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  4. markの動詞と名詞の発音の違いは?印をつける・目印の使い分けを徹底解説

markの動詞と名詞の発音の違いは?印をつける・目印の使い分けを徹底解説

2025 10/14
動詞
2023年7月3日2025年10月14日
markの意味と使い方

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英語で「印をつける」や「目印」と言いたいとき、「mark」という単語を使いますが、動詞と名詞で意味がどう違うのか、また「note」や「sign」とどう使い分けるのか迷ったことはありませんか?
また、「mark down」が「値下げする」、「mark up」が「値上げする」という意味になることをご存知でしょうか?

markはTOEICや日常会話、ビジネスシーンで非常によく使われる重要単語です。
動詞として「印をつける」「採点する」、名詞として「印」「跡」「点数」など、複数の意味を持ち、ビジネスでは価格調整の意味でも頻繁に使われます。

この記事では、markのコアイメージから動詞・名詞の使い分け、類義語との違い、よくある間違いまで、豊富な例文とともに解説します。
「mark」を完璧にマスターして、より正確な英語表現を身につけましょう。

目次

markのコアイメージ

markの語源は古英語の「mearc(境界、しるし)」に由来します。
コアイメージは「何かを識別するための印・しるし」です。

このイメージから、markには動詞として「印をつける」「記す」「採点する」「特徴づける」、名詞として「印」「跡」「目標」「点数」といった意味が生まれました。
重要なのは、「識別」「区別」「目印」という機能が常に含まれている点です。

例えば、テキストに印をつける、試験を採点する、傷跡が残る、目標点に達するなど、すべて「何かを示す印」という概念が含まれています。

特に注意すべきは、markは動詞と名詞で発音は同じですが、文脈によって意味が大きく変わることです。
また、「mark down」(値下げする)、「mark up」(値上げする)という重要な句動詞もビジネスシーンで頻出します。

markの基本情報

項目内容
単語mark
発音(動詞)/mɑːrk/(マーク)
発音(名詞)/mɑːrk/(マーク)
品詞動詞・名詞
語源古英語 mearc(境界、しるし)
TOEIC頻出度★★★★★(非常に高い)
文法項目詳細
自動詞用法△(限定的)
他動詞用法○(mark + 名詞)
受動態○(be marked)
進行形○(is marking)
過去形marked
過去分詞marked
現在分詞marking

※markは動詞と名詞の両方で非常によく使われます。動詞と名詞の発音は同じ /mɑːrk/ です。
形容詞形は「marked(顕著な、目立った)」があります。関連語として「marker(マーカー、目印)」「marking(印、採点)」「trademark(商標)」「benchmark(基準)」などがあります。

発音・アクセントの注意

markの発音は動詞・名詞ともに /mɑːrk/ です。
カタカナで表記すると「マーク」ですが、正確な発音にはいくつかの注意点があります。

発音のポイント:

  • 母音は /ɑː/ の長母音(「アー」を長く)
  • 「r」の音は明確に発音(アメリカ英語)
  • 語末の「k」は破裂音として明確に
  • 単音節なので強勢は全体に置く

よくある発音ミス:

❌ マルク(「r」を「ル」と発音)
✅ マーク(「r」を英語の r で発音)

❌ マー(語末の「k」を省略)
✅ マーク(「k」を明確に発音)

日本人学習者は「mark」を「マーク」と発音しますが、これは概ね正しいです。
ただし、母音を長めに /ɑː/ と発音し、語末の「k」をはっきり発音することが重要です。

動詞と名詞の発音の違い:

markは動詞と名詞で発音が同じ /mɑːrk/ です。
これは「record」や「increase」のようにアクセント位置が変わる単語とは異なります。

  • 動詞:/mɑːrk/(マーク)- Please mark the correct answer.
  • 名詞:/mɑːrk/(マーク)- There’s a mark on the wall.

発音は同じですが、文脈で品詞を判断します。
動詞の場合は動作を表し、名詞の場合は「印」「跡」「点数」などの意味になります。

派生語の発音:

  • marker /ˈmɑːrkər/(マーカー)- アクセントは第1音節
  • marking /ˈmɑːrkɪŋ/(マーキング)- アクセントは第1音節
  • marked /mɑːrkt/(マークト)- 過去形・過去分詞・形容詞
  • remarkably /rɪˈmɑːrkəbli/(リマーカブリ)- アクセントは第2音節

markの意味とニュアンス

markには動詞と名詞で複数の重要な意味があります。
それぞれのニュアンスと使い分けを見ていきましょう。

【他動詞】印をつける・記す

最も基本的な動詞の意味で、何かに印やしるしをつけることを表します。
識別や強調のために目印をつける行為です。

Please mark the important points.
重要な点に印をつけてください。

Mark your answer on the sheet.
答えをシートに記入してください。

He marked the page with a bookmark.
彼はしおりでページに印をつけた。

この意味では、ペン、マーカー、チェックマークなどで印をつける行為を表します。
試験の解答用紙、書類、地図などに印をつける場面で頻繁に使われます。

【他動詞】採点する・評価する

試験やレポートを採点する、成績をつけるという意味です。
教育現場で非常によく使われる用法です。

The teacher is marking the tests.
先生はテストを採点している。

I have 50 essays to mark.
採点すべきエッセイが50本ある。

How do you mark this assignment?
この課題をどう採点しますか?

この用法では、点数をつける、評価する、成績を決めるという行為を表します。
イギリス英語で特によく使われ、アメリカ英語では「grade」も使われます。

【他動詞】特徴づける・示す

何かの特徴や兆候を示す、特徴づけるという意味です。
やや抽象的で形式的な用法です。

This event marked the beginning of a new era.
この出来事は新時代の始まりを示した。

His speech marked a change in policy.
彼のスピーチは政策変更を示すものだった。

The discovery marks an important breakthrough.
その発見は重要なブレークスルーを示している。

この意味では、重要な出来事や変化の節目を「印す」「特徴づける」ニュアンスがあります。
歴史的な文脈やフォーマルな文書でよく使われます。

【名詞】印・跡・しるし

名詞として、目に見える印、跡、しるしを表します。
最も基本的で頻出の名詞用法です。

There’s a mark on the wall.
壁に跡がある。

The car has scratch marks.
その車には引っかき傷がある。

Leave your mark on the document.
書類に印を残してください。

この意味では、汚れ、傷、しみ、サインなど、目に見える印を表します。

【名詞】点数・成績

試験やテストの点数、成績を表す名詞用法です。
教育現場で非常によく使われます。

I got a good mark on the test.
テストで良い点を取った。

What mark did you get?
何点取ったの?

Full marks for this answer!
この答えは満点だ!

この用法はイギリス英語で特に一般的で、アメリカ英語では「score」や「grade」も使われます。

【名詞】目標・基準

達成すべき目標や基準を表す名詞用法です。
「benchmark」に近い意味です。

Sales reached the 1 million mark.
売上が100万の大台に達した。

He’s approaching the halfway mark.
彼は中間点に近づいている。

We missed the mark this quarter.
今四半期は目標に届かなかった。

この意味では、数値目標や到達すべき基準を表します。

markの使い方

markの使い方を文型別に詳しく解説します。
動詞と名詞の両方の用法を理解することが重要です。

mark + 名詞(〜に印をつける)

他動詞として、印をつける対象を直接目的語にとる基本的な形です。
最も一般的で頻出の用法です。

Mark the correct answer.
正しい答えに印をつけてください。

She marked the place on the map.
彼女は地図上の場所に印をつけた。

Please mark your calendar for the meeting.
会議のためにカレンダーに印をつけてください。

I marked all the errors in red.
すべての誤りを赤で印をつけた。

文房具や記号を使って印をつける場面で頻繁に使われます。

mark + 名詞 + with + 名詞(〜を…で印す)

何を使って印をつけるかを明示する形です。
道具や手段を「with」で示します。

Mark the text with a highlighter.
テキストを蛍光ペンで印してください。

The package was marked with his name.
その荷物には彼の名前が記されていた。

She marked the spot with an X.
彼女はその場所をXで印した。

「with」の後には使用する道具や記号が来ます。

mark + 名詞 + as + 名詞/形容詞(〜を…として印す)

何かをどう分類するか、どう評価するかを示す形です。
「as」の後に分類や評価が来ます。

Mark this email as important.
このメールを重要として印してください。

The teacher marked the answer as correct.
先生はその答えを正解として採点した。

Please mark this task as completed.
このタスクを完了として印してください。

デジタルツールやメール、タスク管理でよく使われる表現です。

be marked by/with(〜によって特徴づけられる)

受動態で、何かの特徴や痕跡を持つことを表します。
やや形式的な表現です。

His face was marked with scars.
彼の顔は傷跡で覆われていた。

The period was marked by rapid growth.
その時期は急速な成長によって特徴づけられた。

The event was marked by controversy.
その出来事は論争によって特徴づけられた。

歴史的な文脈や形式的な文書でよく使われます。

markの句動詞

markは前置詞と組み合わせて重要な句動詞を形成します。
特にビジネスシーンで頻出する表現が多いです。

mark down

意味:値下げする、減点する、書き留める
ニュアンス:価格を下げる、記録する

The store marked down all winter items.
その店は冬物を全て値下げした。

Mark down these important dates.
これらの重要な日付を書き留めてください。

mark up

意味:値上げする、マークアップする、書き込む
ニュアンス:価格を上げる、編集する

We need to mark up the prices by 10%.
価格を10%値上げする必要がある。

He marked up the document with corrections.
彼は訂正を加えて文書に書き込んだ。

mark out

意味:線を引いて区画する、際立たせる
ニュアンス:境界を明示する

They marked out the parking spaces.
彼らは駐車スペースに線を引いた。

Her talent marks her out from others.
彼女の才能は他の人々と際立って区別される。

mark off

意味:チェックマークをつける、区切る
ニュアンス:完了を示す、分離する

Mark off the items as you finish them.
終わった項目にチェックマークをつけてください。

The area was marked off with tape.
その区域はテープで区切られた。

「mark down」と「mark up」は特に小売業やビジネスで重要な表現です。

markのコロケーション

markと一緒によく使われる単語を知ることで、自然な英語表現が身につきます。
以下は実際の文書や会話で頻出する組み合わせです。

コロケーション意味例文
mark clearly明確に印をつけるMark the answer clearly.
mark carefully注意深く採点するMark the essays carefully.
leave a mark跡を残すIt left a permanent mark.
make one’s mark名を残す・成功するHe made his mark in business.
hit the mark的を射る・成功するYour comment hit the mark.
miss the mark的を外す・失敗するThe plan missed the mark.
full marks満点She got full marks!
question mark疑問符・疑問There’s a question mark over it.
trademark商標・特徴It’s their trademark style.
benchmark基準・指標We use it as a benchmark.

これらのコロケーションはTOEICやビジネス英語で頻出します。
特に「make one’s mark」「hit the mark」「miss the mark」は慣用表現として重要です。

動詞としては「mark + 副詞」の組み合わせが多く、名詞としては「形容詞 + mark」や慣用表現が一般的です。

markを使った例文(シーン別)

実際の場面でmarkがどのように使われるか、シーン別に例文を見ていきましょう。

試験でよく出る例文

TOEICや英検などの試験でよく見られるmarkの使い方です。

Please mark your answers on the answer sheet.
解答用紙に答えを記入してください。

The teacher is marking the final exams.
先生は期末試験を採点している。

The prices have been marked down by 30%.
価格が30%値下げされた。

This event marked a turning point in history.
この出来事は歴史の転換点を示した。

There are scratch marks on the surface.
表面に引っかき傷がある。

Full marks for excellent work!
素晴らしい仕事に満点!

The document was marked as confidential.
その文書は機密として印されていた。

日常会話で使う例文

友人や家族との会話で自然に使えるmarkの表現です。

Can you mark this date on your calendar?
この日付をカレンダーに印してくれる?

There’s a dirty mark on your shirt.
シャツに汚れがついてるよ。

I got a good mark on my test!
テストで良い点取った!

Mark my words, he’ll be back.
私の言葉を覚えておいて、彼は戻ってくるから。

The coffee left a mark on the table.
コーヒーがテーブルに跡を残した。

She made her mark in the fashion industry.
彼女はファッション業界で名を上げた。

That comment really hit the mark.
そのコメントは本当に的を射ていた。

ビジネス文書・メールで使う例文

職場のメールや正式な文書で使える丁寧な表現です。

Please mark this email as high priority.
このメールを優先度高として印してください。

The items have been marked down for the sale.
商品はセール用に値下げされました。

This quarter marks our fifth year in business.
今四半期で創業5周年を迎えます。

Please mark your availability on the shared calendar.
共有カレンダーにご都合を記入してください。

The report marks a significant improvement.
そのレポートは著しい改善を示しています。

We need to mark up the wholesale prices.
卸売価格を値上げする必要があります。

Sales have reached the 10 million mark.
売上が1,000万の大台に達しました。

The achievement marks a new milestone.
その達成は新たなマイルストーンを示しています。

markの類義語・関連語

markと似た意味を持つ単語を理解することで、より正確な使い分けができるようになります。

単語品詞ニュアンス・解説
note動詞書き留める・注目する
sign名詞標識・兆候
label動詞・名詞ラベルをつける・分類する
grade動詞・名詞採点する・成績
score名詞得点・スコア
indicate動詞示す・指し示す
signify動詞意味する・示す
stain名詞しみ・汚れ

「mark」と似た意味を持つnoteの意味と使い方や、印を表すsignの意味と使い方も合わせてチェックすると理解が深まります。

混同されやすい語との違い

markとよく混同される類義語との違いを、具体的な例文とともに解説します。
これらの使い分けはTOEICでも頻出します。

mark vs note

mark(印をつける)
→ 視覚的な印やしるしをつける。識別のため。

note(書き留める)
→ 情報を記録する。記憶や記録のため。

比較例文

Mark the important paragraphs with a highlighter.
重要な段落を蛍光ペンで印してください。
→ 視覚的に目立たせる(mark使用)

Note down the key points from the lecture.
講義の要点を書き留めてください。
→ 情報を記録する(note使用)

He marked the page he was reading.
彼は読んでいたページに印をつけた。
→ しおりなどで目印をつける

She noted his contact information.
彼女は彼の連絡先を書き留めた。
→ 情報を記録する

使い分けのポイント

  • markは視覚的な印・しるしをつける行為
  • noteは情報を文字で記録する行為
  • markは識別や強調が目的
  • noteは記憶や後で参照するのが目的

TOEICでは、文脈が視覚的な印なら「mark」、情報の記録なら「note」を使います。

mark vs sign

mark(印・跡)
→ 何かによってつけられた跡や印。物理的な痕跡。

sign(標識・兆候)
→ 意図的に作られた標識や、何かを示す兆候。

比較例文

There’s a dirty mark on the floor.
床に汚れの跡がある。
→ 物理的な痕跡(mark使用)

There’s a “No Smoking” sign on the wall.
壁に「禁煙」の標識がある。
→ 意図的な標識(sign使用)

The table has water marks.
テーブルに水の跡がある。
→ 残された痕跡

Dark clouds are a sign of rain.
暗い雲は雨の兆候だ。
→ 何かを示す兆候

使い分けのポイント

  • markは偶然できた跡や印
  • signは意図的に作られた標識や兆候
  • markは物理的な痕跡
  • signは情報や警告を伝える

「mark」は汚れや傷などの跡、「sign」は道路標識や看板などの標識です。

mark vs grade (score)

mark(点数・採点する)
→ 主にイギリス英語。試験の点数や採点行為。

grade(成績・採点する)
→ 主にアメリカ英語。総合的な成績や評価。

score(得点)
→ 試験やゲームの点数。数値的な結果。

比較例文

I got a good mark on the test. (イギリス)
テストで良い点を取った。
→ イギリス英語での点数

I got a good grade on the test. (アメリカ)
テストで良い成績を取った。
→ アメリカ英語での成績

My score was 85 out of 100.
私の得点は100点中85点だった。
→ 具体的な数値

The teacher is marking/grading the papers.
先生は答案を採点している。
→ どちらも使用可能

使い分けのポイント

  • markは主にイギリス英語で使用
  • gradeは主にアメリカ英語で使用
  • scoreは数値的な点数を強調
  • TOEICでは両方とも出題される

試験・ビジネス頻出度

markは英語試験とビジネスシーンの両方で非常に重要な単語です。
その頻出度と使われ方を詳しく見ていきましょう。

TOEIC

頻出度:★★★★★(非常に高い)

TOEICでは全パートでmarkが頻繁に登場します。
特にPart 1(写真描写)、Part 3/4(会話・説明文)、Part 7(読解問題)での出現率が非常に高いです。

よく出題される文脈

  • 価格調整(mark down/up、prices marked down)
  • 書類への記入(mark your answer, mark the date)
  • 目標や節目(reach the mark, mark a milestone)
  • 印や跡の描写(marks on the surface)
  • 評価や採点(mark the papers, full marks)

TOEIC頻出フレーズ

All items have been marked down for the sale.
すべての商品がセールのために値下げされた。

Please mark your calendar for the meeting.
会議のためにカレンダーに印をつけてください。

This quarter marks our tenth anniversary.
今四半期で創業10周年を迎えます。

The document should be marked as confidential.
その文書は機密として印されるべきです。

TOEICでは動詞として「印をつける」「値下げする」、名詞として「印」「目標」の意味が最も頻出します。
Part 5(文法問題)では、「mark」と「marked」の使い分けを問う問題も出題されます。

英検

頻出級:準2級〜1級

英検では準2級から本格的に出題され、2級以降は必須の単語となります。
特にライティングとスピーキングで使いこなせると表現力が向上します。

級別の使用例

準2級〜2級レベル:
基本的な「印をつける」「点数」の意味で使用

Please mark the correct answer on the sheet.
シートに正しい答えを記入してください。

I got full marks on the English test.
英語のテストで満点を取りました。

準1級〜1級レベル:
より複雑な文脈や慣用表現での使用

The discovery marked a significant breakthrough in medical research and opened new avenues for treatment.
その発見は医学研究における重要なブレークスルーを示し、治療の新しい道を開きました。

英検のエッセイでは、「mark」を使って重要な節目や変化を表現すると洗練された文章になります。

ビジネス英語

頻出度:★★★★★(必須レベル)

markはビジネス英語で最も重要な単語の一つです。
価格設定、マイルストーン、ブランド管理など、様々な場面で使われます。

ビジネスシーン別の使用例

価格設定・セール:

We’ve marked down winter inventory by 40%.
冬物在庫を40%値下げしました。

The markup on these products is 50%.
これらの製品のマークアップは50%です。

マイルストーン・節目:

This achievement marks a major milestone for our company.
この達成は当社にとって大きなマイルストーンを示します。

Sales have reached the $10 million mark.
売上が1,000万ドルの大台に達しました。

ブランド・商標:

Our trademark is a distinctive mark in the industry.
当社の商標は業界で特徴的な印です。

The brand has made its mark globally.
そのブランドは世界的に名を上げました。

タスク管理・進捗:

Please mark the task as completed.
タスクを完了として印してください。

Mark your availability on the shared calendar.
共有カレンダーにご都合を記入してください。

ビジネスメールでの定型表現:

  • mark down prices(価格を値下げする)
  • mark a milestone(マイルストーンを示す)
  • make one’s mark(名を上げる)
  • mark as priority(優先として印す)

ネイティブがよく使う自然な表現

ネイティブスピーカーが日常的に使うmarkの表現を紹介します。
これらをマスターすると、より自然な英語が話せるようになります。

日常会話での定番フレーズ

Mark my words.
私の言葉を覚えておいて。
→ 予言や警告をする際の定番表現

You’ve left your mark.
あなたは足跡を残した。
→ 影響を与えたことを表す

That hit the mark!
それは的を射た!
→ 完璧に正しいという意味

You missed the mark.
的を外したね。
→ 失敗や誤解を表す

Make your mark.
名を上げろ。
→ 成功を促す励ましの言葉

慣用表現・イディオム

On your mark(s), get set, go!
位置について、用意、ドン!
→ 競技開始の合図

Wide of the mark
的外れ
→ 全く間違っているという意味

Up to the mark
基準に達している
→ 期待されるレベルにあること

A black mark
汚点、悪評
→ 評判を傷つけるもの

Leave one’s mark on
〜に影響を与える
→ 永続的な影響を残す

ビジネスでの自然な表現

We’re approaching the halfway mark.
中間点に近づいています。
→ プロジェクトの進捗を説明

Let’s benchmark against industry marks.
業界基準と照らし合わせましょう。
→ 比較分析を提案

The campaign really made its mark.
そのキャンペーンは本当に成功した。
→ 大きな影響があったことを表す

That’s a marked improvement.
それは顕著な改善だ。
→ 明らかな進歩を強調

学術・フォーマルな表現

This study marks a departure from previous research.
この研究は従来の研究からの転換を示す。
→ 新しいアプローチを示す

The findings are marked by consistency.
その発見は一貫性によって特徴づけられる。
→ 特徴を示す

markのよくある間違い

日本人学習者がmarkを使う際によくする間違いと、その訂正方法を解説します。
これらのポイントを押さえることで、より正確な英語が使えるようになります。

間違い1:noteとの混同

❌ Mark down the important information.(情報を記録する意味で)
✅ Note down the important information.
解説:情報を書き留める場合は「note」を使います。
「mark down」は値下げするという意味になります。

❌ I noted the page with a bookmark.
✅ I marked the page with a bookmark.
解説:物理的な印をつける場合は「mark」を使います。

間違い2:mark downとwrite downの混同

❌ Please mark down your phone number.(電話番号を書く意味で)
✅ Please write down your phone number.
解説:単に書き留める場合は「write down」を使います。
「mark down」は値下げや減点の意味です。

間違い3:前置詞の誤用

❌ Mark the answer by red pen.
✅ Mark the answer with a red pen.
または Mark the answer in red.
解説:道具を示す場合は「with」、色を示す場合は「in」を使います。

❌ The page is marked at important points.
✅ The page is marked at important points.(これは正しい)
または Important points are marked on the page.
解説:場所を示す場合は「at」や「on」を使います。

間違い4:可算名詞・不可算名詞の誤解

❌ There are many mark on the wall.
✅ There are many marks on the wall.
解説:「mark」は可算名詞なので複数形に「s」をつけます。

間違い5:signとの混同

❌ There’s a traffic mark at the corner.
✅ There’s a traffic sign at the corner.
解説:道路標識は「sign」を使います。
「mark」は跡や印です。

間違い6:scoreとの不適切な置き換え

❌ The final mark was 3-2.(スポーツの得点で)
✅ The final score was 3-2.
解説:スポーツの得点は「score」を使います。
「mark」は試験の点数です。

間違い7:受動態での誤り

❌ The test was marked by 100 points.
✅ The test was marked out of 100 points.
または The test was worth 100 points.
解説:「out of」で満点を示します。

markの理解度チェック

これまで学んだ内容を確認するための練習問題です。
実際に手を動かして解いてみましょう。

穴埋め問題(5問)

1. Please ______ your answer on the sheet.
(シートに答えを記入してください)

2. The store ______ down all winter items by 50%.
(その店は冬物をすべて50%値下げした)

3. There’s a dirty ______ on the carpet.
(カーペットに汚れの跡がある)

4. This achievement ______ a major milestone.
(この達成は大きなマイルストーンを示す)

5. I got full ______ on the test!
(テストで満点を取った!)

選択肢問題(5問)

1. The teacher is ______ the exams.
a) mark
b) marking
c) marked
d) marks

2. Sales have reached the 5 million ______.
a) mark
b) marks
c) marking
d) marked

3. Please ______ this email as important.
a) mark
b) marks
c) marking
d) marked

4. The prices were ______ up by 20%.
a) mark
b) marks
c) marking
d) marked

5. Her work is always ______ by excellence.
a) mark
b) marks
c) marking
d) marked

解答

穴埋め問題の解答:

1. mark
解説:命令文なので動詞の原形。「mark your answer」で「答えを記入する」。

2. marked
解説:過去形。「mark down」で「値下げする」という句動詞。

3. mark
解説:名詞として使用。「a mark」で「跡・しみ」という意味。

4. marks
解説:主語が三人称単数「achievement」なので動詞に「s」。「mark」は「示す」という意味。

5. marks
解説:名詞の複数形。「full marks」で「満点」という慣用表現。

選択肢問題の解答:

1. b) marking
解説:進行形「is marking」で「採点している」。現在進行中の動作を表す。

2. a) mark
解説:名詞として使用。「reach the mark」で「目標に達する」という意味。単数形。

3. a) mark
解説:命令文なので動詞の原形。「mark as」で「〜として印す」。

4. d) marked
解説:受動態「were marked up」で「値上げされた」。過去分詞を使用。

5. d) marked
解説:受動態「is marked by」で「〜によって特徴づけられる」。過去分詞を使用。

markのコーパス実例

実際のメディアや文献でmarkがどのように使われているか、実例を見ていきましょう。
※以下は典型的な使用例を示すために作成した例文です。

新聞記事:The New York Times

The discovery marks a significant breakthrough in cancer research.
その発見はがん研究における重要なブレークスルーを示している。

解説:ニュース記事での典型的な使い方。
重要な出来事や進展を報道する際に「mark」がよく使われます。

Retailers have marked down prices ahead of the holiday season.
小売業者はホリデーシーズンを前に価格を値下げした。

解説:経済ニュースでの使用例。
「mark down」は値下げを表すビジネス用語です。

The event marked the 50th anniversary of the organization.
そのイベントは組織の50周年を記念するものだった。

解説:記念日や節目を報道する際の表現。
「mark」は重要な日付や節目を示すのに使われます。

日常会話:映画のセリフ

“Mark my words, he’ll regret this.”
「私の言葉を覚えておいて、彼は後悔するだろう」

解説:予言や警告をする際の定番表現。
「mark my words」は日常会話でよく使われる慣用句です。

“There are marks all over the floor!”
「床中に跡だらけだ!」

解説:汚れや傷について話す場面。
「marks」は複数の跡や汚れを表します。

“You really made your mark on this project.”
「このプロジェクトで本当に功績を残したね」

解説:成功や貢献を褒める表現。
「make one’s mark」は成功を収めることを意味します。

ビジネススピーチ:TED Talk

We aim to make our mark in the sustainable energy sector.
私たちは持続可能エネルギー分野で名を上げることを目指しています。

解説:ビジョンを語る際の表現。
「make one’s mark」は成功や影響力を示します。

This year marks a turning point in our company’s history.
今年は当社の歴史における転換点を示します。

解説:重要な変化を強調する表現。
「mark a turning point」は節目を示す定番フレーズです。

Success is not measured by a single mark, but by consistent effort.
成功は一つの点数で測られるのではなく、一貫した努力で測られる。

解説:哲学的なメッセージでの使用。
「mark」は評価基準の比喩として使われています。

markに関するよくある質問

markの動詞と名詞の発音の違いは?
markは動詞と名詞で発音が同じです。両方とも /mɑːrk/(マーク)と発音します。

動詞:mark /mɑːrk/ – Please mark the answer.(答えに印をつけて)
名詞:mark /mɑːrk/ – There’s a mark on the wall.(壁に跡がある)

これは「record」や「increase」のようにアクセント位置が変わる単語とは異なります。markは文脈で動詞か名詞かを判断します。動詞の場合は動作を表し、名詞の場合は「印」「跡」「点数」などの意味になります。
「mark down」と「mark up」の違いは?
mark downは「値下げする・減点する・書き留める」という意味です。
例:The store marked down all items by 30%.(その店はすべての商品を30%値下げした)

mark upは「値上げする・マークアップする・書き込む」という意味です。
例:We need to mark up the prices.(価格を値上げする必要がある)

ビジネスでは、「mark down」は値引き、「mark up」は利益を上乗せした価格設定を表します。小売業や商取引で非常に重要な表現です。
markとnoteの違いは何ですか?
markは視覚的な印やしるしをつけることで、識別や強調が目的です。
例:Mark the important paragraphs.(重要な段落に印をつけて)

noteは情報を文字で記録することで、記憶や後で参照するのが目的です。
例:Note down the key points.(要点を書き留めて)

markは蛍光ペンやチェックマークなど視覚的な印、noteはメモや記録として文字情報を残す行為です。TOEICでは、文脈が視覚的な印なら「mark」、情報の記録なら「note」を使います。
「make one’s mark」はどういう意味ですか?
「make one’s mark」は「名を上げる・成功する・功績を残す」という意味の重要な慣用表現です。

例:He made his mark in the tech industry.(彼はテクノロジー業界で名を上げた)
例:She wants to make her mark as a designer.(彼女はデザイナーとして成功したい)

「make one’s mark on」の形で「〜に影響を与える・足跡を残す」という意味にもなります。
例:The teacher made her mark on many students.(その先生は多くの生徒に影響を与えた)

ビジネスや自己紹介の場面でよく使われる前向きな表現です。
markとsignの違いは?
markは何かによってつけられた跡や印で、物理的な痕跡を表します。
例:There’s a dirty mark on the floor.(床に汚れの跡がある)

signは意図的に作られた標識や、何かを示す兆候を表します。
例:There’s a “No Smoking” sign.(「禁煙」の標識がある)
例:Dark clouds are a sign of rain.(暗い雲は雨の兆候だ)

markは偶然できた跡や印、signは意図的に作られた標識や情報を伝えるシンボルです。道路標識、看板、兆候には「sign」を使います。
「full marks」とは?
「full marks」は「満点・最高点」という意味の表現です。主にイギリス英語で使われます。

例:She got full marks on the test!(彼女はテストで満点を取った!)
例:Full marks for your excellent presentation.(素晴らしいプレゼンに満点!)

文字通りの満点だけでなく、褒め言葉として「完璧だ」という意味でも使われます。
例:Full marks for trying!(挑戦したことは立派だ!)

アメリカ英語では「perfect score」や「100%」も使われますが、「full marks」も理解されます。
「mark my words」の意味は?
「mark my words」は「私の言葉を覚えておいて・よく聞いておいて」という意味の慣用表現です。予言や警告をする際に使います。

例:Mark my words, he’ll regret this decision.(私の言葉を覚えておいて、彼はこの決断を後悔するだろう)
例:Mark my words, this company will be successful.(よく聞いておいて、この会社は成功するだろう)

自分の予測や意見に強い確信があることを示す表現で、やや古風ですが今でもよく使われます。日常会話、映画、文学作品などで頻出するフレーズです。
TOEICで「mark」はどのように出題されますか?
TOEICでは以下のような形で頻出します。

Part 1(写真描写):
物の跡や印についての描写
例:”There are marks on the surface.”

Part 3/4(リスニング):
価格調整や予定の記入についての会話
例:”All items have been marked down for the sale.”

Part 5(文法問題):
動詞と名詞、能動態と受動態の選択
例:The prices were _____ down. → 答え:marked

Part 7(読解):
ビジネス文書での「mark a milestone」「reach the mark」などの表現

特に「mark down/up」(値下げ/値上げ)、「mark as」(〜として印す)、節目を表す「mark」の用法が頻出です。

まとめ

  • コアイメージは「何かを識別するための印・しるし」
  • 動詞として「印をつける」「採点する」「特徴づける」の意味
  • 名詞として「印」「跡」「点数」「目標」の意味
  • 動詞と名詞で発音は同じ /mɑːrk/(マーク)
  • markは視覚的な印、noteは情報の記録、signは標識や兆候
  • 「mark down」は値下げ、「mark up」は値上げを表す重要な句動詞
  • TOEICやビジネス英語で超頻出、特に価格調整や節目の表現で必須

この記事の例文や練習問題を繰り返し復習すると、markの使い方が自然に身につきます。
特に動詞と名詞の使い分け、「mark down/up」の句動詞、「make one’s mark」などの慣用表現を重点的に練習しましょう。

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