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  4. sufferとsuffer from前置詞fromの使い分けは?|TOEIC頻出

sufferとsuffer from前置詞fromの使い分けは?|TOEIC頻出

2025 10/24
動詞
2025年10月24日
sufferの意味と使い方

[PR]

sufferは健康、ビジネス、日常生活まで幅広く使われる重要動詞です。
「苦しむ」という日本語訳だけでは捉えきれない、独特のニュアンスと前置詞fromの使い方があります。

この記事では、sufferのコアイメージから具体的な使い方、前置詞fromの使い分け、自動詞・他動詞の区別、類義語との違い、よくある間違いまで、初心者にも分かりやすく徹底解説します。
TOEIC・英検対策にも役立つ内容が満載です。

目次

sufferのコアイメージ

sufferの語源はラテン語の「sub-(下で)+ ferre(運ぶ・耐える)」から派生しました。
コアイメージは「痛み・苦痛・損失などのネガティブなものを耐え忍ぶ」です。

単に「痛い」や「悲しい」という感情ではなく、病気、怪我、損失、困難などの具体的なネガティブな状態を経験し、それに耐えているというニュアンスがあります。
「被る」「こうむる」という意味合いも強く、望まない状況を受け入れざるを得ないイメージです。

医療、ビジネス、社会問題など、フォーマルな文脈でよく使われる動詞です。
物理的な痛みでも精神的な苦痛でも、また損失や不利益でも、共通するのは「ネガティブな経験を耐える」という概念です。

sufferの基本情報

項目内容
単語suffer
発音/ˈsʌfər/(サファー)
品詞動詞
語源ラテン語 sub-(下で)+ ferre(運ぶ・耐える)
活用形形
原形suffer
三人称単数現在suffers
過去形suffered
過去分詞suffered
現在分詞suffering

※sufferは主に動詞として使われますが、名詞形は「suffering(苦しみ・苦痛)」です。
この記事では動詞用法を中心に解説しますが、名詞sufferingも重要なので関連表現として押さえておきましょう。

発音・アクセントの注意

発音:/ˈsʌfər/(サファー)
アクセントは第1音節の「suf」に置きます。

発音のポイント:

1. 第1音節:/ˈsʌf/が強勢位置です。/ʌ/は「ア」と「ウ」の中間の音で、「サ」よりも「サッ」に近く短く発音します。
2. 第2音節:/ər/は弱く曖昧に発音します。「ファー」というより「ファ」に近い音です。
3. 全体:「サッファー」というイメージで、第1音節を強く短く発音します。

よくある発音ミス:
❌「サッファー」と両方の音節を同じ強さで発音する
✅「サファー」/ˈsʌfər/が正しい発音です。第1音節を強く、第2音節を弱く発音します。

名詞形suffering(苦しみ)は/ˈsʌfərɪŋ/と発音し、同じく第1音節にアクセントがあります。
例:The suffering of the victims was immense.(被害者の苦しみは甚大でした)

sufferの意味とニュアンス

sufferは主に3つの意味で使われます。
自動詞と他動詞の両方があり、前置詞fromの使い分けが重要です。

(病気・痛みで)苦しむ(自動詞 + from)

病気や痛みに苦しんでいることを表します。
「suffer from + 病気・症状」の形が最も一般的です。

He suffers from diabetes.
彼は糖尿病を患っています。

Many people suffer from chronic pain.
多くの人が慢性的な痛みに苦しんでいます。

She has been suffering from headaches.
彼女は頭痛に苦しんでいます。

The patient suffers from severe allergies.
その患者は重度のアレルギーに苦しんでいます。

(損失・被害を)被る(他動詞)

損失、損害、敗北などを経験することを表します。
前置詞なしで直接目的語を取る他動詞用法です。

The company suffered huge losses.
その会社は莫大な損失を被りました。

They suffered a devastating defeat.
彼らは壊滅的な敗北を喫しました。

The area suffered severe damage from the typhoon.
その地域は台風による深刻な被害を受けました。

Many businesses suffered financial difficulties.
多くの企業が財政的困難に見舞われました。

苦しむ・不利益を受ける(自動詞)

一般的な苦しみや不利益を受けることを表します。
前置詞なしで使う自動詞用法です。

The children suffered most during the war.
戦争中、子供たちが最も苦しみました。

Our reputation has suffered.
私たちの評判は傷つきました。

Quality will suffer if we cut costs too much.
コストを削減しすぎると品質が低下するでしょう。

The team’s performance suffered in the second half.
チームのパフォーマンスは後半に低下しました。

sufferの使い方

sufferは自動詞と他動詞の両方で使われ、前置詞fromの有無が重要です。
正しい文法パターンを理解することが上達の鍵です。

suffer from + 病気・症状(〜で苦しむ・自動詞)

病気や症状で苦しんでいることを表す最も一般的な形です。
前置詞fromは必須で、省略できません。

He suffers from high blood pressure.
彼は高血圧に苦しんでいます。

Many elderly people suffer from arthritis.
多くの高齢者が関節炎に苦しんでいます。

She suffers from anxiety disorder.
彼女は不安障害に苦しんでいます。

The population suffers from malnutrition.
その地域の人々は栄養失調に苦しんでいます。

suffer + 損失・被害(〜を被る・他動詞)

損失、損害、怪我などを直接目的語に取ります。
前置詞は不要で、直接名詞が続きます。

The company suffered heavy losses last year.
その会社は昨年大きな損失を被りました。

He suffered a serious injury in the accident.
彼は事故で重傷を負いました。

The economy suffered a major setback.
経済は大きな後退を被りました。

Many families suffered the loss of loved ones.
多くの家族が愛する人を失う苦しみを味わいました。

suffer(一般的に苦しむ・自動詞)

前置詞も目的語もなく使う自動詞用法です。
一般的な苦しみや悪影響を表します。

The victims continue to suffer.
被害者たちは苦しみ続けています。

If we don’t act now, everyone will suffer.
今行動しなければ、誰もが苦しむことになります。

Sales have suffered due to the recession.
不況により売上が落ち込んでいます。

Your grades will suffer if you don’t study.
勉強しなければ成績が下がるでしょう。

sufferの句動詞

sufferを使った重要な句動詞と慣用表現を紹介します。
これらを使いこなすことで、より自然な英語表現ができます。

suffer through(〜を耐え抜く)

困難な状況や不快な経験を最後まで耐えることを表します。
「なんとか耐えて乗り切る」というニュアンスです。

We had to suffer through a boring three-hour meeting.
退屈な3時間の会議を耐え抜かなければなりませんでした。

They suffered through years of poverty.
彼らは何年もの貧困を耐え抜きました。

I suffered through the entire movie.
その映画を最後まで我慢して見ました。

suffer for(〜の代償を払う)

過去の行動や選択の結果として苦しむことを表します。
「自業自得」のニュアンスがあります。

You’ll suffer for your mistakes.
あなたは自分の過ちの代償を払うことになるでしょう。

He suffered for his dishonesty.
彼は不誠実さの代償を払いました。

We’re suffering for our past decisions.
私たちは過去の決断の代償を払っています。

not suffer fools gladly(愚か者を容赦しない)

無能な人や愚かな人に対して忍耐力がないことを表す慣用表現です。
フォーマルで文学的な表現です。

She’s brilliant but doesn’t suffer fools gladly.
彼女は優秀だが、愚か者には容赦しない。

He’s known for not suffering fools gladly in business meetings.
彼はビジネス会議で無能な人に厳しいことで知られています。

sufferのコロケーション

sufferと一緒によく使われる単語を覚えることで、自然な英語表現ができるようになります。
特に医療・健康とビジネス分野で使える組み合わせを紹介します。

コロケーション意味例文
suffer from illness病気に苦しむHe suffers from a rare illness.
suffer pain痛みに苦しむShe suffered terrible pain.
suffer losses損失を被るThe company suffered heavy losses.
suffer damage損害を受けるThe building suffered extensive damage.
suffer injuries怪我を負うSeveral people suffered minor injuries.
suffer consequences結果を被るYou’ll suffer the consequences.
suffer defeat敗北を喫するThey suffered a crushing defeat.
suffer setback後退を被るThe project suffered a major setback.

sufferを使った例文(シーン別)

実際の場面でどのようにsufferが使われるか、シーン別に例文を紹介します。
TOEICや英検でも頻出のパターンです。

試験でよく出る例文

Many people suffer from stress-related health problems.
多くの人がストレス関連の健康問題に苦しんでいます。

The region suffered severe flooding last month.
その地域は先月、深刻な洪水被害を受けました。

The company’s reputation suffered due to the scandal.
スキャンダルによりその会社の評判は傷つきました。

He suffered a broken leg in the accident.
彼は事故で脚を骨折しました。

Sales suffered during the economic downturn.
経済低迷期に売上が落ち込みました。

The patient suffers from chronic fatigue syndrome.
その患者は慢性疲労症候群に苦しんでいます。

日常会話で使う例文

I’m suffering from a terrible cold.
ひどい風邪で苦しんでいるんだ。

She suffers from migraines.
彼女は片頭痛持ちなんだ。

My car suffered some damage in the parking lot.
駐車場で車が少し傷ついてしまった。

He’s been suffering from insomnia lately.
彼は最近不眠症に悩まされている。

We suffered through the hottest summer on record.
記録的な猛暑を耐え抜いた。

Don’t make the same mistake or you’ll suffer for it.
同じ過ちを犯すな、さもないと苦しむことになるぞ。

ビジネス文書・メールで使う例文

The company suffered significant financial losses in Q3.
当社は第3四半期に大きな財務損失を被りました。

Our market share has suffered due to increased competition.
競争の激化により市場シェアが低下しています。

The project suffered delays due to supply chain issues.
サプライチェーンの問題によりプロジェクトに遅延が生じました。

Customer satisfaction may suffer if we reduce support staff.
サポートスタッフを削減すると顧客満足度が低下する可能性があります。

The brand suffered reputational damage from the incident.
そのブランドは事件により評判が損なわれました。

Productivity suffered during the transition period.
移行期間中は生産性が低下しました。

We cannot afford to suffer any further setbacks.
これ以上の後退は許されません。

sufferの類義語・関連語

sufferと似た意味を持つ単語を理解することで、より正確な英語表現ができます。
それぞれのニュアンスの違いに注目しましょう。

単語品詞ニュアンス・解説
endure動詞耐え忍ぶ(長期間の忍耐)
experience動詞経験する(中立的)
undergo動詞受ける(医療・手続き)
bear動詞耐える(負担を背負う)
sustain動詞被る(損害・怪我)フォーマル
incur動詞被る(損失・負債)ビジネス

「suffer」と似た意味を持つendureの意味と使い方や、経験することを表すexperienceの意味と使い方も合わせてチェックすると理解が深まります。

混同されやすい語との違い

sufferと混同されやすい単語との違いを明確に理解しましょう。
試験でもよく問われる重要なポイントです。

suffer vs endure

suffer:苦しむ(結果・状態)
病気、痛み、損失などを経験して苦しんでいる状態を表します。
「苦しみを被る」というニュアンスが強い動詞です。

→He suffers from back pain.
彼は腰痛に苦しんでいます。

endure:耐え忍ぶ(過程・行為)
困難な状況を積極的に耐え抜くことを表します。
「我慢して乗り越える」という意志的な行動のニュアンスです。

→He endured years of hardship.
彼は何年もの苦難を耐え抜きました。

違いのポイント:
sufferは「苦しんでいる状態」、endureは「耐え抜く行為」というニュアンスの違いがあります。
sufferは受動的、endureは能動的で意志的なイメージです。

She suffers from chronic illness.(病気に苦しんでいる状態)
She endured the pain without complaint.(痛みを我慢して耐えた行為)

suffer vs experience

suffer:(ネガティブなことを)被る
必ず悪いこと、望まないことに使われます。
苦しみ、損失、被害などのネガティブな経験限定です。

→The company suffered losses.
その会社は損失を被りました。

experience:(中立的に)経験する
良いことにも悪いことにも使える中立的な動詞です。
ネガティブな文脈でも使えますが、必ずしも苦痛を伴いません。

→The company experienced rapid growth.
その会社は急成長を経験しました。

違いのポイント:
sufferは常にネガティブ、experienceは中立的というニュアンスの違いがあります。
良いことには「experience」、悪いことで苦しむ場合は「suffer」を使います。

suffer losses(損失を被る・ネガティブ)
experience difficulties(困難を経験する・中立的)

suffer from vs suffer

suffer from:病気・症状で苦しむ(自動詞)
病気や症状が原因で苦しんでいることを表します。
前置詞fromは必須で、省略できません。

→He suffers from diabetes.
彼は糖尿病に苦しんでいます。

suffer + 目的語:損失を被る(他動詞)
損失、損害、怪我などを直接目的語に取ります。
前置詞は不要です。

→The company suffered losses.
その会社は損失を被りました。

違いのポイント:
病気・症状には「from」が必要、損失・被害には「from」は不要という文法的な違いがあります。
この使い分けは日本人学習者が最も間違えやすいポイントです。

❌ He suffers diabetes.(間違い)
✅ He suffers from diabetes.(正しい)

✅ The company suffered losses.(正しい)
❌ The company suffered from losses.(不自然)

試験・ビジネス頻出度

sufferは試験でもビジネスシーンでも非常によく使われる重要動詞です。
各試験・場面での頻出度と出題傾向を解説します。

TOEIC

頻出度:★★★★★(最重要)
TOEICではPart 5(文法問題)、Part 6(長文穴埋め)、Part 7(読解問題)で頻繁に出題されます。

よく出る出題パターン

1. 前置詞の使い分け:suffer from(病気)vs suffer(損失)
2. 自動詞・他動詞の区別:suffer from illness vs suffer losses
3. コロケーション:suffer damage/losses/injuries/setback
4. ビジネス文書での「損失を被る」「被害を受ける」の意味

TOEIC頻出例文

The company suffered significant losses due to the market downturn.
市場の低迷により、その会社は大きな損失を被りました。

Sales have suffered as a result of increased competition.
競争の激化により売上が低下しています。

The building suffered extensive damage in the earthquake.
その建物は地震で甚大な被害を受けました。

Productivity may suffer if employees are overworked.
従業員が過重労働になると生産性が低下する可能性があります。

英検

頻出度:★★★★☆(重要)
英検では2級から頻出し、準1級・1級では必須の語彙です。

級別の出題傾向

2級:基本的な「苦しむ」「被る」の意味での出題
準1級:suffer fromの使い方、健康・社会問題での使用
1級:抽象的な文脈での使用、エッセイでの活用
面接:健康問題や社会問題を議論する際の重要語彙

英検頻出例文

Many people in developing countries suffer from malnutrition.
発展途上国の多くの人々が栄養失調に苦しんでいます。

The environment has suffered due to industrial pollution.
環境は工業汚染により損なわれています。

Children often suffer most during conflicts.
紛争時には子供たちが最も苦しむことが多いです。

ビジネス英語

頻出度:★★★★★(最重要)
ビジネスシーンでは必須の動詞で、財務報告、リスク管理、問題分析など、あらゆる場面で使われます。

ビジネスでの主な用途

1. 財務報告:損失、減益の報告
2. リスク管理:被害、損害の評価
3. 人事:従業員の健康問題
4. 品質管理:製品・サービスの品質低下

ビジネス頻出フレーズ

The company suffered a net loss of $5 million.
その会社は500万ドルの純損失を被りました。

Our brand image has suffered from negative publicity.
否定的な報道により当社のブランドイメージが損なわれました。

We cannot allow quality to suffer in pursuit of cost savings.
コスト削減を追求するあまり品質を犠牲にすることはできません。

Employee morale has suffered due to recent layoffs.
最近の人員削減により従業員の士気が低下しています。

ネイティブがよく使う自然な表現

ネイティブスピーカーが実際に使う自然な表現を、場面別に紹介します。
これらの表現を使うことで、より自然な英語が話せるようになります。

日常会話での定番フレーズ

I’m suffering today.
今日は調子が悪いんだ。
※体調不良や二日酔いなどを表すカジュアルな表現

She suffers from terrible allergies.
彼女はひどいアレルギー持ちなんだ。
※慢性的な健康問題を説明する定番表現

We’re all suffering in this heat.
この暑さでみんな参ってるよ。
※暑さや寒さなどの不快な状況を表す

I suffered through the whole meeting.
その会議をなんとか耐え抜いたよ。
※退屈な状況を我慢した時の表現

My wallet suffered today.
今日は財布が痛んだよ。
※お金を使いすぎたことを冗談めかして言う表現

ビジネスでの自然な表現

We can’t let quality suffer.
品質を犠牲にすることはできません。
※品質管理での重要な表現

The project suffered setbacks but is back on track.
プロジェクトは後退しましたが軌道に戻っています。
※進捗報告での使用例

Our reputation would suffer if this became public.
これが公になれば評判が損なわれるでしょう。
※リスク評価での表現

The bottom line has suffered this quarter.
今四半期の収益は低下しました。
※財務報告での使用例

Customer satisfaction is suffering due to long wait times.
待ち時間の長さにより顧客満足度が低下しています。
※サービス品質の問題を指摘する表現

学術・フォーマルな表現

The population suffers from inadequate healthcare access.
その地域の人々は不十分な医療へのアクセスに苦しんでいます。
※社会問題の分析でよく使われる表現

Biodiversity suffers when habitats are destroyed.
生息地が破壊されると生物多様性が損なわれます。
※環境問題での使用例

Educational outcomes suffer in underfunded schools.
資金不足の学校では教育成果が低下します。
※教育研究での標準表現

The economy suffered a severe recession.
経済は深刻な不況に見舞われました。
※経済分析での使用例

sufferのよくある間違い

日本人学習者がsufferを使う際によくする間違いを紹介します。
これらの誤用パターンを知ることで、正しい使い方が身につきます。

前置詞fromを誤って使う・省略する間違い

❌ He suffers diabetes.
✅ He suffers from diabetes.
解説:病気や症状には前置詞fromが必要です。
「suffer from + 病気」の形を必ず使いましょう。

❌ She suffers from headache.
✅ She suffers from headaches.(複数形)
または:She suffers from a headache.(単数形には冠詞)
解説:可算名詞には冠詞または複数形が必要です。

損失にfromを付けてしまう間違い

❌ The company suffered from heavy losses.
✅ The company suffered heavy losses.
解説:損失、損害、怪我などには前置詞fromは不要です。
直接目的語として使います。

❌ He suffered from a broken leg.
✅ He suffered a broken leg.
解説:怪我は直接目的語に取ります。fromは不要です。

experienceと混同する間違い

❌ We suffered great success.
✅ We experienced great success.
解説:良いことには「suffer」を使えません。
「experience」を使いましょう。

正しい使い分け:
suffer losses(損失を被る・ネガティブ)
experience growth(成長を経験する・ポジティブ)

自動詞と他動詞を混同する間違い

❌ The team suffered.
✅ The team suffered a defeat.(他動詞・目的語必要)
または:The team’s performance suffered.(自動詞・主語が抽象的)
解説:「チームが苦しんだ」だけでは不完全。何を被ったか、または何が低下したかを明確にします。

時制の間違い

❌ He is suffering from diabetes for 10 years.
✅ He has been suffering from diabetes for 10 years.
解説:期間を示すforがある場合は現在完了進行形を使います。
継続している状態を表します。

sufferの理解度チェック

これまで学んだ内容を確認するための練習問題です。
実際に解いて、理解度をチェックしましょう。

穴埋め問題(5問)

1. Many people ______ from chronic back pain.
(多くの人が慢性的な腰痛に苦しんでいます)

2. The company ______ heavy losses last year.
(その会社は昨年大きな損失を被りました)

3. Sales have ______ due to the recession.
(不況により売上が落ち込んでいます)

4. He ______ a serious injury in the accident.
(彼は事故で重傷を負いました)

5. The patient has been ______ from depression for years.
(その患者は何年もうつ病に苦しんでいます)

選択肢問題(5問)

1. She ______ from severe allergies.
a) suffers
b) suffer
c) is suffer
d) suffering

2. The company ______ major financial losses.
a) suffered from
b) suffered
c) was suffered
d) suffering

3. Which sentence is correct?
a) He suffers diabetes.
b) He suffers from diabetes.
c) He is suffer from diabetes.
d) He suffer diabetes.

4. The building ______ extensive damage.
a) suffered
b) suffered from
c) was suffering
d) suffer

5. Quality will ______ if we cut costs too much.
a) suffer from
b) suffered
c) suffer
d) suffering

解答

穴埋め問題の解答:

1. suffer(病気には「suffer from」)
2. suffered(損失は直接目的語・fromなし)
3. suffered(自動詞用法・一般的な苦しみ)
4. suffered(怪我は直接目的語・fromなし)
5. suffering(現在完了進行形・継続している状態)

選択肢問題の解答:

1. a) suffers(三人称単数現在形)
2. b) suffered(損失には前置詞fromは不要)
3. b) He suffers from diabetes.(正しい構文)
4. a) suffered(損害は直接目的語)
5. c) suffer(助動詞willの後は原形)

sufferのコーパス実例

実際の英語使用例を、信頼性の高いソースから紹介します。
ネイティブスピーカーがどのようにsufferを使っているかを確認しましょう。

新聞記事:The New York Times

“Millions of people worldwide suffer from chronic pain conditions.”
「世界中で何百万人もの人々が慢性的な痛みの症状に苦しんでいる」
※健康記事より。suffer fromの典型的な使用例

“The economy suffered a sharp downturn in the third quarter.”
「経済は第3四半期に急激な低迷を被った」
※経済記事より。他動詞用法の使用例

“Small businesses suffered disproportionately during the pandemic.”
「パンデミック期間中、中小企業が不釣り合いに苦しんだ」
※ビジネス記事より。自動詞用法での使用

“The city suffered extensive damage from the hurricane.”
「その都市はハリケーンで甚大な被害を受けた」
※災害報道より。suffer damageのコロケーション

日常会話:映画のセリフ

“I’ve suffered enough for one lifetime.”
「一生分の苦しみはもう十分だ」
※(映画『The Shawshank Redemption』より)
長期間の苦しみを表す感情的な表現

“She’s been suffering from anxiety attacks.”
「彼女は不安発作に悩まされている」
※(映画『Silver Linings Playbook』より)
メンタルヘルスの問題を表す日常的な使用例

“We all suffer. The question is, what are we going to do about it?”
「誰もが苦しむ。問題は、それに対して何をするかだ」
※(映画『The Pursuit of Happyness』より)
哲学的な文脈での使用例

ビジネススピーチ:TED Talk

“When organizations suffer from poor communication, productivity plummets.”
「組織がコミュニケーション不足に苦しむと、生産性が急落します」
※組織マネジメントに関するTED Talkより
ビジネス課題の分析

“Creativity suffers when we’re constantly multitasking.”
「常にマルチタスクをしていると創造性が損なわれます」
※生産性に関するスピーチより
抽象的概念が主語の使用例

“Communities suffer when inequality grows unchecked.”
「不平等が野放しにされるとコミュニティが苦しみます」
※社会問題に関するトークより
社会分析での使用例

sufferに関するよくある質問

suffer fromとsufferの使い分けは?
病気や症状で苦しむ場合は「suffer from + 病気」、損失や被害を被る場合は「suffer + 損失」(前置詞なし)の形を使います。例:He suffers from diabetes.(糖尿病に苦しむ)vs The company suffered losses.(損失を被った)。この文法の違いは最も重要なポイントで、病気にはfromが必須、損失にはfromは不要です。
sufferとendureの違いは何ですか?
sufferは「苦しんでいる状態」、endureは「耐え抜く行為」を表します。sufferは受動的で苦しみを被るニュアンス、endureは能動的で困難を我慢して乗り越えるニュアンスです。例:He suffers from chronic pain.(慢性的な痛みに苦しんでいる・状態)vs He endured years of hardship.(何年もの苦難を耐え抜いた・行為)。endureの方が意志的で強い表現です。
sufferは良いことにも使えますか?
いいえ、sufferは常にネガティブな文脈でのみ使われます。病気、痛み、損失、被害、困難など、望まない悪いことに限定されます。良いことや中立的なことには「experience」を使います。例:❌ We suffered success.(間違い)→ ✅ We experienced success.(成功を経験した)。sufferは必ず苦痛や損失を伴う動詞です。
「風邪をひいている」はsuffer fromで表現できますか?
はい、「suffer from a cold」と表現できます。ただし、日常会話では「have a cold」の方が一般的です。sufferはより深刻な症状や慢性的な病気に使われることが多く、軽い風邪には大げさに聞こえる場合があります。例:I’m suffering from a terrible cold.(ひどい風邪で苦しんでいる)は使えますが、I have a cold.(風邪をひいている)の方が自然です。
suffer injuriesとsuffer from injuriesの違いは?
正しいのは「suffer injuries」(前置詞fromなし)です。怪我や損害は直接目的語として取るため、fromは不要です。例:He suffered serious injuries in the accident.(事故で重傷を負った)。「suffer from」は病気や症状に使い、「suffer」(fromなし)は怪我、損失、損害に使います。この区別を理解することが重要です。
ビジネスでのsufferの使い方は?
ビジネスでは主に損失、被害、品質低下を報告する際に使います。よく使われる表現:suffer losses(損失を被る)、suffer damage(被害を受ける)、suffer a setback(後退を被る)、quality/productivity suffers(品質/生産性が低下する)。例:The company suffered significant losses in Q3.(第3四半期に大きな損失を被った)/ Customer satisfaction may suffer.(顧客満足度が低下する可能性がある)。
sufferは進行形で使えますか?
はい、進行形で使えます。特に現在進行中の苦しみや継続している状態を表す時に使います。例:She is suffering from a migraine right now.(彼女は今片頭痛に苦しんでいる)/ He has been suffering from depression for years.(彼は何年もうつ病に苦しんでいる・現在完了進行形)。継続している病気や症状には現在完了進行形がよく使われます。

まとめ

  • コアイメージは「痛み・苦痛・損失などのネガティブなものを耐え忍ぶ」
  • 主な意味は「苦しむ」「被る」「低下する」の3つ
  • suffer from(病気で苦しむ)とsuffer(損失を被る)の使い分けが最重要
  • 病気・症状には必ず前置詞fromが必要、損失・被害にはfromは不要
  • endureは「耐え抜く」、experienceは「経験する」、sufferは「苦しむ」
  • 常にネガティブな文脈でのみ使用される動詞
  • ビジネスでは損失・被害の報告に頻繁に使われる重要語彙

この記事の例文や練習問題を繰り返し復習すると、sufferの使い方が自然に身につきます。

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