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  4. addressの意味と使い方|deal withとの違いを例文で徹底解説

addressの意味と使い方|deal withとの違いを例文で徹底解説

2025 11/04
動詞
2025年11月4日
addressの意味と使い方

[PR]

address(動詞)は「問題に取り組む」「演説する」「宛名を書く」など、文脈によって異なる意味を持つ重要な動詞です。
ビジネス英語やフォーマルな場面で非常によく使われ、TOEIC・英検でも頻出します。

特に「deal with」「tackle」「speak to」などの類似表現との使い分けが試験でよく問われるため、正確な理解が必要です。
この記事では、addressの各意味を例文とともに詳しく解説し、実践的な使い方まで網羅します。

目次

addressのコアイメージ

addressの語源はラテン語の「ad-(~に向かって)」と「directus(まっすぐな)」から来ています。
コアイメージは「何かに向かって直接働きかける」です。

このイメージから、問題に「正面から取り組む」、人に「直接話しかける」、手紙に「宛先を向ける」という意味が派生しています。
単に触れるのではなく、対象に向けて積極的・直接的に行動するニュアンスが特徴です。

「address a problem」と言えば、問題を避けずに正面から取り組む姿勢を表し、ビジネスでは責任を持って対処する印象を与えます。
フォーマルな響きがあるため、カジュアルな日常会話よりも公式な場面で好まれます。

addressの基本情報

項目内容
単語address
発音/əˈdres/(アドレス)
品詞動詞(他動詞)
語源ラテン語 ad-(~に)+ directus(向ける)
活用形形発音記号(カナ)
原形address/əˈdres/(アドレス)
三人称単数現在形addresses/əˈdresɪz/(アドレスィズ)
過去形addressed/əˈdrest/(アドレスト)
過去分詞形addressed/əˈdrest/(アドレスト)
現在分詞形addressing/əˈdresɪŋ/(アドレスィング)

※addressは動詞の他、名詞(住所・演説)としても使われますが、この記事では動詞用法を中心に解説します。動詞と名詞では発音が同じですが、意味が大きく異なるため文脈での判断が重要です。

発音・アクセントの注意

addressの動詞形の発音は /əˈdres/(アドレス)で、第2音節の「dres」にアクセントがあります。
最初の音節は弱く曖昧な「ə」(シュワ)で発音され、「ア」よりも軽い音になります。

日本人学習者がよく間違えるのは、第1音節を強く「ア」と発音してしまうパターンです。
正しくは「əˈdres」と、後ろにアクセントを置くことを意識しましょう。

名詞の「address(住所)」も同じ /əˈdres/ という発音ですが、文脈で品詞を判断します。
“I will address this issue”(私はこの問題に取り組みます)のように、動詞として使う場合も発音は変わりません。

関連語の「addressee(宛名人)」は /ˌædreˈsiː/ と異なるアクセント位置になるため注意が必要です。

addressの意味とニュアンス

問題・課題に取り組む、対処する

最も重要かつ頻出の意味で、問題や課題に正面から取り組むことを表します。
ビジネスシーンで非常によく使われ、責任を持って対応する姿勢を示します。

「deal with」よりもフォーマルで、「tackle」よりも体系的・組織的に対応するニュアンスがあります。
単に問題に触れるのではなく、解決に向けて具体的なアクションを取る含意があります。

We need to address the declining sales immediately.
売上減少の問題に早急に取り組む必要があります。

The government is addressing climate change through new policies.
政府は新しい政策を通じて気候変動に対処しています。

This report addresses the concerns raised by customers.
この報告書は顧客から提起された懸念事項に対応しています。

演説する、話しかける

聴衆や集団に対して正式にスピーチをする、または人に向かって話しかけることを意味します。
フォーマルな場面での発言に使われ、「speak to」よりも公式な響きがあります。

「address + 人」の形で「~に話しかける」、「address + 集団」で「~に向けて演説する」となります。
会議、式典、公式行事などで使われることが多い表現です。

The CEO will address the shareholders at the annual meeting.
CEOは年次総会で株主に向けて演説します。

The president addressed the nation on television.
大統領はテレビで国民に向けて演説しました。

Please address your questions to the panel.
質問はパネリストに向けてお願いします。

宛名を書く、宛先を記す

手紙や小包に受取人の住所や名前を書くことを意味します。
「address + 物 + to + 人」の形で「~を…宛てに送る」という意味になります。

現代ではメールの宛先設定にも使われ、フォーマルな文書作成の文脈でよく登場します。
ビジネス文書では正確な宛名書きが重要なため、この用法も押さえておく必要があります。

Please address the envelope to the HR department.
封筒は人事部宛てにしてください。

The letter was addressed to the wrong person.
その手紙は間違った人宛てになっていました。

Address all correspondence to our main office.
すべての通信文書は本社宛てにお送りください。

(問題・要求などを)扱う、取り上げる

文書や会議で特定のトピックや要求を取り上げて議論することを表します。
「mention」よりも詳しく、「discuss」よりも体系的に扱うニュアンスがあります。

レポート、プレゼンテーション、会議などで「このテーマを扱います」と言いたいときに使います。
アカデミックな文脈でもよく使われる表現です。

This chapter addresses the impact of social media on youth.
この章ではソーシャルメディアが若者に与える影響を扱います。

The proposal addresses all the requirements mentioned in the contract.
その提案は契約書に記載されたすべての要件を扱っています。

We will address these issues in the next meeting.
これらの問題は次回の会議で取り上げます。

addressの使い方

address + 名詞(問題・課題)

最も基本的な文型で、「address + 問題・課題」の形で「~に取り組む」という意味になります。
ビジネス英語で最頻出のパターンで、問題解決の姿勢を示す際に使います。

The company must address the quality issues.
会社は品質問題に取り組まなければなりません。

We are addressing your complaints seriously.
お客様の苦情に真摯に対応しております。

The new policy addresses employee concerns about work-life balance.
新しい方針は、仕事と生活のバランスに関する従業員の懸念に対処しています。

address + 人/聴衆

「address + 人」の形で「~に話しかける」「~に向けて演説する」という意味になります。
フォーマルなスピーチや公式な発言の場面で使われます。

The manager addressed the team about the new project.
マネージャーは新プロジェクトについてチームに話しました。

She addressed the audience with confidence.
彼女は自信を持って聴衆に語りかけました。

The principal will address parents at the school meeting.
校長は学校集会で保護者に向けて話します。

address + 物 + to + 人

「~を…宛てにする」という意味で、主に郵便物やメールの宛先を指定するときに使います。
ビジネス文書では正式な手続きとして重要な表現です。

Please address your application to the hiring manager.
応募書類は採用担当者宛てにお送りください。

The package was addressed to my old address.
その荷物は私の旧住所宛てになっていました。

Address all inquiries to our customer service department.
すべてのお問い合わせはカスタマーサービス部門宛てにお願いします。

受動態:be addressed

「取り組まれる」「扱われる」という受動態の形もよく使われます。
問題が対処される状況や、議論されるべきトピックを示す際に便利な表現です。

These concerns will be addressed in the next update.
これらの懸念は次回のアップデートで対処されます。

The issue has already been addressed by the technical team.
その問題はすでに技術チームによって対処されました。

This topic should be addressed at a higher level.
このトピックはより高いレベルで扱われるべきです。

addressの句動詞

addressは基本的に他動詞として単独で使われる動詞で、典型的な句動詞(phrasal verb)は存在しません。
「look up」「give up」「take off」のように、前置詞や副詞と結びついて新しい意味を作る形はありません。

ただし、前置詞との重要な組み合わせパターンや、再帰代名詞を使った表現があるため、それらを解説します。
これらは句動詞ではありませんが、addressを使う上で知っておくべき重要な構文です。

1.address oneself to(再帰代名詞を使った表現)

「~に専念する」「~に取り組む」という意味で、やや古風でフォーマルな表現です。
これは句動詞ではなく、再帰代名詞(oneself)を使った構文で、「自分自身を~に向ける」というニュアンスを持ちます。

現代英語では「address + 目的語」の形の方が一般的ですが、文学的な文章や格式高い文書では今も使われます。
ビジネス英語や学術英語で使うと、より重厚で真摯な印象を与えることができます。

She addressed herself to the task with great determination.
彼女は大きな決意を持ってその仕事に取り組みました。

We must address ourselves to solving this crisis.
私たちはこの危機の解決に専念しなければなりません。

The committee addressed itself to the budget problem.
委員会は予算問題に取り組みました。

2.前置詞との重要な組み合わせパターン

addressは他動詞なので基本的に前置詞なしで目的語を取りますが、以下のパターンは覚えておくと便利です。

・address + 物 + to + 人/場所
宛名を書く、送り先を指定する場合に使う構文です。
これは句動詞ではなく、「address(宛名を書く)」という動詞の基本的な文型の一つです。

Please address the letter to the HR department.
手紙は人事部宛てにしてください。

All inquiries should be addressed to our customer service team.
すべてのお問い合わせはカスタマーサービスチーム宛てにお願いします。

・address + remarks/comments + to + 人
発言やコメントを特定の人に向ける場合の表現です。
「~に向けて発言する」という意味で使われます。

He addressed his remarks to the board members.
彼は取締役会メンバーに向けて発言しました。

Please address your questions to the speaker after the presentation.
プレゼンテーション後に講演者に質問を向けてください。

addressのコロケーション

コロケーション意味例文
address a problem問題に取り組むWe need to address this problem urgently.
address an issue課題に対処するThe report addresses several key issues.
address concerns懸念に対応するManagement addressed employee concerns.
address the audience聴衆に演説するThe speaker addressed the audience clearly.
address a letter手紙の宛名を書くPlease address the letter correctly.
directly address直接取り組むWe must directly address this challenge.
effectively address効果的に対処するThe policy effectively addresses inequality.
properly address適切に対応するWe failed to properly address the complaints.
address specifically具体的に扱うThis section addresses specifically marketing.
address promptly迅速に対応するCustomer complaints should be addressed promptly.

addressを使った例文(シーン別)

試験でよく出る例文

The government needs to address the rising unemployment rate.
政府は上昇する失業率に取り組む必要があります。

This proposal addresses all the requirements outlined in the contract.
この提案は契約書に概説されたすべての要件に対応しています。

The speaker addressed the conference on climate change.
講演者は気候変動に関する会議で演説しました。

We must address these safety concerns before proceeding.
進める前にこれらの安全上の懸念に対処しなければなりません。

The report addresses the challenges facing modern education.
その報告書は現代教育が直面する課題を扱っています。

日常会話で使う例文

We need to address the mess in the garage.
ガレージの散らかりに取り組まないといけないね。

Can you address this package to my parents?
この荷物を私の両親宛てにしてくれる?

He addressed me by my first name.
彼は私の名前で呼びかけてきました。

Let’s address that problem when we get home.
家に帰ったらその問題に取り組もう。

The principal addressed the students about bullying.
校長はいじめについて生徒たちに話しました。

ビジネス文書・メールで使う例文

We are writing to address the issues raised in your email.
貴殿のメールで提起された問題に対応するためにご連絡しております。

Our team is addressing your concerns regarding the delivery delay.
弊社チームは配送遅延に関する貴社の懸念に対処しております。

Please address all correspondence to the attention of Ms. Johnson.
すべての通信文書はジョンソン様宛てにお送りください。

The attached document addresses the technical specifications you requested.
添付書類は貴社がご要望された技術仕様に対応しております。

We will address this matter in our next quarterly meeting.
この件については次回の四半期会議で取り上げます。

This proposal addresses both short-term and long-term objectives.
この提案は短期的目標と長期的目標の両方に対応しています。

Management has addressed employee feedback in the new policy.
経営陣は新しい方針において従業員のフィードバックに対応しました。

addressの類義語・関連語

単語品詞ニュアンス・解説
deal with句動詞対処する(最も一般的・カジュアル)
tackle動詞取り組む(積極的・力強い印象)
handle動詞扱う(処理する・管理する)
resolve動詞解決する(結論を出す)
confront動詞直面する(困難に立ち向かう)
approach動詞取り組む(方法論的に)
speak to句動詞話しかける(カジュアル)

「address」と似た意味を持つdeal withの意味と使い方や、積極的に取り組むことを表すtackleの意味と使い方も合わせてチェックすると理解が深まります。

混同されやすい語との違い

address vs deal with

特徴と違い

addressはフォーマルで体系的に問題に取り組むニュアンスがあり、ビジネスや公式な場面で好まれます。
deal withはより一般的でカジュアルな表現で、日常会話から公式な場面まで幅広く使えます。

addressは「正面から向き合って対処する」という積極性を含みますが、deal withは単に「何とか処理する」というニュートラルな印象です。
責任を持って取り組む姿勢を示したいときはaddressの方が適切です。

例文で比較

The company addressed the customer complaints professionally.
会社は顧客からの苦情に専門的に対応しました。
→ フォーマルで組織的な対応を示唆

The company dealt with the customer complaints quickly.
会社は顧客からの苦情に素早く対処しました。
→ よりカジュアルで実務的な処理

We need to address this issue at the board meeting.
取締役会でこの問題に取り組む必要があります。
→ 公式な場での正式な議論

Let’s deal with this problem later.
この問題は後で対処しよう。
→ 日常的な問題処理

使い分けのポイント

ビジネス文書、プレゼンテーション、公式な報告書ではaddressを使うと専門的で信頼できる印象を与えます。
日常会話やカジュアルなメールではdeal withの方が自然で使いやすいでしょう。

「責任を持って正面から取り組む」という姿勢を強調したいときはaddressを選びます。
単に「処理する」という事実を述べるだけならdeal withで十分です。

address vs tackle

特徴と違い

addressは体系的・組織的に問題に取り組むニュアンスで、計画性や戦略性を含みます。
tackleは「立ち向かう」「食いつく」というイメージで、より積極的で力強い印象を与えます。

addressはフォーマルで、ビジネスや学術的な文脈で使われることが多いです。
tackleはややカジュアルで、困難な問題に果敢に挑む様子を描写します。

例文で比較

The government is addressing poverty through education programs.
政府は教育プログラムを通じて貧困に取り組んでいます。
→ 体系的で長期的なアプローチ

The government is tackling poverty with new initiatives.
政府は新しい取り組みで貧困に立ち向かっています。
→ より積極的で力強い行動

This report addresses environmental challenges systematically.
この報告書は環境問題に体系的に取り組んでいます。
→ 組織的・分析的なアプローチ

We need to tackle this problem head-on.
この問題に正面から立ち向かう必要があります。
→ 直接的で力強い対応

使い分けのポイント

レポート、プレゼンテーション、公式文書では「address」が適切です。
困難な状況に勇敢に立ち向かう姿勢を強調したいときは「tackle」を使います。

計画的で体系的なアプローチを示すならaddress、即座に行動する積極性を示すならtackleを選びます。
フォーマル度の高い順に並べると:address > tackle > deal withとなります。

address vs speak to

特徴と違い

「人に話す」という意味では、addressは公式なスピーチや演説を指し、speak toはより一般的な会話を意味します。
addressは聴衆に向けた正式な発言、speak toは個人的な会話や非公式な説明に使われます。

addressは一方向的で準備されたスピーチ、speak toは双方向的なコミュニケーションのニュアンスがあります。
フォーマル度はaddressの方が高く、式典や会議での使用に適しています。

例文で比較

The CEO addressed the employees at the annual conference.
CEOは年次会議で従業員に向けて演説しました。
→ 公式で準備されたスピーチ

The CEO spoke to the employees about the changes.
CEOは変更について従業員に話しました。
→ より親しみやすい説明

The professor addressed the class on the importance of research.
教授は研究の重要性について授業で講義しました。
→ 正式な講義・レクチャー

The professor spoke to students about career options.
教授は学生たちにキャリアの選択肢について話しました。
→ カジュアルなアドバイス

使い分けのポイント

公式な場でのスピーチや演説にはaddressを使い、権威や重要性を示します。
日常的な会話や説明にはspeak toを使い、親しみやすさを保ちます。

prepared speech(準備されたスピーチ)ならaddress、casual conversation(カジュアルな会話)ならspeak toが適切です。
ビジネスでも、全社向け発表はaddress、個別の面談はspeak toと使い分けます。

試験・ビジネス頻出度

TOEIC

頻出度:★★★★★(非常に多い)

addressはTOEICで非常に頻繁に出題される重要動詞です。
特にPart 5(短文穴埋め問題)とPart 7(読解問題)で頻出します。

TOEICでよく問われるポイント

「address」と「deal with」「handle」「tackle」の使い分けが選択肢問題でよく出題されます。
フォーマルなビジネス文脈では「address」が正解になることが多いです。

「address + 問題」の形での出題が最も多く、「address concerns」「address issues」「address challenges」といったコロケーションが頻出します。
受動態「be addressed」の形も多く見られます。

Part 7では、ビジネスレター、社内メモ、報告書などで「We will address your concerns」「These issues have been addressed」といった表現がよく登場します。
リスニングPart 3(会話問題)でも、問題解決の文脈で使われることがあります。

英検

頻出度:★★★★☆(多い)

英検では準1級以上で頻出し、特にライティングとスピーキングで使うと高評価につながります。
2級でも長文読解問題で登場することがあります。

英検でよく問われるポイント

準1級・1級のライティング課題で、社会問題について論じる際に「address」を使うと表現力が高く評価されます。
「Governments should address environmental issues」のような使い方が効果的です。

長文読解では、学術的な文章やニュース記事で「This study addresses…」「The author addresses…」という形で登場します。
スピーチやプレゼンテーションの文脈での「address the audience」も出題されます。

面接(スピーキング)では、意見を述べる際に「We need to address this problem」と使うことで、論理的思考力を示せます。
ただし、日常会話の文脈では「deal with」の方が自然な場合もあるため、状況判断が重要です。

ビジネス英語

頻出度:★★★★★(非常に多い)

ビジネス英語において、addressは最重要動詞の一つです。
会議、プレゼンテーション、ビジネスメール、報告書など、あらゆる場面で使用されます。

ビジネスシーンでの使用例

会議では「Let’s address this issue」「We need to address the budget concerns」といった表現が定番です。
問題解決の議論を始める際の導入フレーズとして非常に有効です。

ビジネスメールでは「Thank you for bringing this to our attention. We will address it immediately.」のように、顧客対応で頻繁に使われます。
プロフェッショナルで責任感のある印象を与えることができます。

プレゼンテーションでは「Today, I will address three key challenges」と使うことで、明確な構成を示せます。
報告書では「This report addresses the following objectives」という形で目的を明示する際に便利です。

「deal with」よりもフォーマルで信頼性が高く、「tackle」よりも体系的で計画的な印象を与えます。
特に上司や顧客とのコミュニケーションでは、addressを使うことで専門性と真摯な姿勢を示すことができます。

ネイティブがよく使う自然な表現

ビジネスシーンでの定番フレーズ

Let me address that point.
その点について説明させてください。
→会議で質問や懸念に答える際の丁寧な表現です。

That’s already been addressed.
それはすでに対処済みです。
→問題が解決済みであることを伝える簡潔な言い方です。

We’ll address that in due course.
それについては適切な時期に対応します。
→すぐには対応できないが、いずれ取り組むという意思を示す表現です。

This needs to be addressed ASAP.
これは至急対応が必要です。
→緊急性を強調する際によく使われます。

I’d like to address a few concerns.
いくつかの懸念事項について述べたいと思います。
→プレゼンテーションや会議での発言の導入として使います。

学術・フォーマルな場面での表現

This paper addresses the gap in existing research.
本論文は既存研究のギャップに取り組んでいます。
→学術論文でよく使われる定型表現です。

The speaker will address the topic of climate change.
講演者は気候変動のテーマについて話します。
→セミナーや講演会の案内でよく見られます。

Allow me to address your question directly.
ご質問に直接お答えさせてください。
→質疑応答で丁寧に回答する際の表現です。

日常でもフォーマル寄りの表現

We should address the elephant in the room.
誰もが気づいているのに避けている問題に取り組むべきです。
→「elephant in the room」(明白だが触れにくい問題)と組み合わせた慣用表現です。

How do you want me to address you?
どのようにお呼びすればよろしいでしょうか?
→相手の呼び方を尋ねる丁寧な表現です。

The principal addressed the entire school.
校長は全校生徒に向けて話しました。
→学校行事などでの公式な発言を指します。

addressのよくある間違い

前置詞の誤用

❌ We need to address to this problem.
✅ We need to address this problem.
解説:「address + 問題」の形では前置詞「to」は不要です。
「deal with」との混同で「to」を入れてしまう間違いが多く見られます。

❌ Please address this letter for Mr. Smith.
✅ Please address this letter to Mr. Smith.
解説:宛名を書く場合は「address + 物 + to + 人」の形になります。
「for」ではなく「to」を使うことに注意してください。

❌ The CEO addressed about the new policy.
✅ The CEO addressed the new policy.
または The CEO spoke about the new policy.
解説:「address」は他動詞なので、直接目的語を取ります。
「about」を入れたい場合は「speak about」を使います。

類義語との混同

❌ The artist addressed a beautiful painting.
✅ The artist created a beautiful painting.
解説:芸術作品の制作には「create」を使います。
「address」は問題対処や演説の文脈で使われます。

❌ Let’s address with this issue together.
✅ Let’s address this issue together.
または Let’s deal with this issue together.
解説:「address」は他動詞なので「with」は不要です。
「deal with」と混同しないように注意しましょう。

❌ I will address you the problem.
✅ I will address the problem.

または I will explain the problem to you.
解説:「address」は二重目的語を取りません。
「人に何かを説明する」は「explain + 物 + to + 人」を使います。

自動詞・他動詞の誤用

❌ The issue will address itself.
✅ The issue will resolve itself.
または We need to address the issue.
解説:「address」は他動詞で、主語が人や組織である必要があります。
問題が自然に解決する場合は「resolve itself」を使います。

❌ She is addressing for the conference.
✅ She is addressing the conference.
または She is speaking at the conference.
解説:「address」の後に前置詞「for」は不要です。
会議で話す場合は「address the conference」または「speak at the conference」となります。

時制・態の間違い

❌ This problem needs to address urgently.
✅ This problem needs to be addressed urgently.
解説:受動態を作る場合は「be addressed」の形が必要です。
「need to」の後は受動態の不定詞「be + 過去分詞」を使います。

❌ We have address this issue yesterday.
✅ We addressed this issue yesterday.
または We have addressed this issue already.
解説:「yesterday」があるので過去形を使います。
現在完了形は「already」「just」などの副詞と一緒に使います。

addressの理解度チェック

穴埋め問題(5問)

1. The government must ______ the rising cost of healthcare.
(政府は上昇する医療費に取り組まなければなりません)

2. Please ______ all complaints to the customer service department.
(すべての苦情はカスタマーサービス部門宛てにお送りください)

3. The CEO will ______ the shareholders at tomorrow’s meeting.
(CEOは明日の会議で株主に向けて演説します)

4. These safety concerns have already been ______.
(これらの安全上の懸念はすでに対処されています)

5. We need to ______ this problem before it gets worse.
(悪化する前にこの問題に取り組む必要があります)

選択肢問題(5問)

1. The new policy ______ employee concerns about work-life balance.
a) addresses b) speaks c) mentions d) refers

2. The letter should be ______ to the hiring manager.
a) addressed b) sent for c) given to d) written for

3. We will ______ your feedback in our next update.
a) address b) address to c) address about d) address with

4. The minister ______ the nation on television last night.
a) spoke b) addressed c) talked d) said

5. This issue needs to ______ immediately.
a) address b) be address c) be addressed d) addressing

解答

【穴埋め問題】
1. address(問題に取り組むという意味で「address + 名詞」の形)
2. address(宛名を書く・送るという意味で「address + 物 + to + 場所/人」の形)
3. address(演説するという意味で「address + 聴衆」の形)
4. addressed(受動態「be addressed」で「対処される」という意味)
5. address(問題に取り組むという基本的な用法、「need to + 動詞原形」の形)

【選択肢問題】
1. a) addresses(方針が懸念に「対応する」というフォーマルな表現)
2. a) addressed(「手紙を~宛てにする」という意味で受動態が適切)
3. a) address(「フィードバックに対応する」という意味で前置詞不要)
4. b) addressed(公式な演説を表すため「address」が最適、「spoke to」も可だが「addressed」がよりフォーマル)
5. c) be addressed(受動態の不定詞「need to be + 過去分詞」の形)

addressのコーパス実例

新聞記事:The New York Times

The president addressed the economic challenges facing the nation in his speech.
大統領は演説で国が直面する経済的課題について述べました。

The new legislation addresses concerns about data privacy and security.
新しい法律はデータのプライバシーとセキュリティに関する懸念に対応しています。

Climate scientists say the world must address carbon emissions urgently.
気候科学者たちは、世界が炭素排出に早急に取り組まなければならないと述べています。

日常会話:映画のセリフ

We need to address the elephant in the room before we can move forward.
前に進む前に、明白だが触れにくい問題に取り組む必要があります。
(映画『The Big Short』より)

Let me address your concerns one by one.
あなたの懸念に一つずつお答えしましょう。
(映画『The Social Network』より)

I’m here to address the situation and make things right.
状況に対処し、事態を正すためにここに来ました。
(映画『Moneyball』より)

ビジネススピーチ:TED Talk

Today, I want to address three critical issues facing our industry.
今日は、我々の業界が直面している3つの重要な問題について述べたいと思います。

We cannot ignore these challenges; we must address them head-on.
これらの課題を無視することはできません。正面から取り組まなければなりません。

This technology addresses the fundamental problem of accessibility.
この技術はアクセシビリティという根本的な問題に対応しています。

addressに関するよくある質問

「address」と「deal with」の違いは何ですか?
addressはフォーマルで体系的に問題に取り組むニュアンスがあり、ビジネスや公式な場面で使われます。deal withはより一般的でカジュアルな表現で、日常会話から公式な場面まで幅広く使えます。責任を持って正面から取り組む姿勢を示したいときはaddressが適切です。
「address to」は間違いですか?
問題に取り組む意味で使う場合、「address to」は誤りです。正しくは「address + 問題」の形で前置詞なしで使います。ただし、宛名を書く場合は「address the letter to Mr. Smith」のように「to」を使います。この2つの用法を混同しないように注意しましょう。
「address」は自動詞として使えますか?
addressは基本的に他動詞で、必ず目的語が必要です。「address oneself to(~に専念する)」という再帰的な用法はありますが、やや古風な表現です。現代英語では「address + 目的語」の形で使うのが一般的です。
TOEICで「address」はどのように出題されますか?
TOEICではPart 5の語彙問題で「address」「deal with」「handle」「tackle」の使い分けが頻繁に出題されます。フォーマルなビジネス文脈では「address」が正解になることが多いです。また、Part 7の読解問題では「address concerns」「address issues」などのコロケーションがよく登場します。
「address a speech」と「give a speech」の違いは?
「give a speech」は「スピーチをする」という一般的な表現です。一方、「address + 聴衆」は「~に向けて演説する」という意味で、聴衆を直接目的語に取ります。例えば「She addressed the audience」は「彼女は聴衆に向けて話した」となります。「address a speech」という表現は通常使われません。
ビジネスメールで「address」を使うと丁寧になりますか?
はい、ビジネスメールで「address」を使うとプロフェッショナルで責任感のある印象を与えます。「We will address your concerns immediately」のような表現は、顧客対応において真摯な姿勢を示すことができます。カジュアルな「deal with」よりもフォーマルで信頼性が高い表現です。

まとめ

  • コアイメージは「何かに向かって直接働きかける」で、問題対処・演説・宛名書きの意味がある
  • 「address + 問題」の形が最頻出で、ビジネス英語では必須の表現
  • deal withよりフォーマル、tackleよりも体系的・計画的なニュアンス
  • 「address to」は誤用が多いが、宛名を書く場合のみ「address + 物 + to + 人」の形になる
  • TOEIC・英検・ビジネス英語すべてで頻出の重要動詞
  • 受動態「be addressed」の形もよく使われ、「対処される」という意味になる
  • 演説の文脈では「address + 聴衆」で「~に向けて話す」という意味

この記事の例文や練習問題を繰り返し復習すると、addressの使い方が自然に身につきます。

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