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  4. refer(動詞)の完全ガイド|refer to/refer A to Bの違いと使い分け|TOEIC頻出

refer(動詞)の完全ガイド|refer to/refer A to Bの違いと使い分け|TOEIC頻出

2025 10/15
動詞
2023年6月27日2025年10月15日
referの意味と使い方

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referは「言及する」「参照する」「照会する」など、何かに注意を向けたり、情報源を示したりする際に使う重要な動詞です。
TOEICやビジネス英語で頻繁に登場し、特に「refer to(~に言及する)」という形での使用が圧倒的に多いのが特徴です。

この記事では、referの基本的な意味から、前置詞toとの組み合わせ、類義語との使い分け、ビジネスシーンでの実践的な使い方まで、豊富な例文とともに徹底解説します。
特に「refer to」と「refer A to B」の違いは試験でもよく問われるポイントなので、しっかり理解していきましょう。

目次

referのコアイメージ

referの語源はラテン語の「re-(後ろへ)+ ferre(運ぶ)」で、「後ろに運ぶ=元の情報源に戻す」というイメージから派生しています。
コアイメージは「何かを別の何かに結びつける・向ける」です。

このコアイメージから、「言及する(話題を別の対象に向ける)」「参照する(情報を別の資料に向ける)」「照会する(人を別の専門家に向ける)」といった意味が生まれています。
常に「何かから何かへ」という方向性を持つのがreferの特徴です。

referの基本情報

項目内容
単語refer
発音/rɪˈfɜːr/(リファー)
品詞動詞
語源ラテン語 referre(re- 後ろへ + ferre 運ぶ)
TOEIC頻出度★★★★★(超頻出)
活用形形
原形refer
三人称単数現在refers
過去形referred
過去分詞referred
現在分詞referring

※referは動詞としてのみ使われます。名詞形は「reference(参照・言及)」「referral(紹介・照会)」です。
過去形・過去分詞・現在分詞を作る際は、最後のrを重ねて「referred」「referring」となる点に注意が必要です。

発音・アクセントの注意

referの発音は /rɪˈfɜːr/ で、アクセントは第2音節の「fer」に置かれます。
日本語では「リファー」と表記されますが、第1音節の「ri」は弱く短く発音し、「fer」を強く長めに発音するのがポイントです。

正しい発音のコツ:

  • 第1音節 /rɪ/ は「リ」ではなく、より短く弱い「リ」
  • 第2音節 /ˈfɜːr/ を強く長めに発音(「ファー」に近い音)
  • 最後のrは舌を巻いて発音(アメリカ英語の場合)

派生語の「reference」も同様に第1音節にアクセントがあります(/ˈrefrəns/)が、動詞のreferとはアクセント位置が異なるため注意しましょう。
TOEICのリスニングセクションでは、このアクセントの違いを聞き分ける問題が出題されることがあります。

referの意味とニュアンス

referには大きく分けて3つの主要な意味があります。
いずれも「何かを別の何かに結びつける」というコアイメージから派生しています。

~に言及する・~について述べる

最も頻繁に使われる意味で、会話や文章の中で特定の対象について触れることを表します。
「refer to ~」の形で使われ、TOEICでも最頻出のパターンです。

The professor referred to several studies in his lecture.
教授は講義の中でいくつかの研究について言及した。

She referred to the incident without giving details.
彼女は詳細を明かさずにその事件について述べた。

Are you referring to the meeting yesterday?
昨日の会議のことを言っているのですか?

~を参照する・~を調べる

情報を得るために資料や文献を見ることを表します。
ビジネス文書や学術的な文脈で頻繁に使われる意味です。

Please refer to page 15 for more information.
詳細については15ページを参照してください。

If you have questions, refer to the user manual.
質問がある場合は、ユーザーマニュアルを調べてください。

You can refer to the attached document for the specifications.
仕様については添付文書を参照できます。

~を照会する・~を紹介する

人を専門家や別の部署に紹介・案内することを表します。
「refer A to B(AをBに紹介する)」の形で使われ、医療やビジネスの場面で重要な表現です。

The doctor referred the patient to a specialist.
医師は患者を専門医に紹介した。

I’ll refer your complaint to the manager.
あなたの苦情をマネージャーに取り次ぎます。

She was referred to the HR department for further assistance.
彼女はさらなる支援のため人事部に案内された。

referの使い方

referは前置詞toと組み合わせて使われることが非常に多い動詞です。
基本的な文型パターンを理解することで、正確に使いこなせるようになります。

refer to ~(~に言及する・~を参照する)

最も基本的で頻出の用法です。
toの後には、言及する対象や参照する資料が来ます。

The report refers to recent economic trends.
その報告書は最近の経済動向に言及している。

When I say “the project,” I’m referring to the new website development.
「プロジェクト」と言うとき、私は新しいウェブサイト開発のことを指しています。

Please refer to the email I sent yesterday.
昨日送ったメールを参照してください。

The article refers to several case studies.
その記事はいくつかのケーススタディに言及している。

※「refer to」のtoは前置詞なので、後ろには名詞または動名詞が続きます。不定詞(to + 動詞の原形)は続かない点に注意しましょう。

refer A to B(AをBに照会する・紹介する)

人や問題を適切な相手や部署に案内する際に使います。
ビジネスや医療の場面で重要な表現です。

The receptionist referred me to the sales department.
受付係は私を営業部に案内してくれた。

My dentist referred me to an orthodontist.
私の歯科医は私を矯正歯科医に紹介した。

The case was referred to a higher court.
その事件はより上級の裁判所に送られた。

I referred the customer to our technical support team.
私はその顧客をテクニカルサポートチームに取り次いだ。

refer to A as B(AをBと呼ぶ)

何かを特定の名前や呼び方で表現することを示します。
「~として言及する」というニュアンスです。

New Yorkers often refer to their city as “The Big Apple.”
ニューヨーカーはしばしば自分たちの街を「ビッグアップル」と呼ぶ。

The company is commonly referred to as “ABC Corp.”
その会社は一般的に「ABC社」と呼ばれている。

She refers to her boss as “the dragon lady” behind his back.
彼女は陰で上司のことを「ドラゴンレディ」と呼んでいる。

This period is referred to as the Industrial Revolution.
この時代は産業革命と呼ばれている。

referの句動詞

referを使った句動詞は限られていますが、ビジネスや学術的な文脈で重要な表現があります。
基本的にはreferと前置詞の組み合わせで意味が形成されます。

refer back to(~に立ち返る・~を再び参照する)

以前の話題や資料に戻って確認することを表します。
議論や説明の中で、前に述べたことを再度取り上げる際に使います。

Let me refer back to what I said earlier.
先ほど私が言ったことに立ち返らせてください。

The speaker referred back to the statistics from the first slide.
講演者は最初のスライドの統計データに再び言及した。

If necessary, you can refer back to the original document.
必要であれば、元の文書を再度参照できます。

refer to ~ for(~について…を参照する)

特定の情報を得るために資料や人を参照することを表します。
forの後には、参照する目的や求める情報が来ます。

Refer to the appendix for detailed instructions.
詳細な手順については付録を参照してください。

You should refer to an expert for professional advice.
専門的なアドバイスについては専門家を参照すべきです。

Please refer to our website for the latest updates.
最新情報については当社のウェブサイトを参照してください。

refer ~ on to(~をさらに別の所に回す)

人や問題をさらに別の部署や専門家に転送することを表します。
「refer A to B」よりもさらに先へ送るニュアンスがあります。

The first specialist referred me on to another doctor.
最初の専門医は私をさらに別の医師に紹介した。

Customer service referred the complaint on to management.
カスタマーサービスはその苦情をさらに経営陣に回した。

If I can’t help you, I’ll refer you on to someone who can.
私が助けられない場合は、助けられる人にあなたを紹介します。

referのコロケーション

referと一緒によく使われる単語やフレーズを理解すると、より自然な英語表現ができるようになります。
特にビジネスや学術的な文脈で頻出する組み合わせを押さえておきましょう。

コロケーション意味例文
refer specifically to具体的に~に言及するI’m referring specifically to the budget issue.
refer directly to直接~を参照するPlease refer directly to the original source.
refer constantly to絶えず~に言及するHe constantly refers to his past achievements.
refer briefly to簡潔に~に触れるShe referred briefly to the problem.
refer indirectly to間接的に~に言及するThe article indirectly refers to the scandal.
refer casually to何気なく~に言及するHe casually referred to his new project.
commonly referred to as一般的に~と呼ばれるThis disease is commonly referred to as flu.
often referred to asしばしば~と呼ばれるParis is often referred to as the City of Light.

これらのコロケーションは、TOEICのリーディングセクションやビジネス文書で頻繁に登場します。
特に「refer specifically to」「refer directly to」は、正確な情報伝達が求められる場面で重要な表現です。

referを使った例文(シーン別)

実際の使用場面を想定した例文を通じて、referの使い方を実践的に学びましょう。
試験、日常会話、ビジネスの3つのシーンに分けて解説します。

試験でよく出る例文

The passage refers to the author’s childhood experiences.
その文章は著者の子供時代の経験に言及している。

For further details, please refer to the appendix.
詳細については、付録を参照してください。

The term “sustainability” refers to the ability to maintain ecological balance.
「持続可能性」という用語は、生態系のバランスを維持する能力を指す。

Students should refer to the textbook when completing the assignment.
学生は課題を完成させる際に教科書を参照すべきです。

The graph refers to data collected over a ten-year period.
そのグラフは10年間にわたって収集されたデータを示している。

日常会話で使う例文

Are you referring to the restaurant we went to last week?
先週行ったレストランのことを言っているの?

What are you referring to? I don’t understand.
何のことを言っているの?わからないわ。

My doctor referred me to a specialist for a second opinion.
私の医者はセカンドオピニオンのために専門医を紹介してくれた。

Let’s not refer to that topic again. It’s too sensitive.
その話題には触れないでおこう。デリケートすぎるから。

She often refers to her grandmother as her role model.
彼女はよく祖母をロールモデルと呼んでいる。

ビジネス文書・メールで使う例文

Please refer to the attached file for the meeting agenda.
会議の議題については添付ファイルを参照してください。

I am referring to your email dated March 15th.
3月15日付のあなたのメールについて言及しています。

The contract refers to the terms and conditions outlined in Appendix A.
契約書は付録Aに概説された条件について言及しています。

We have referred your inquiry to our technical department.
お問い合わせを技術部門に回しました。

For pricing information, please refer to our official website.
価格情報については、公式ウェブサイトをご参照ください。

The report refers to quarterly sales figures for all regions.
報告書は全地域の四半期売上高について述べています。

If you have any questions, please refer to the FAQ section.
ご質問がある場合は、FAQセクションをご参照ください。

referの類義語・関連語

referと似た意味を持つ単語を理解することで、より正確な表現ができるようになります。
それぞれの微妙なニュアンスの違いを把握しておきましょう。

単語品詞ニュアンス・解説
mention動詞簡単に触れる(より軽い言及)
cite動詞引用する(正式な出典明示)
consult動詞相談する・意見を求める
allude動詞ほのめかす(間接的な言及)
direct動詞向ける・指示する
point動詞指し示す
reference名詞参照・言及(referの名詞形)
referral名詞紹介・照会(特に医療やビジネスで)

「refer」と似た意味を持つmentionの意味と使い方や、正式な引用を表すciteの意味と使い方も合わせてチェックすると理解が深まります。

混同されやすい語との違い

referとよく混同される単語との違いを明確に理解することで、試験やビジネスシーンでの正確な使い分けができるようになります。
特にTOEICでは、これらの違いを問う問題が頻出します。

refer vs mention

referは、具体的な情報源や対象を示しながら言及する際に使います。
「refer to」という形で、参照先を明確に示すことが多く、より正式でフォーマルなニュアンスがあります。

mentionは、軽く触れる・簡単に述べるという意味で、referよりもカジュアルです。
詳細な説明や参照先の明示を伴わず、話題に上げるだけという場合に使われます。

✅ The report refers to three main sources of data.
その報告書は3つの主要なデータソースを参照している。
(具体的な情報源を示している)

✅ She mentioned that she was moving to Tokyo.
彼女は東京に引っ越すと言っていた。
(軽く話題に上げただけ)

❌ The professor mentioned to several academic papers in his lecture.
✅ The professor referred to several academic papers in his lecture.
解説:学術論文という具体的な資料に言及する場合は「refer to」を使います。

TOEICでは、フォーマルな文書や学術的な文脈では「refer」、日常会話では「mention」という使い分けが問われます。

refer vs cite

referは、一般的に何かに言及する・参照するという広い意味で使えます。
カジュアルからフォーマルまで、幅広い場面で使用可能です。

citeは、正式に出典を引用する・証拠として挙げるという、より限定的で学術的な意味です。
論文、法的文書、正式なレポートなどで、出典を明示する際に使われます。

✅ Please refer to the manual for instructions.
手順についてはマニュアルを参照してください。
(一般的な参照)

✅ The researcher cited three studies to support her hypothesis.
研究者は仮説を裏付けるために3つの研究を引用した。
(学術的な引用)

❌ You can cite the FAQ page if you have questions.
✅ You can refer to the FAQ page if you have questions.
解説:FAQページの参照は一般的な参照なので「refer to」を使います。「cite」は学術的・法的な正式引用に使います。

学術論文やビジネスレポートでは、参考文献リストに載せる正式な引用には「cite」、本文中の一般的な参照には「refer to」を使うのが一般的です。

試験・ビジネス頻出度

referは、試験やビジネスシーンで非常に高い頻度で登場する重要動詞です。
それぞれの場面での出題傾向や使用頻度を理解しておきましょう。

TOEIC

頻出度:★★★★★(超頻出)

TOEICでは、Part 5(短文穴埋め)、Part 6(長文穴埋め)、Part 7(読解問題)のすべてで頻繁に登場します。
特に「refer to」の形での出題が圧倒的に多く、前置詞toの選択問題としてもよく出題されます。

頻出パターン:

  • Please refer ____ the attached document. (前置詞選択問題)
  • The speaker referred to recent market trends. (読解での言及理解)
  • For more information, refer to our website. (指示文の理解)
  • Customers are referred to the service desk. (受動態での使用)

Part 7では、「The article refers to…(記事は~について述べている)」という形で、本文の内容を問う問題の選択肢に頻出します。
また、ビジネスメールや社内文書で「Please refer to the attachment(添付ファイルをご参照ください)」という表現が定番です。

英検

頻出度:★★★★☆(頻出)

英検では準2級から登場し、2級以上で本格的に出題されます。
特に準1級・1級のライティングやスピーキングで、根拠を示す際に使うと高評価につながります。

英検での使用例:

  • 準2級・2級:読解問題で「The passage refers to…」として出題
  • 準1級:エッセイで「As I referred to earlier…」として論理展開に使用
  • 1級:スピーチで専門用語の説明「This term refers to…」として使用

ライティングでは、「According to the data I referred to(私が参照したデータによれば)」のように、情報源を示す際に使うと説得力が増します。
スピーキングの面接では、前に述べた内容に戻る際に「As I referred to in my opening statement(冒頭で述べたように)」という表現が効果的です。

ビジネス英語

頻出度:★★★★★(最重要)

ビジネス英語では、referは必須の動詞です。
メール、報告書、プレゼンテーション、会議など、あらゆる場面で使われます。

ビジネスシーンでの典型的な使用例:

  • メールの冒頭:I am writing to refer to our meeting on Monday.(月曜日の会議について言及するためにメールしています)
  • 資料参照の指示:Please refer to slide 10 for detailed figures.(詳細な数値はスライド10をご覧ください)
  • 顧客対応:I’ve referred your request to our technical team.(ご依頼を技術チームに回しました)
  • 報告書:This section refers to the implementation process.(このセクションは実施プロセスについて述べています)

特に重要なのは、「refer A to B」を使った顧客や案件の取り次ぎ表現です。
「I’ll refer you to our sales manager」(営業マネージャーにおつなぎします)のように、適切な担当者への案内は日常的に使われます。

ネイティブがよく使う自然な表現

ネイティブスピーカーが実際によく使うreferの表現を、場面別に紹介します。
これらの表現を身につけることで、より自然で流暢な英語を話せるようになります。

日常会話での定番フレーズ

What are you referring to?
何のこと言ってるの?
(会話で相手の言っていることが不明確なときの定番表現)

I’m not sure what you’re referring to.
何のことを言っているのかわからないな。
(丁寧に聞き返す表現)

Are you referring to me?
私のこと言ってるの?
(自分が話題になっているか確認する表現)

Let’s not refer to that again.
その話はもうやめよう。
(触れたくない話題を避ける表現)

She’s commonly referred to as the best in the field.
彼女はその分野で最高だとよく言われている。
(評判を伝える表現)

ビジネスでの自然な表現

Referring to your email of yesterday…
昨日のあなたのメールに関してですが…
(メールの冒頭で前回のやり取りに触れる定番表現)

As I referred to in my previous email…
前回のメールで述べたように…
(過去のやり取りを参照する表現)

Let me refer you to our website for more details.
詳細については当社ウェブサイトをご覧ください。
(情報源を案内する丁寧な表現)

I’ve referred the matter to my supervisor.
その件は上司に報告しました。
(上位者への報告・相談を伝える表現)

For your reference, please refer to the attached guidelines.
ご参考までに、添付のガイドラインをご参照ください。
(資料を示す際の丁寧な定型表現)

May I refer you to our customer service department?
カスタマーサービス部門におつなぎしてもよろしいでしょうか?
(適切な部署への案内を申し出る丁寧な表現)

学術・フォーマルな表現

The term “globalization” refers to the increasing interconnectedness of economies.
「グローバリゼーション」という用語は、経済の相互依存性の高まりを指す。
(学術的な定義を示す表現)

As referred to above, the results indicate a significant correlation.
上記で述べたように、結果は有意な相関を示している。
(論文での前方参照表現)

Several scholars have referred to this phenomenon as a paradigm shift.
複数の学者がこの現象をパラダイムシフトと呼んでいる。
(学術的な議論を引用する表現)

The data referred to in Table 3 supports this hypothesis.
表3で参照されているデータはこの仮説を支持している。
(研究論文での図表参照表現)

For a comprehensive review, the reader is referred to Smith (2023).
包括的なレビューについては、Smith(2023)を参照されたい。
(論文での文献参照の定型表現)

referのよくある間違い

referを使う際によく見られる誤用パターンを理解し、正確な使い方を身につけましょう。
特に日本人学習者が陥りやすい間違いを中心に解説します。

前置詞toの脱落

最も多い間違いが、「refer to」のtoを忘れてしまうケースです。
referは基本的に自動詞として使われ、目的語を取る際は必ずtoが必要です。

❌ The document refers the new policy.
✅ The document refers to the new policy.
解説:referの後には必ずtoが必要です。「refer to ~」で「~に言及する」という意味になります。

❌ Please refer page 15 for details.
✅ Please refer to page 15 for details.
解説:「参照する」という意味でも、toは省略できません。

refer toの後に不定詞を使う間違い

「refer to」のtoは前置詞なので、後ろには名詞または動名詞が続きます。
不定詞(to + 動詞の原形)は使えません。

❌ She referred to meet him yesterday.
✅ She referred to meeting him yesterday.
解説:前置詞toの後は動名詞meetingを使います。不定詞は使えません。

❌ The manual refers to install the software.
✅ The manual refers to installing the software.
✅ The manual refers to the installation of the software.
解説:前置詞toの後は動名詞か名詞を使います。

refer A to Bの語順間違い

「AをBに紹介する」という意味で使う際の語順を間違えるケースがあります。
正しい語順は「refer + 紹介される人/物 + to + 紹介先」です。

❌ The doctor referred to a specialist the patient.
✅ The doctor referred the patient to a specialist.
解説:「refer A to B」の語順は固定です。患者(A)を専門医(B)に紹介する、という順序になります。

❌ I will refer to the manager your complaint.
✅ I will refer your complaint to the manager.
解説:苦情(A)をマネージャー(B)に取り次ぐ、という語順が正しいです。

referとmentionの混同

フォーマルな場面でmentionを使うべきところでreferを使ってしまう、またはその逆の間違いがあります。

❌ She casually referred to that she was tired.
✅ She casually mentioned that she was tired.
解説:軽く話題に上げるだけの場合は「mention」を使います。「refer to」は具体的な対象への言及に使います。

❌ The research paper mentions to three primary sources.
✅ The research paper refers to three primary sources.
解説:学術論文で具体的な情報源を示す場合は「refer to」を使います。

受動態での間違い

「refer A to B」を受動態にする際、前置詞の位置を間違えるケースがあります。

❌ The patient was referred a specialist to.
✅ The patient was referred to a specialist.
解説:受動態では「be referred to ~」という形になります。

❌ This term is referred as “machine learning.”
✅ This term is referred to as “machine learning.”
解説:「~と呼ばれる」は「be referred to as ~」という形です。toを忘れないようにしましょう。

referの理解度チェック

ここまで学んだreferの知識を、実践問題で確認しましょう。
試験形式の問題を解くことで、理解度を深めることができます。

穴埋め問題(5問)

1. Please ______ to the attached document for more information.
(詳細については添付文書をご参照ください)

2. The doctor ______ the patient to a specialist for further treatment.
(医師はさらなる治療のために患者を専門医に紹介した)

3. Are you ______ to the meeting we had last week?
(先週行った会議のことを言っているのですか?)

4. This technology is commonly ______ to as artificial intelligence.
(この技術は一般的に人工知能と呼ばれている)

5. The report ______ to several recent studies on climate change.
(報告書は気候変動に関するいくつかの最近の研究に言及している)

選択肢問題(5問)

1. The speaker ______ the importance of teamwork during the presentation.
a) referred to
b) referred
c) refer to
d) referring

2. If you have any questions, please ______ the user manual.
a) refer
b) refer to
c) referred
d) referring to

3. The customer was ______ to the technical support department.
a) refer
b) refers
c) referred
d) referring

4. New York is often ______ as “The Big Apple.”
a) refer to
b) referred to
c) referring to
d) refers to

5. The article ______ several examples of successful marketing campaigns.
a) refers
b) refer to
c) refers to
d) referring

解答

穴埋め問題の解答:

1. refer
解説:命令文なので動詞の原形を使います。「refer to」で「~を参照する」。

2. referred
解説:過去の出来事なので過去形を使います。「refer A to B」で「AをBに紹介する」。

3. referring
解説:現在進行形(Are you referring)で「~のことを言っていますか」という意味。

4. referred
解説:受動態「be referred to as ~」で「~と呼ばれる」という意味。

5. refers
解説:主語がThe report(三人称単数)で現在形なのでrefersを使います。

選択肢問題の解答:

1. a) referred to
解説:過去の出来事で、「~に言及した」という意味なので過去形+toが必要。

2. b) refer to
解説:命令文(please)なので動詞の原形+toを使います。

3. c) referred
解説:受動態「was referred to ~」で「~に案内された」という意味。

4. b) referred to
解説:受動態「be referred to as ~」で「~と呼ばれる」という意味。

5. c) refers to
解説:主語がThe article(三人称単数)なので現在形refersを使い、toも必要。

referのコーパス実例

実際の英語メディアや会話でreferがどのように使われているか、具体例を見ていきましょう。
生の英語に触れることで、より実践的な理解が深まります。

新聞記事:The New York Times

“The president referred to the economic challenges facing the nation in his State of the Union address.”
大統領は一般教書演説で国家が直面する経済的課題について言及した。

解説:政治記事では、演説や声明での言及を報じる際に「refer to」が頻繁に使われます。
フォーマルで客観的な報道スタイルを保つのに適した表現です。

“The study, published in Nature, refers to data collected over a decade.”
Natureに掲載された研究は、10年間にわたって収集されたデータを参照している。

解説:学術研究を報じる記事では、論文が参照している情報源を示す際に「refer to」を使います。
科学報道における標準的な表現です。

日常会話:映画のセリフ

“I’m not sure what you’re referring to. Can you be more specific?”
何のことを言っているのかわからないな。もっと具体的に言ってくれる?
(映画「The Social Network」より)

解説:日常会話では、相手の言っていることが不明確なときに「What are you referring to?」という表現を使います。
丁寧に聞き返す際の定番フレーズです。

“Are you referring to the incident last night?”
昨夜の出来事のこと言ってるの?
(ドラマ「Suits」より)

解説:過去の出来事について確認する際の自然な表現です。
ビジネスドラマでは、会議や交渉の場面でこのような使い方がよく見られます。

ビジネススピーチ:TED Talk

“When I refer to innovation, I’m not just talking about technology.”
イノベーションについて言及するとき、私はテクノロジーだけについて話しているのではありません。
(Simon Sinek のTED Talkより)

解説:プレゼンテーションで自分の使う用語の意味を明確にする際の表現です。
「When I refer to ~」は、誤解を避けるための効果的な導入フレーズです。

“The data I’m referring to shows a clear trend toward sustainable practices.”
私が参照しているデータは、持続可能な実践への明確な傾向を示しています。
(環境関連のTED Talkより)

解説:プレゼンテーションで具体的なデータや資料を示す際の表現です。
「The data I’m referring to」は、聴衆に明確な情報源を示す効果的な方法です。

referに関するよくある質問

「refer to」と「refer A to B」の違いは何ですか?
「refer to」は「~に言及する・参照する」という意味で、情報や話題について述べる際に使います。例:Please refer to page 10.(10ページを参照してください)

「refer A to B」は「AをBに紹介する・照会する」という意味で、人や問題を適切な相手に案内する際に使います。例:The doctor referred me to a specialist.(医師は私を専門医に紹介した)

前者は情報への言及、後者は人や案件の取り次ぎという違いがあります。
referとmentionの使い分けは?
「refer to」は具体的な情報源や対象を示しながら言及する際に使い、よりフォーマルです。参照先を明確に示すニュアンスがあります。

「mention」は軽く触れる・簡単に述べるという意味で、カジュアルな表現です。詳細な説明を伴わず、話題に上げるだけという場合に使われます。

学術論文やビジネス文書では「refer to」、日常会話では「mention」を使うのが一般的です。
「refer to」の後に不定詞は使えますか?
いいえ、使えません。「refer to」のtoは前置詞なので、後ろには名詞または動名詞が続きます。

❌ She referred to meet him.
✅ She referred to meeting him.(彼女は彼に会ったことについて言及した)

不定詞(to + 動詞の原形)と混同しないよう注意が必要です。前置詞toの後は必ず名詞形になります。
referの過去形はなぜ「referred」とrが2つになるのですか?
referは「短母音+1つの子音字」で終わる動詞のため、過去形・過去分詞・現在分詞を作る際に最後の子音字を重ねます。

・過去形:referred
・過去分詞:referred
・現在分詞:referring

これは英語のスペリングルールで、prefer(preferred)、occur(occurred)なども同様のパターンです。
「refer to A as B」はどういう意味ですか?
「AをBと呼ぶ・AをBとして言及する」という意味です。何かに特定の名称や呼び方を与える際に使います。

例:
・New York is often referred to as “The Big Apple.”(ニューヨークはしばしば「ビッグアップル」と呼ばれる)
・This period is referred to as the Renaissance.(この時代はルネサンスと呼ばれている)

受動態「be referred to as ~」の形で使われることが多い表現です。
TOEICでreferはどのように出題されますか?
TOEICでは主に以下のパターンで出題されます:

1. 前置詞選択問題:Please refer ____ the manual. (to/for/at/with)
2. 動詞形選択:The document ____ to three sources. (refer/refers/referring/referred)
3. 読解での言及理解:「The article refers to…」という形で本文内容を問う選択肢
4. ビジネスメールでの定型表現:Referring to your email of…(あなたのメールに関して)

特にPart 5とPart 7で頻出なので、「refer to」の使い方をしっかり押さえておきましょう。

まとめ

  • コアイメージは「何かを別の何かに結びつける・向ける」
  • 主な意味は「言及する」「参照する」「照会する」の3つ
  • 「refer to」は最頻出パターンで、toは前置詞なので後ろは名詞・動名詞
  • 「refer A to B」で「AをBに紹介する・照会する」という意味
  • mentionは軽い言及、citeは正式な引用、referはその中間
  • TOEICやビジネス英語で超頻出の必須動詞
  • 過去形・過去分詞は「referred」、現在分詞は「referring」(rを重ねる)

この記事の例文や練習問題を繰り返し復習すると、referの使い方が自然に身につきます。

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