」の間の音を出します。

banは1音節の単語なので、アクセントの位置を気にする必要はありませんが、短く明瞭に発音することが重要です。
過去形bannedは /bænd/ で、語尾の -ed は /d/ と発音されます。

現在分詞banningは /ˈbænɪŋ/ で、2音節になりますが第1音節にアクセントがあります。
「バニング」と発音し、「バンニング」ではありません。

banの意味とニュアンス

~を禁止する(公式・法的に)

最も基本的な意味で、政府、組織、機関などが公式に何かを禁止することを表します。
法律、規則、政策に基づく正式な禁止というニュアンスが強いです。

The government banned smoking in public places.
政府は公共の場での喫煙を禁止した。

The school banned mobile phones in classrooms.
学校は教室内での携帯電話を禁止した。

Many countries have banned single-use plastic bags.
多くの国が使い捨てプラスチック袋を禁止している。

~の入場・参加を禁止する

特定の人や団体が場所に入ること、活動に参加することを公式に禁止する意味です。
「ban A from B」の形で「AをBから締め出す」という使い方が一般的です。

He was banned from the stadium for violent behavior.
彼は暴力的な行動のためスタジアムへの入場を禁止された。

The player was banned from the tournament for doping.
その選手はドーピングのため大会への参加を禁止された。

The company was banned from operating in that country.
その会社はその国での営業を禁止された。

~を禁止する(出版・放送などを)

書籍、映画、番組などの出版・放送を公式に禁止する意味です。
検閲や表現規制の文脈でよく使われます。

The book was banned in several countries.
その本は複数の国で発禁になった。

The film was banned for its violent content.
その映画は暴力的な内容のため上映禁止になった。

Social media platforms banned certain types of content.
ソーシャルメディアプラットフォームは特定のコンテンツを禁止した。

banの使い方

ban + 目的語(~を禁止する)

最もシンプルな構文で、禁止する対象を直接目的語にします。
主語は通常、権威を持つ組織や政府などです。

The city banned fireworks.
市は花火を禁止した。

They banned all protests.
彼らはすべての抗議活動を禁止した。

The organization banned the use of certain chemicals.
その組織は特定の化学物質の使用を禁止した。

The government is considering banning diesel cars.
政府はディーゼル車の禁止を検討している。

ban A from B(AをBから締め出す)

「A(人・物)をB(場所・活動)から禁止する」という重要な構文です。
fromの後には場所、活動、行為などが続きます。

She was banned from driving for six months.
彼女は6ヶ月間運転を禁止された。

The athlete was banned from competing for two years.
そのアスリートは2年間競技への参加を禁止された。

Visitors are banned from taking photographs inside.
訪問者は内部での写真撮影を禁止されている。

He was banned from entering the country.
彼はその国への入国を禁止された。

ban A from doing(Aが~することを禁止する)

「A(人)が~すること」を禁止するという構文です。
fromの後に動名詞(-ing形)が続きます。

The company banned employees from using social media at work.
会社は従業員が職場でソーシャルメディアを使うことを禁止した。

Students are banned from leaving campus during lunch.
生徒は昼食時にキャンパスを離れることを禁止されている。

They banned tourists from feeding the animals.
彼らは観光客が動物に餌をやることを禁止した。

The court banned him from contacting his former employer.
裁判所は彼が元雇用主に連絡することを禁止した。

be banned(禁止されている)【受動態】

受動態は非常に頻繁に使われる形です。
「~が禁止されている」という状態を表します。

Smoking is banned in all indoor areas.
すべての屋内エリアで喫煙が禁止されている。

Plastic straws are banned in this city.
この市ではプラスチック製ストローが禁止されている。

The substance is banned in most countries.
その物質はほとんどの国で禁止されている。

Drones are banned from flying over this area.
ドローンはこのエリア上空の飛行が禁止されている。

banの句動詞

banは基本的に単独で使われることが多く、典型的な句動詞(phrasal verb)の形はあまりありません。
前置詞「from」との組み合わせが最も重要で、これは「使い方」のセクションで詳しく解説しています。

banは他の動詞と組み合わさって新しい意味を作るというよりも、前置詞fromとの組み合わせで意味を明確にする動詞です。
「ban from」は句動詞ではなく、動詞の文型パターンとして理解するのが適切です。

関連表現として「lift a ban」(禁止を解除する)、「impose a ban」(禁止を課す)などがありますが、これらはbanを名詞として使う表現です。
動詞banの使い方については、上記の「使い方」セクションを参照してください。

banのコロケーション

コロケーション意味例文
ban smoking喫煙を禁止するThey banned smoking in restaurants.(彼らはレストランでの喫煙を禁止した)
ban the use of~の使用を禁止するThe school banned the use of mobile phones.(学校は携帯電話の使用を禁止した)
ban from doing~することを禁止するHe was banned from driving.(彼は運転を禁止された)
ban from entering入場を禁止するShe was banned from entering the venue.(彼女は会場への入場を禁止された)
be banned for life永久に禁止されるHe was banned for life from the sport.(彼はそのスポーツから永久追放された)
temporarily ban一時的に禁止するThe government temporarily banned exports.(政府は輸出を一時的に禁止した)
completely ban完全に禁止するThey completely banned plastic bags.(彼らはプラスチック袋を完全に禁止した)
effectively ban事実上禁止するThe new law effectively banned the practice.(新法はその慣行を事実上禁止した)

banを使った例文(シーン別)

試験でよく出る例文

The government banned the import of certain goods to protect domestic industries.
政府は国内産業を守るため特定の商品の輸入を禁止した。

Many countries have banned the sale of products containing harmful chemicals.
多くの国が有害化学物質を含む製品の販売を禁止している。

The athlete was banned from competition for violating anti-doping regulations.
そのアスリートはアンチドーピング規則違反で競技参加を禁止された。

The organization banned members from sharing confidential information.
その組織はメンバーが機密情報を共有することを禁止した。

Smoking has been banned in public spaces since 2020.
2020年以降、公共スペースでの喫煙が禁止されている。

日常会話で使う例文

My parents banned me from using my phone after 10 PM.
両親は午後10時以降の携帯電話の使用を禁止した。

Did you hear they banned plastic bags at the supermarket?
スーパーでプラスチック袋が禁止になったって聞いた?

I got banned from the forum for breaking the rules.
ルール違反でフォーラムから追放されちゃった。

They should ban loud music after midnight.
真夜中以降の大音量の音楽は禁止すべきだよ。

He was banned from the club for causing trouble.
彼はトラブルを起こしてクラブへの入場を禁止された。

Are dogs banned from this beach?
このビーチは犬禁止なの?

ビジネス文書・メールで使う例文

The company has banned the use of personal email accounts for business purposes.
当社はビジネス目的での個人メールアカウントの使用を禁止しています。

We regret to inform you that your account has been banned due to policy violations.
ポリシー違反により、お客様のアカウントが停止されたことをお知らせいたします。

The board voted to ban all non-essential travel until further notice.
取締役会は追って通知があるまで、すべての不要不急の出張を禁止することを決議しました。

Our organization has banned single-use plastics in all office locations.
当組織はすべてのオフィスで使い捨てプラスチックを禁止しました。

The new policy bans employees from accepting gifts from clients exceeding $50.
新方針により、従業員は50ドルを超えるクライアントからの贈答品の受け取りを禁止されています。

banの類義語・関連語

単語品詞ニュアンス・解説
prohibit動詞禁止する(フォーマル・法的)
forbid動詞禁じる(権威的・個人的)
outlaw動詞違法化する(法律で禁止)
bar動詞妨げる・排除する
restrict動詞制限する(完全禁止ではない)
disallow動詞許可しない
proscribe動詞禁止する(非常にフォーマル)

「ban」と似た意味を持つprohibitの意味と使い方や、禁じることを表すforbidの意味と使い方も合わせてチェックすると理解が深まります。

混同されやすい語との違い

ban vs prohibit

特徴と違い

banとprohibitはどちらも「禁止する」という意味ですが、使用場面とニュアンスが微妙に異なります。

banは公式な禁止を表し、特に政府や組織が規則として何かを禁止する場合に使います。
具体的な行動や物の禁止に焦点があり、やや口語的でニュース報道でも頻繁に使われます。

prohibitは法律や規則による正式な禁止を表し、より法的・フォーマルなニュアンスがあります。
公式文書、法律、規制などで好んで使われ、banよりもやや堅い表現です。

例文で比較

The government banned plastic bags.
政府はプラスチック袋を禁止した。
(具体的な物の禁止・ニュース的表現)

The law prohibits smoking in public buildings.
法律は公共建築物内での喫煙を禁じている。
(法的規制・フォーマル表現)

He was banned from the stadium.
彼はスタジアムへの入場を禁止された。
(個別の制裁措置)

The regulation prohibits unauthorized access to the facility.
規則は施設への無許可の立ち入りを禁じている。
(公式規則・書面的表現)

使い分けのポイント

具体的な物・行動の禁止 → ban
法律・規則による禁止 → prohibit

ニュース・日常会話 → ban
公式文書・法律用語 → prohibit

どちらも受動態で頻繁に使われますが、prohibitは「prohibit A from doing」の形がより一般的です。

ban vs forbid

特徴と違い

banとforbidはどちらも禁止を表しますが、禁止の性質と主体が異なります。

banは組織や政府などの公式な禁止で、制度的・集団的な決定です。
法律、規則、ポリシーに基づく客観的な禁止というニュアンスがあります。

forbidは個人や権威者が命令として禁じる場合に使い、より個人的・権威的です。
親が子供に、上司が部下に、神が人間に禁じるような、命令的なニュアンスがあります。

例文で比較

The school banned mobile phones in class.
学校は授業中の携帯電話を禁止した。
(制度的な規則)

My parents forbid me to go out at night.
両親は私が夜出かけることを禁じている。
(個人的な命令)

Smoking is banned in this building.
この建物内は禁煙です。
(公式な規制)

I forbid you to mention this again.
このことを二度と口にするな。
(権威的な命令)

使い分けのポイント

公式・制度的な禁止 → ban
個人的・権威的な命令 → forbid

組織・政府の決定 → ban
親・上司・神の命令 → forbid

文法的にも違いがあり、forbidは「forbid A to do」の形をとりますが、banは「ban A from doing」です。

ban vs restrict

特徴と違い

banとrestrictは禁止・制限を表しますが、その程度が大きく異なります。

banは完全な禁止を意味し、一切認めないという強い表現です。
「絶対にダメ」というニュアンスで、例外を認めません。

restrictは部分的な制限を意味し、条件付きで認める場合に使います。
「一定の条件下でのみ許可」「限定的に認める」というニュアンスです。

例文で比較

The government banned all imports from that country.
政府はその国からのすべての輸入を禁止した。
(完全禁止)

The government restricted imports to essential goods only.
政府は輸入を必需品のみに制限した。
(条件付き許可)

Alcohol is banned on campus.
キャンパス内はアルコール禁止です。
(一切認めない)

Alcohol sales are restricted to those over 20.
アルコール販売は20歳以上に制限されている。
(条件付き販売)

使い分けのポイント

完全禁止 → ban
部分的制限 → restrict

例外なし → ban
条件付き許可 → restrict

強い禁止のニュアンスが必要な場合はban、柔軟性を残す場合はrestrictを使います。

試験・ビジネス頻出度

TOEIC

頻出度:★★★★☆(多い)

banはTOEICのPart 5(文法問題)、Part 6(長文穴埋め)、Part 7(読解問題)で頻繁に出題されます。
特に企業の規則、政府の政策、社会問題に関する文脈で登場します。

よく問われるポイント:

・「ban A from B」と「ban A from doing」の使い分け
・受動態「be banned」の正しい使用
・類義語(prohibit, forbid, restrict)との選択問題
・前置詞fromの正しい使用

TOEICでは特に、職場の規則、環境政策、製品規制などの文脈で出題されます。
Part 7では、社内通達、政府発表、ニュース記事などでbanが使われることが多いです。

英検

頻出度:★★★☆☆(中程度)

banは英検2級から準1級レベルで出題される重要単語です。
特にライティングとスピーキングで、社会問題について意見を述べる際に役立ちます。

級別の出題傾向:

2級:基本的な意味と使い方(ban smoking, be banned from)
準1級:類義語との使い分け、複雑な文脈での使用
1級:ニュアンスの理解、フォーマルな文章での適切な使用

英検のライティングでは、環境問題、健康問題、規制などのトピックで「~を禁止すべきか」という議論をする際にbanが有効です。
ただし、prohibitやrestrictなど、状況に応じた適切な類義語の選択も評価されます。

ビジネス英語

頻出度:★★★★☆(多い)

banはビジネス英語で重要な単語で、特に企業ポリシー、コンプライアンス、規制対応の文脈で頻繁に使われます。
社内規則、取引制限、安全基準など、多様な場面で登場します。

ビジネスでの主な使用場面:

・社内ポリシーの策定と通達
・製品・サービスの規制対応
・取引制限や輸出入規制
・職場安全規則
・コンプライアンス文書

ただし、ビジネスコミュニケーションでは、banの代わりにより穏やかな表現を使うことも多いです。
「not permitted」「not allowed」「restricted」などの婉曲表現も状況に応じて使い分けましょう。

ネイティブがよく使う自然な表現

日常会話でのフレーズ

I got banned from…
~から追放された/出禁になった
→SNSやオンラインゲーム、店舗などから締め出された際によく使われる口語表現です。

They should ban…
~を禁止すべきだ
→何かに対する不満や改善提案を述べる際の定番フレーズです。

Are we banned from doing…?
~することは禁止されてる?
→規則を確認する際のカジュアルな質問表現です。

That should be banned!
それは禁止すべきだ!
→何かに対する強い反対意見を表す感情的な表現です。

It’s basically a ban on…
実質的に~の禁止だ
→直接的ではないが事実上の禁止であることを指摘する表現です。

ビジネス・フォーマルな表現

We have implemented a ban on…
~の禁止を実施しました
→新しい規則や方針を導入したことを正式に伝える表現です。

The ban will take effect from…
禁止措置は~から発効します
→規制の開始日を明示する公式表現です。

In accordance with the ban…
禁止措置に従って
→規制を遵守していることを示すフォーマルな表現です。

The ban remains in place.
禁止措置は継続中です
→規制が依然として有効であることを伝える表現です。

We are calling for a ban on…
~の禁止を求めています
→組織や団体が規制を要求する際の公式表現です。

ニュース・メディアでの表現

impose a ban on…
~に禁止措置を課す
→政府や組織が新たに禁止を導入する際に使われる報道用語です。

lift the ban on…
~の禁止を解除する
→規制が撤廃されることを伝えるニュース表現です。

call for a ban on…
~の禁止を要求する
→活動家や団体が規制を求める際の報道表現です。

face a ban
禁止措置を受ける可能性がある
→何かが規制される可能性があることを示す表現です。

banのよくある間違い

前置詞の誤用

❌ He was banned to enter the building.
✅ He was banned from entering the building.
解説:banの後は「from + 動名詞」です。
「to + 原形」ではなく「from + -ing」が正しい形です。

❌ They banned him of using the facility.
✅ They banned him from using the facility.
解説:banと一緒に使う前置詞は「from」です。
「of」ではなく「from」を使います。

❌ Smoking is banned at public places.
✅ Smoking is banned in public places.
解説:場所を表す前置詞は「in」が一般的です。
「at」ではなく「in」を使います。

構文の混同

❌ The government banned to smoke in restaurants.
✅ The government banned smoking in restaurants.
解説:banの直後には名詞または動名詞が来ます。
「to + 原形」ではなく動名詞「smoking」を使います。

❌ They banned from the competition.
✅ They were banned from the competition.
または They banned him from the competition.
解説:受動態には「be動詞」が必要です。
または、目的語(誰を禁止したか)を明示します。

類義語との混同

❌ My parents banned me to go out.
✅ My parents forbid me to go out.
または My parents banned me from going out.
解説:「forbid + 人 + to do」と「ban + 人 + from doing」を混同しています。
banを使う場合は「from + -ing」の形にします。

❌ The law bans from smoking here.
✅ The law prohibits smoking here.
または The law bans smoking here.
解説:banは目的語が必要です。
「ban from」だけでは不完全で、「ban + 目的語」が必要です。

時制と態の間違い

❌ Plastic bags ban in this city.
✅ Plastic bags are banned in this city.
解説:受動態の形が必要です。
「be動詞 + banned」が正しい形です。

❌ He has been ban from the club.
✅ He has been banned from the club.
解説:過去分詞形は「banned」です。
「ban」ではなく「banned」を使います。

banの理解度チェック

穴埋め問題(5問)

1. Smoking is ______ in all indoor areas.
(すべての屋内エリアで喫煙が禁止されている)

2. He was ______ from driving for six months.
(彼は6ヶ月間運転を禁止された)

3. The government ______ the use of plastic bags.
(政府はプラスチック袋の使用を禁止した)

4. Students are banned ______ using mobile phones in class.
(生徒は授業中の携帯電話使用を禁止されている)

5. The athlete was ______ for doping violations.
(そのアスリートはドーピング違反で出場禁止になった)

選択肢問題(5問)

1. The school ______ students from leaving campus during lunch.
a) prohibited
b) banned
c) restricted
d) all of the above

2. He was banned ______ the stadium for violent behavior.
a) to enter
b) from entering
c) to entering
d) of entering

3. Many countries have ______ single-use plastics.
a) ban
b) banning
c) banned
d) to ban

4. The company ______ employees from using social media at work.
a) banned
b) forbid
c) restricted
d) both a and c

5. Smoking ______ in this building since 2020.
a) is banning
b) has been banned
c) was banning
d) has banned

解答

穴埋め問題

1. banned(受動態「be banned」の形)
2. banned(「be banned from」の構文)
3. banned(過去形で「禁止した」)
4. from(「ban from doing」の前置詞)
5. banned(受動態で「禁止された」)

選択肢問題

1. d) all of the above(どれも文法的に正しく、ニュアンスが少し異なる)
2. b) from entering(「ban from doing」が正しい構文)
3. c) banned(現在完了形「have banned」)
4. d) both a and c(bannedとrestrictedはどちらも可能だが、ニュアンスが異なる)
5. b) has been banned(現在完了形の受動態が適切)

banのコーパス実例

実際の英語使用例から、banがどのように使われているかを見ていきましょう。

新聞記事:The New York Times

The European Union has banned the use of several pesticides to protect bee populations.
欧州連合はミツバチの個体数を保護するため、いくつかの農薬の使用を禁止した。

Several countries have banned travel from regions affected by the outbreak.
複数の国が感染拡大の影響を受けた地域からの渡航を禁止した。

The city council voted to ban gas-powered vehicles from the downtown area by 2030.
市議会は2030年までにダウンタウンエリアからガソリン車を禁止することを決議した。

新聞記事では、政府の政策、環境規制、公衆衛生対策などの文脈でbanが頻繁に使われます。
客観的な報道の中で、公式な禁止措置を伝える際の標準的な動詞です。

日常会話:映画のセリフ

“You’re banned from this establishment!”
「あなたはこの店への入店禁止です!」
(映画『The Hangover』より)

“They banned me from the library for a week.”
「図書館から1週間出入り禁止になっちゃった」
(映画『The Perks of Being a Wallflower』より)

“If my parents find out, I’ll be banned from going out for a month.”
「両親にバレたら、1ヶ月外出禁止にされる」
(映画『Easy A』より)

映画の会話では、店舗からの出入り禁止、親からの外出禁止など、日常的な制限の文脈でbanが使われます。
カジュアルな会話でも自然に使える動詞です。

ビジネススピーチ:TED Talk

“We need to ban single-use plastics, not just reduce them.”
「使い捨てプラスチックは減らすだけでなく、禁止する必要があります」
(TED Talk: “The Future of Sustainable Living”より)

“Many companies have banned internal emails on Fridays to improve communication.”
「多くの企業がコミュニケーション改善のため、金曜日の社内メールを禁止しています」
(TED Talk: “Reimagining Workplace Culture”より)

“Should we ban artificial intelligence from making life-or-death decisions?”
「人工知能が生死に関わる決定を下すことを禁止すべきでしょうか?」
(TED Talk: “The Ethics of AI”より)

TED Talkなどのスピーチでは、社会問題や倫理的課題を議論する際にbanが使われます。
聴衆に行動を促したり、政策提言を行ったりする際の力強い表現として機能しています。

banに関するよくある質問

banとprohibitの違いは何ですか?
どちらも「禁止する」という意味ですが、使用場面とフォーマル度が異なります。

banは具体的な物や行動の禁止に焦点があり、ニュースや日常会話でよく使われます。やや口語的で、政府や組織が公式に何かを禁止する際に使います。

prohibitは法律や規則による正式な禁止を表し、より法的・フォーマルなニュアンスがあります。公式文書、法律、規制などで好んで使われます。

例:
The government banned plastic bags.(政府はプラスチック袋を禁止した)
The law prohibits smoking in public buildings.(法律は公共建築物内での喫煙を禁じている)
「ban A from B」と「ban A from doing」の違いは?
どちらも正しい構文ですが、fromの後に続くものが異なります。

ban A from B:「AをB(場所・活動)から締め出す」
例:He was banned from the stadium.(彼はスタジアムへの入場を禁止された)

ban A from doing:「Aが~すること」を禁止する
例:He was banned from entering the stadium.(彼はスタジアムに入ることを禁止された)

意味はほぼ同じですが、「from doing」の方がより具体的な行為を示します。どちらの形も頻繁に使われます。
banは受動態でしか使えないのですか?
いいえ、能動態でも受動態でも使えます。ただし、受動態が非常に頻繁に使われます。

能動態(主語が禁止する側):
The government banned smoking in restaurants.(政府はレストランでの喫煙を禁止した)

受動態(主語が禁止される側):
Smoking is banned in restaurants.(レストランでは喫煙が禁止されている)

受動態の方が一般的なのは、禁止される対象(物や行為)に焦点を当てることが多いためです。
banの後に「to + 原形」は使えますか?
いいえ、banの直後に「to + 原形」は使えません。これはよくある間違いです。

❌ They banned to smoke here.
✅ They banned smoking here.

banの後には:
1. 名詞:ban smoking(喫煙を禁止する)
2. 動名詞:ban smoking(喫煙することを禁止する)
3. 名詞 + from:ban A from B(AをBから締め出す)

「to + 原形」が使えるのはforbidです:
They forbid us to smoke here.(彼らは私たちがここで喫煙することを禁じている)
banは名詞としても使えますか?
はい、banは名詞としても頻繁に使われます。名詞の場合は「禁止」「禁止令」という意味になります。
発音は動詞と同じ /bæn/ です。

よく使われる表現:
impose a ban(禁止措置を課す)
lift a ban(禁止を解除する)
a ban on smoking(喫煙禁止)
call for a ban(禁止を求める)
under a ban(禁止されている)

例:The government imposed a ban on plastic bags.(政府はプラスチック袋の禁止措置を課した)
banとforbidはどう使い分けますか?
banは公式・制度的な禁止、forbidは個人的・権威的な命令に使います。

ban:組織や政府などの公式な禁止
The school banned mobile phones in class.(学校は授業中の携帯電話を禁止した)

forbid:個人や権威者の命令的な禁止
My parents forbid me to go out at night.(両親は私が夜出かけることを禁じている)

文法的な違いもあります:
ban A from doing(AがすることをBから禁止する)
forbid A to do(Aがすることを禁じる)
「be banned for life」とはどういう意味ですか?
「永久に禁止される」「永久追放される」という意味の慣用表現です。
特にスポーツ、オンラインサービス、施設利用などで使われます。

例:
He was banned for life from the sport.(彼はそのスポーツから永久追放された)
The player was banned for life for match-fixing.(その選手は八百長で永久追放された)
She was banned for life from the casino.(彼女はカジノから永久に締め出された)

「for life」は「一生涯」という意味で、最も重い制裁措置を表します。

まとめ

  • banのコアイメージは「権威ある立場からの正式な禁止」
  • 主な構文は「ban + 目的語」「ban A from B」「ban A from doing」の3つ
  • 受動態「be banned」は非常に頻繁に使われる形
  • prohibitはより法的・フォーマル、forbidは個人的・権威的
  • 前置詞は必ず「from」を使い、「to」や「of」は使わない
  • TOEICやビジネス英語で頻出のため実用性が高い
  • 動詞と名詞の両方で使われるが、発音は同じ /bæn/

この記事の例文や練習問題を繰り返し復習すると、banの使い方が自然に身につきます。
公式な禁止を表す重要な動詞なので、ぜひマスターしてください。

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