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  4. competeとcontendの違いを徹底解説!使い分け・例文・ビジネス頻出表現

competeとcontendの違いを徹底解説!使い分け・例文・ビジネス頻出表現

2025 11/06
動詞
2025年11月6日
competeの意味と使い方

[PR]

「compete」は英語学習者にとって重要な動詞の一つですが、前置詞の使い分けや類義語との違いで迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、competeの基本的な意味から、ビジネスシーンでの使い方、類義語contend・rival・vieとの違い、さらにはTOEICや英検での頻出ポイントまで、徹底的に解説します。

特に「compete for」「compete with」「compete against」の使い分けや、ビジネス英語での実践的な表現を豊富な例文とともに紹介しますので、この記事を読めばcompeteを自信を持って使えるようになります。

目次

competeのコアイメージ

competeの語源はラテン語の「competere」で、「com-(共に)」と「petere(目指す)」から成り立っています。
つまり、複数の人や組織が「同じ目標に向かって共に努力する」というのが原義です。

コアイメージは「同じ目標や地位を求めて複数の主体が競い合う」です。
スポーツの試合、ビジネスでの市場競争、入試での競争など、何かを獲得するために他者と張り合う状況で使われます。

単なる「戦う」ではなく、明確な目標(賞、地位、顧客、資源など)が存在し、それを巡って複数の競争者が存在することがcompeteの特徴です。

competeの基本情報

項目内容
単語compete
発音/kəmˈpiːt/(カンピート)
品詞動詞
語源ラテン語competere(com-共に+petere目指す)
活用形形発音(IPA)発音(カタカナ)
原形compete/kəmˈpiːt/カンピート
三人称単数現在形competes/kəmˈpiːts/カンピーツ
過去形competed/kəmˈpiːtɪd/カンピーティド
過去分詞形competed/kəmˈpiːtɪd/カンピーティド
現在分詞形competing/kəmˈpiːtɪŋ/カンピーティング

※competeは動詞として使われますが、名詞形はcompetition(競争)、形容詞形はcompetitive(競争的な)です。

発音・アクセントの注意

competeの発音で注意すべきポイントは、第2音節にアクセントがあることです。
/kəmˈpiːt/のように、「ピー」の部分を強く長く発音します。

第1音節の「com-」は弱く /kəm/ と発音され、明確な「コム」ではなく曖昧な「カム」に近い音になります。
日本人学習者は「コンピート」と言いがちですが、「カンピート」の方がネイティブの発音に近くなります。

また、語尾の「-pete」は /piːt/ で、「ピート」と長母音になることも重要です。
短く「ピット」と発音しないように注意しましょう。

関連語のcompetition(競争)は /ˌkɑːmpəˈtɪʃn/、competitive(競争的な)は /kəmˈpetətɪv/ とアクセント位置が変わるので、合わせて覚えておくと便利です。

competeの意味とニュアンス

競争する・競い合う(最も基本的な意味)

competeの最も基本的な意味は「賞や地位、資源などを得るために他者と競争する」です。
スポーツ競技、ビジネスの市場競争、学業での競争など、幅広い場面で使われます。

このニュアンスでは、競争相手が明確に存在し、勝者と敗者が出る状況を想定しています。
単に努力するだけでなく、他者との比較や順位付けが含まれる点が特徴です。

Five companies are competing for the government contract.
5社が政府契約を巡って競争している。

She competed in the Olympic Games three times.
彼女はオリンピック大会に3回出場した。

Local shops cannot compete with large supermarket chains.
地元の商店は大型スーパーチェーンと競争できない。

対抗する・張り合う

「対抗する」という意味では、相手の優位性に対して自分も同等以上の力を発揮しようとするニュアンスがあります。
市場での競争力や品質での対抗などで使われます。

この用法では「compete with」の形で、具体的な競争相手を明示することが多くなります。
単なる競争ではなく、特定の相手と直接対峙する状況を表します。

We need to improve our products to compete with foreign manufacturers.
外国メーカーと競争するために製品を改善する必要がある。

Small businesses struggle to compete with e-commerce giants.
中小企業はeコマース大手と競争するのに苦労している。

This restaurant competes with others in terms of both quality and price.
このレストランは品質と価格の両面で他店と競争している。

競技に参加する・出場する

スポーツや競技会への参加を表す場合、「compete in」の形で使われます。
この用法では、結果よりも参加すること自体に焦点が当たります。

オリンピック、選手権、トーナメントなど、公式な競技イベントへの出場を述べる際によく使われます。
単に「出る」だけでなく、真剣に競い合う意図が含まれます。

He will compete in the marathon next month.
彼は来月マラソンに出場する予定だ。

Athletes from 50 countries competed in the championship.
50カ国の選手たちが選手権大会に出場した。

She has been training hard to compete in the national tournament.
彼女は全国大会に出場するために懸命に練習している。

competeの使い方

compete for(〜を求めて競う)

「compete for」は競争の目的や対象を示す最も重要な用法です。
賞、地位、顧客、資源など、競争者が獲得を目指すものを「for」の後に置きます。

ビジネス英語では特に頻出で、市場シェア、契約、人材などを巡る競争を表す際に使われます。
TOEICのPart 5やPart 7でも頻繁に出題されるパターンです。

Several candidates are competing for the CEO position.
数人の候補者がCEOの座を巡って競っている。

Companies compete for market share in the smartphone industry.
各社はスマートフォン業界で市場シェアを巡って競争している。

Students compete for scholarships based on academic performance.
学生たちは学業成績に基づいて奨学金を求めて競い合う。

Retailers compete for customers during the holiday season.
小売業者は休暇シーズンに顧客獲得を巡って競争する。

Tech giants are competing for talented engineers.
テクノロジー大手は優秀なエンジニアを巡って競い合っている。

compete with / compete against(〜と競う)

「compete with」と「compete against」はどちらも競争相手を示しますが、微妙なニュアンスの違いがあります。
「compete with」は一般的な競争関係、「compete against」は直接対決のニュアンスが強くなります。

ビジネス文書では「compete with」が好まれ、スポーツでは「compete against」がよく使われます。
ただし、実際には両者は互換的に使われることも多く、文脈によって自然な方を選びます。

Our company competes with global brands.
当社はグローバルブランドと競争している。

Local farmers compete with imported products.
地元の農家は輸入品と競争している。

The team will compete against last year’s champions.
そのチームは昨年の優勝チームと対戦する。

She competed against professional athletes.
彼女はプロのアスリートと競った。

Small businesses find it difficult to compete with online retailers.
中小企業はオンライン小売業者と競争するのが難しいと感じている。

compete in(〜に出場する・〜で競う)

「compete in」は競技やイベント、分野を示す際に使います。
スポーツ競技、ビジネス分野、学術コンテストなど、競争の場や領域を表します。

この用法では、単に参加するのではなく、その分野で真剣に競い合う意図が含まれます。
「participate in(参加する)」よりも競争的なニュアンスが強い表現です。

He competed in five different events at the Olympics.
彼はオリンピックで5つの異なる種目に出場した。

Our company competes in the global technology market.
当社は世界のテクノロジー市場で競争している。

She has competed in international piano competitions since childhood.
彼女は子供の頃から国際的なピアノコンクールに出場している。

The startup competes in a highly competitive industry.
そのスタートアップは非常に競争の激しい業界で戦っている。

Athletes must qualify to compete in the championship.
選手たちは選手権に出場するために予選を通過しなければならない。

competeの句動詞

competeは基本的に前置詞と組み合わせて使う動詞で、典型的な句動詞(phrasal verb)の形は持ちません。
代わりに「compete for/with/against/in」のように前置詞句を伴う形が標準的な使い方になります。

ただし、関連する表現として「compete away」「compete out」などが使われることもありますが、これらは一般的ではなく、ビジネスや経済の専門的な文脈で稀に見られる程度です。

competeを使いこなすには、句動詞よりも、どの前置詞と組み合わせるかを正確に理解することが重要です。
前述の「compete for/with/against/in」の使い分けを確実にマスターしましょう。

competeのコロケーション

コロケーション意味例文
compete directly直接競合するThe two companies compete directly in the same market.
compete effectively効果的に競争するTo compete effectively, we need to reduce costs.
compete successfullyうまく競争するSmall firms can compete successfully by specializing.
compete internationally国際的に競争するJapanese automakers compete internationally.
compete fairly公正に競争するAll participants must compete fairly under the same rules.
compete fiercely激しく競争するTech companies compete fiercely for top talent.
compete on price価格で競争するDiscount stores compete mainly on price.
compete on quality品質で競争するLuxury brands compete on quality rather than price.
struggle to compete競争に苦労するTraditional retailers struggle to compete with online giants.
unable to compete競争できないThe company was unable to compete and went bankrupt.

competeを使った例文(シーン別)

試験でよく出る例文

Many companies are competing for a share of the growing market.
多くの企業が成長市場のシェアを求めて競争している。

To compete effectively in the global market, firms must innovate constantly.
世界市場で効果的に競争するには、企業は絶えず革新しなければならない。

Small businesses often find it difficult to compete with large corporations.
中小企業は大企業と競争するのが難しいと感じることが多い。

The company has been competing in the telecommunications industry for over 20 years.
その会社は20年以上にわたり通信業界で競争してきた。

Athletes from around the world will compete for gold medals.
世界中のアスリートが金メダルを巡って競い合う。

日常会話で使う例文

My son is competing in a soccer tournament this weekend.
息子は今週末サッカートーナメントに出場します。

I can’t compete with your cooking skills!
あなたの料理の腕前にはかないませんよ!

She’s competing for a place on the national team.
彼女は代表チームの座を目指して頑張っています。

Local shops can’t compete with supermarket prices.
地元の店はスーパーの値段には太刀打ちできない。

How can I compete with all these talented people?
こんなに才能のある人たちとどうやって競えばいいの?

ビジネス文書・メールで使う例文

We are well-positioned to compete in emerging markets.
当社は新興市場で競争できる有利な立場にあります。

Our strategy is to compete on service quality rather than price.
当社の戦略は価格ではなくサービス品質で競争することです。

Several vendors are competing for this contract.
複数のベンダーがこの契約を巡って競い合っています。

To remain competitive, we must continue to innovate and compete effectively.
競争力を維持するには、革新を続け効果的に競争しなければなりません。

The firm competes with multinational corporations in the Asian market.
同社はアジア市場で多国籍企業と競争しています。

competeの類義語・関連語

単語品詞ニュアンス・解説
contend動詞激しく争う・主張する(よりフォーマル)
rival動詞匹敵する・ライバル関係にある
vie動詞張り合う(やや文語的・格式張った表現)
contest動詞争う・異議を唱える
challenge動詞挑戦する・異議を唱える
race動詞競走する・急ぐ

「compete」と似た意味を持つcontendの意味と使い方や、匹敵することを表すrivalの意味と使い方も合わせてチェックすると理解が深まります。

混同されやすい語との違い

compete vs contend

competeとcontendはどちらも「競う」という意味ですが、ニュアンスと使用場面が異なります。

compete
一般的な競争を表す最も標準的な語で、スポーツ、ビジネス、学業など幅広い場面で使えます。
中立的なトーンで、日常会話からフォーマルな文書まで使用可能です。

contend
より激しい競争や困難な状況での戦いを表し、フォーマルな響きがあります。
また「主張する」という意味でも使われ、「contend that…(〜と主張する)」の形が一般的です。

Three athletes are competing for the gold medal.
3人のアスリートが金メダルを巡って競っている。(一般的な競争)

Several parties are contending for political power.
複数の政党が政治的権力を巡って激しく争っている。(より深刻な争い)

We compete in a highly competitive market.
私たちは非常に競争の激しい市場で競争している。(ビジネスの一般的な表現)

The company must contend with rising costs and fierce competition.
その会社は上昇するコストと激しい競争に立ち向かわなければならない。(困難に対処する)

【使い分けのポイント】
一般的な競争の文脈ではcompeteを、より困難で激しい状況や主張する意味ではcontendを使います。

compete vs rival

competeは動詞として「競争する」という行為そのものを表しますが、rivalは「匹敵する・ライバルである」という関係性や状態を表します。

compete
意図的な競争行為で、能動的に競い合う状況を描写します。
「〜を求めて競う」「〜と競争する」など、具体的な競争の対象や相手を明示することが多くなります。

rival(動詞)
「〜に匹敵する」「〜と肩を並べる」という意味で、能力や品質の比較に重点があります。
また名詞として「ライバル・競争相手」の意味でも頻繁に使われます。

Apple and Samsung compete for market share in the smartphone industry.
アップルとサムスンはスマートフォン業界で市場シェアを巡って競争している。(競争行為)

Apple’s new product rivals Samsung’s in terms of innovation.
アップルの新製品は革新性の点でサムスンに匹敵する。(品質の比較)

Our company competes with several major players.
当社はいくつかの大手企業と競争している。(競争関係)

Our product quality rivals that of leading brands.
当社の製品品質は有名ブランドに匹敵する。(同等レベル)

They are our main rivals in the industry.
彼らは業界における当社の主要ライバルです。(名詞用法)

【使い分けのポイント】競争する行為自体を述べる場合はcompete、品質や能力が同等であることを強調する場合はrivalを使います。

試験・ビジネス頻出度

TOEIC

頻出度:★★★★★(非常に多い)

competeはTOEICで非常に高頻出の動詞です。
特にPart 5の文法・語彙問題、Part 7の読解問題で頻繁に出題されます。

Part 5での出題パターン

前置詞の選択問題が最も多く、「compete for/with/in」の使い分けが問われます。
また、名詞形competition、形容詞形competitive、副詞形competitivelyとの品詞の識別も頻出です。

The company is competing _____ market leadership.
(A) for (B) to (C) at (D) on
正解:(A) for(市場リーダーシップを求めて競争している)

Our prices are highly _____ compared to competitors.
(A) compete (B) competition (C) competitive (D) competitively
正解:(C) competitive(価格が競争力がある)

Part 7での出題パターン

ビジネス記事、社内メモ、プレスリリースなどで、企業間の競争や市場動向を述べる文脈で登場します。
「compete in the market」「compete for customers」などの表現を理解していることが重要です。

英検

頻出度:★★★★☆(多い)

competeは英検2級以上で頻出し、準1級・1級では必須の語彙です。

英検2級

基本的な意味「競争する」を理解していれば対応できます。
リーディング問題で「compete in a contest(コンテストに出場する)」「compete for a prize(賞を巡って競う)」などの表現が出題されます。

英検準1級

ビジネスや経済に関する文章で頻出します。
「compete globally(世界的に競争する)」「compete effectively(効果的に競争する)」など、副詞との組み合わせも理解が必要です。

英検1級

より高度な文脈で使われ、経済政策、国際競争、市場分析などの専門的な文章で登場します。
ライティング問題でも、グローバル競争や企業戦略について述べる際に使える重要語彙です。

ビジネス英語

頻出度:★★★★★(非常に多い)

competeはビジネス英語の最重要動詞の一つで、あらゆる場面で使われます。

マーケティング・営業

市場分析、競合調査、営業戦略などで必須の語彙です。
「compete for market share(市場シェアを巡って競争する)」「compete on price/quality(価格/品質で競争する)」は基本表現です。

We need to understand how we compete in this market.
この市場でどう競争するかを理解する必要があります。

経営戦略

企業の競争優位性や戦略的ポジショニングを論じる際の中心概念です。
「competitive advantage(競争優位性)」「competitive strategy(競争戦略)」などの派生語も重要です。

Our ability to compete depends on continuous innovation.
当社の競争力は継続的な革新にかかっています。

プレゼンテーション・報告書

業績報告、市場分析、将来展望などで頻繁に使用されます。
フォーマルな文書では受動態「be competed for」の形も見られます。

This contract is being competed for by several international firms.
この契約は複数の国際企業によって争われています。

ネイティブがよく使う自然な表現

日常会話での表現

I can’t compete with that!
それにはかなわないよ!
→相手の能力や成果に対して、自分は及ばないと認める際の謙遜表現です。
友人との軽い会話で使われ、ユーモラスなニュアンスを含むこともあります。

You’re competing against yourself.
君は自分自身と戦っているんだ。
→他者ではなく過去の自分を超えることが目標だと励ます表現です。
スポーツや自己改善の文脈でよく使われます。

It’s tough to compete these days.
最近は競争が厳しいね。
→ビジネスや就職市場の厳しさを嘆く際の口語表現です。
カジュアルな会話で現状の困難さを表します。

ビジネスでの慣用表現

We compete on innovation, not price.
当社は価格ではなく革新性で競争します。
→企業の競争戦略を明確に述べる際の定型表現です。
「compete on X」(Xで競争する)は戦略を説明する基本パターンです。

To compete or not to compete, that is the question.
競争するかしないか、それが問題だ。
→シェイクスピアの「ハムレット」をもじった表現で、参入するかどうかの重大な決断を表します。
プレゼンテーションで使うと印象的です。

If you can’t compete, cooperate.
競争できないなら、協力しよう。
→競争が難しい場合は協業や提携を選ぶという戦略的判断を示す表現です。
ビジネス戦略の議論でよく引用されます。

スポーツでの表現

He’s competing at the highest level.
彼は最高レベルで競技している。
→トップレベルのアスリートの活躍を描写する際の定番表現です。
「at the highest level」は「最高峰で」という意味の慣用句です。

She loves to compete.
彼女は競うことが大好きだ。
→競争心が強い性格を表す簡潔な表現です。
スポーツ選手のメンタリティを説明する際によく使われます。

Compete with honor.
名誉を持って競え。
→フェアプレー精神を強調するスローガン的な表現です。
スポーツマンシップを訴える際の格言として使われます。

competeのよくある間違い

前置詞の誤用

competeの後に続く前置詞の選択を間違えるのが最も多いエラーです。

❌ We compete to market share.
✅ We compete for market share.
解説:目標や獲得したいものには「for」を使います。「to」は不適切です。

❌ They compete at other companies.
✅ They compete with/against other companies.
解説:競争相手には「with」または「against」を使います。「at」は使いません。

❌ She competes on the Olympics.
✅ She competes in the Olympics.
解説:競技やイベントには「in」を使います。「on」は誤りです。

他動詞としての誤用

competeは自動詞なので、直接目的語を取ることはできません。必ず前置詞が必要です。

❌ Our company competes many rivals.
✅ Our company competes with many rivals.
解説:competeは自動詞なので、「rivals」の前に「with」が必要です。

❌ They are competing the championship.
✅ They are competing for the championship.
✅ They are competing in the championship.
解説:「〜を求めて」なら「for」、「〜に出場」なら「in」を使います。

名詞形・形容詞形との混同

compete(動詞)、competition(名詞)、competitive(形容詞)を混同するミスも頻発します。

❌ The market is very compete.
✅ The market is very competitive.
解説:be動詞の後には形容詞「competitive」が必要です。

❌ There is strong compete in this industry.
✅ There is strong competition in this industry.
解説:名詞が必要な位置なので「competition」を使います。

❌ We must competitive in the global market.
✅ We must compete in the global market.
解説:助動詞の後には動詞の原形「compete」が必要です。

competeの理解度チェック

穴埋め問題(5問)

1. Several companies are competing ______ the government contract.
(複数の企業が政府契約を巡って競争している)

2. Small retailers struggle to compete ______ large supermarket chains.
(小規模小売店は大型スーパーチェーンと競争するのに苦労している)

3. She will compete ______ the national swimming championship next month.
(彼女は来月、全国水泳選手権に出場する予定だ)

4. Our strategy is to compete ______ quality rather than price.
(当社の戦略は価格ではなく品質で競争することだ)

5. Athletes from over 50 countries ______ in the Olympic Games.
(50カ国以上のアスリートがオリンピックに出場した)

選択肢問題(5問)

1. The company needs to improve its products to remain ______.
(A) compete (B) competition (C) competitive (D) competitively

2. Three candidates are competing ______ the CEO position.
(A) for (B) to (C) with (D) at

3. Local businesses find it difficult ______ with online retailers.
(A) compete (B) to compete (C) competing (D) competed

4. The firm has been ______ in the Asian market for over a decade.
(A) compete (B) competition (C) competitive (D) competing

5. We must understand how to compete ______ in the global marketplace.
(A) effect (B) effective (C) effectively (D) effectiveness

解答

【穴埋め問題】
1. for(「〜を求めて」の意味で目標を示す)
2. with / against(競争相手を示す)
3. in(競技やイベントへの出場を示す)
4. on(競争の基準や手段を示す)
5. competed(過去形が必要。文脈から過去の出来事)

【選択肢問題】
1. (C) competitive(be動詞の後なので形容詞が必要)
2. (A) for(獲得を目指すものなので「for」)
3. (B) to compete(”difficult to do”の構文)
4. (D) competing(現在完了進行形「has been competing」)
5. (C) effectively(動詞competeを修飾する副詞が必要)

competeのコーパス実例

新聞記事:The New York Times

“Tech giants are competing fiercely for dominance in artificial intelligence, investing billions in research and development.”
テクノロジー大手は人工知能の覇権を巡って激しく競い合っており、研究開発に数十億ドルを投資している。

→ビジネス記事での典型的な使用例で、「compete fiercely for」(〜を巡って激しく競う)という表現がよく見られます。市場競争や技術開発競争を描写する際の定番パターンです。

“Small independent bookstores are finding new ways to compete with online retailers by offering personalized service and community events.”
小規模な独立系書店は、パーソナライズされたサービスやコミュニティイベントを提供することで、オンライン小売業者と競争する新しい方法を見つけている。

→「compete with」を使った伝統的ビジネスとデジタルビジネスの対比を示す文章です。
競争戦略の差別化を述べる際の実例として参考になります。

日常会話:映画のセリフ

“I’m not here to compete with anyone. I’m here to be the best version of myself.”
私は誰かと競うためにここにいるんじゃない。最高の自分になるためにここにいるの。
(映画「Soul Surfer」より)

→自己成長と他者との競争を対比させた印象的なセリフです。
「compete with」を否定形で使うことで、内面的な成長を重視する姿勢を表現しています。

“You can’t compete with free.”
無料には勝てないよ。
(映画「The Social Network」より)

→ビジネスモデルの本質を突いた簡潔な表現で、「compete with」の使い方の好例です。
価格競争の限界を端的に表す印象的なフレーズです。

ビジネススピーチ:TED Talk

“In today’s world, companies don’t just compete on products anymore; they compete on entire ecosystems and experiences.”
今日の世界では、企業はもはや製品だけで競争しているのではなく、エコシステム全体と体験で競争している。
(Satya Nadella, Microsoft CEO)

→「compete on」を繰り返すことで、競争の対象が変化していることを強調する効果的な表現です。
ビジネストレンドを説明する際の参考になります。

“If you want to compete in the 21st century, you need to be able to learn, unlearn, and relearn constantly.”
21世紀で競争したいなら、絶えず学び、学び直し、再学習できる必要がある。

→「compete in」を使った時代や環境での競争を表す表現です。
変化の激しい現代において必要なスキルを論じる際の定番フレーズです。

competeに関するよくある質問

「compete with」と「compete against」の違いは何ですか?
どちらも「〜と競う」という意味で、多くの場合互換的に使えますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「compete with」は一般的な競争関係を表し、ビジネス文書で好まれます。「compete against」はより直接的な対決や対抗関係を強調し、スポーツでよく使われます。ただし、実際の使用では厳密な区別はなく、文脈や話者の好みで選ばれることが多いです。
competeは他動詞としても使えますか?
いいえ、competeは自動詞専用で他動詞としては使えません。そのため、必ず前置詞(for, with, against, in, on等)を伴います。「compete the market」のように直接目的語を取ることはできず、「compete in the market」「compete for market share」のように前置詞句が必要です。これはTOEICでもよく問われるポイントなので注意しましょう。
「compete for」と「compete in」の使い分けを教えてください。
「compete for」は獲得を目指す目標や対象(賞、契約、顧客、地位など)を示し、「〜を求めて競う」という意味です。一方「compete in」は競争が行われる場所、分野、イベント(市場、業界、大会など)を示し、「〜に出場する」「〜で競争する」という意味です。例:「compete for a prize(賞を求めて競う)」vs「compete in a contest(コンテストに出場する)」。
competeとcontendはどう違いますか?
competeは一般的な競争を表す中立的な語で、日常からビジネスまで幅広く使えます。contendはより激しい競争や困難な状況での戦いを表し、よりフォーマルで深刻なニュアンスがあります。また、contendには「主張する」という別の意味もあり、「contend that…(〜と主張する)」の形でよく使われます。一般的な競争ならcompete、より激しい争いや主張する意味ならcontendを選びましょう。
「compete on」はどういう意味ですか?
「compete on」は「〜において競争する」「〜を武器に競争する」という意味で、競争の基準や手段を示します。「compete on price(価格で競争する)」「compete on quality(品質で競争する)」「compete on innovation(革新性で競争する)」など、企業の競争戦略を述べる際によく使われます。ビジネス英語では非常に重要な表現で、自社の強みや差別化要因を説明する際に便利です。
competitive、competition、competitivelyの使い分けは?
compete(動詞)から派生する語は品詞によって使い分けます。competitive(形容詞)は「競争力のある」という意味で、”competitive price(競争力のある価格)”のように名詞を修飾するか、”be competitive(競争力がある)”のようにbe動詞の後で使います。competition(名詞)は「競争・競技会」という意味で、”strong competition(激しい競争)”のように使います。competitively(副詞)は「競争的に」という意味で、”priced competitively(競争力のある価格設定)”のように動詞や形容詞を修飾します。
TOEICでcompeteはどのように出題されますか?
TOEICでは主に3つのパターンで出題されます。①Part 5で前置詞の選択問題(compete for/with/in/onの使い分け)、②品詞問題(compete/competition/competitive/competitivelyの選択)、③Part 7でビジネス文書中の文脈理解。特に「compete for market share」「compete in the industry」「compete with rivals」などの頻出コロケーションを覚えておくと有利です。前置詞の使い分けは最重要ポイントなので確実にマスターしましょう。

まとめ

  • competeのコアイメージは「同じ目標を巡って複数の主体が競い合う」
  • 自動詞専用で、必ず前置詞(for, with, against, in, on)を伴う
  • 「compete for」は目標、「compete with/against」は相手、「compete in」は場所・分野を示す
  • 類義語contendはより激しい争い、rivalは匹敵するという関係性を表す
  • TOEICとビジネス英語で最重要の動詞で、前置詞の使い分けが頻出
  • 派生語competitive(形容詞)、competition(名詞)、competitively(副詞)も重要
  • 「compete on price/quality」はビジネス戦略を述べる定番表現

この記事の例文や練習問題を繰り返し復習すると、competeの使い方が自然に身につきます。

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