MENU
  • TOP
  • 英語勉強方法
    • オンライン英会話
    • 英語で何て言う?
    • 英語フレーズ
    • 意味が似ている英語
    • 英語リスニング
  • 英文法
  • 英単語
    • 代名詞
    • 副詞
    • 動詞
    • 名詞
    • 形容詞
  • フィリピン留学お役立ち情報
英語を使える力に。英語倶楽部は、英単語(ターゲット1900)・英文法・勉強方法を体系化した学習メディアです。独学やオンライン英会話で伸び悩む人に、自然に次の一歩を提案します。
英語を学ぶ・使う・定着させる学習メディア|英語倶楽部【ターゲット1900・文法・勉強法】
  • TOP
  • 英語勉強方法
    • オンライン英会話
    • 英語で何て言う?
    • 英語フレーズ
    • 意味が似ている英語
    • 英語リスニング
  • 英文法
  • 英単語
    • 代名詞
    • 副詞
    • 動詞
    • 名詞
    • 形容詞
  • フィリピン留学お役立ち情報
英語を学ぶ・使う・定着させる学習メディア|英語倶楽部【ターゲット1900・文法・勉強法】
  • TOP
  • 英語勉強方法
    • オンライン英会話
    • 英語で何て言う?
    • 英語フレーズ
    • 意味が似ている英語
    • 英語リスニング
  • 英文法
  • 英単語
    • 代名詞
    • 副詞
    • 動詞
    • 名詞
    • 形容詞
  • フィリピン留学お役立ち情報
  1. ホーム
  2. 英単語
  3. 動詞
  4. biteの意味と使い方|噛むだけじゃない!句動詞と過去形も解説

biteの意味と使い方|噛むだけじゃない!句動詞と過去形も解説

2025 11/05
動詞
2025年11月5日
biteの意味と使い方

[PR]

「bite」という単語を聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「噛む」という意味でしょう。
しかし、biteは動詞だけでなく名詞としても頻繁に使われ、「ひと口」「刺し傷」「寒さが身にしみる」など、実に多彩な意味とニュアンスを持つ単語です。

この記事では、biteの基本的な意味から、不規則変化(bit/bitten)、句動詞、コロケーション、さらにはネイティブがよく使う自然な表現まで、例文を豊富に用いながら徹底的に解説します。
TOEICや英検などの試験対策はもちろん、日常会話やビジネスシーンでも自信を持って使えるようになる内容です。

目次

biteのコアイメージ

biteの語源は古英語の「bītan」で、「歯で挟んで切る・食いちぎる」という動作を表していました。
この語源から、biteのコアイメージは「歯や鋭いもので対象に食い込む・挟む」というものです。

このコアイメージから、物理的に「噛む」という意味だけでなく、虫が「刺す」、魚が「食いつく」、寒さが「身にしみる」、さらには比喩的に「効果が現れる(政策などが)」といった幅広い意味が派生しています。
すべての用法に共通するのは、「何かが対象に食い込んで影響を与える」というイメージです。

biteの基本情報

項目内容
単語bite
発音/baɪt/(バイト)
品詞動詞、名詞
語源古英語「bītan」(歯で挟んで切る・食いちぎる)
形発音(IPA)発音(カタカナ)
原形: bite/baɪt/バイト
三人称単数現在形: bites/baɪts/バイツ
過去形: bit/bɪt/ビット
過去分詞形: bitten/ˈbɪtn/ビトゥン
現在分詞形: biting/ˈbaɪtɪŋ/バイティング

※biteは動詞の他、名詞(ひと口、噛むこと、刺し傷)としても頻繁に使われますが、この記事では動詞用法を中心に解説します。

発音・アクセントの注意

biteの発音は /baɪt/ で、「バイト」とカタカナ読みに近い発音です。
母音は二重母音の /aɪ/ で、「アイ」と明瞭に発音することが重要です。

注意すべきは、過去形と過去分詞形の発音です。
過去形の bit は /bɪt/(ビット)で、短母音の /ɪ/ を使います。
過去分詞形の bitten は /ˈbɪtn/(ビトゥン)で、こちらも /ɪ/ の音です。

原形 bite /baɪt/ と過去形 bit /bɪt/ の母音の違いを明確にすることで、時制の区別がはっきりします。
また、現在分詞形の biting /ˈbaɪtɪŋ/ は原形と同じ /aɪ/ の音を保ちます。

アクセントはすべての形で第一音節に置かれます。
特に bitten は「ビ」に強勢を置き、「ビトゥン」と発音します。

biteの意味とニュアンス

~を噛む(歯で挟んで切る)

最も基本的な意味で、歯を使って対象物に食い込ませ、挟んだり切ったりする動作を表します。
人間だけでなく、動物が噛む場合にも広く使われます。

The dog bit the postman.
犬が郵便配達員を噛んだ。

Be careful not to bite your tongue.
舌を噛まないように気をつけて。

She bit into the apple.
彼女はリンゴにかぶりついた。

このように、bite は対象物に歯が食い込む動作そのものを表現します。
「into」を伴うことで、「~にかぶりつく」というニュアンスが強調されます。

(虫などが)刺す、(魚が)食いつく

虫が皮膚を刺す、魚が餌に食いつくといった場面でも bite が使われます。
この場合、「歯で噛む」というより「鋭いもので食い込む」というコアイメージが働いています。

I was bitten by mosquitoes last night.
昨夜、蚊に刺された。

The fish are biting today.
今日は魚がよく食いついている。

Be careful of the ants; they bite.
アリに気をつけて。噛むよ(刺すよ)。

虫刺されには「sting」もありますが、bite は特に蚊、ダニ、ノミなど「噛むように刺す」虫に使われることが多いです。
魚釣りの文脈では「The fish are biting」は釣り人にとって嬉しい報告です。

(寒さ・風などが)身にしみる、(政策などが)効き目が出る

比喩的な用法として、寒さや風が肌に「食い込む」ように感じられる場合や、政策や対策が効果を発揮し始める場合にも bite が使われます。
「影響が深く入り込む」というコアイメージが反映されています。

The cold wind was biting.
冷たい風が身にしみた。

The new tax policy is starting to bite.
新しい税制が効き始めている。

The recession is really biting now.
不況が今、本当に深刻になっている。

この用法は、特にニュース記事や経済評論で頻出します。
「bite」が「痛みを伴う影響を及ぼす」というニュアンスを持つため、ネガティブな文脈で使われることが多いです。

biteの使い方

bite + 目的語(~を噛む)

最も基本的な文型で、他動詞として目的語を直接取ります。
目的語には、食べ物、人、動物など、噛む対象が入ります。

The child bit the cookie.
子どもがクッキーを噛んだ。

Don’t bite your nails.
爪を噛むな。

The snake bit him on the leg.
ヘビが彼の足を噛んだ。

「bite + 人 + on/in + 部位」の形で、身体のどこを噛まれたかを明示できます。
この構文は動物に噛まれた場合によく使われます。

bite into ~(~にかぶりつく、~に食い込む)

「into」を伴うことで、対象物に深く食い込む、またはかぶりつくというニュアンスが強調されます。
食べ物だけでなく、比喩的に「利益を削る」といった意味でも使われます。

She bit into the sandwich.
彼女はサンドイッチにかぶりついた。

Rising costs are biting into our profits.
コストの上昇が我々の利益を削っている。

He bit into the juicy burger.
彼はジューシーなハンバーガーにかぶりついた。

「bite into」は食べる動作を生き生きと描写するときに効果的です。
ビジネスの文脈では「利益や予算に影響を与える」という意味でよく使われます。

受動態:be bitten by ~(~に噛まれる、~に刺される)

bite の受動態は「be bitten by」の形で、動物や虫に噛まれる・刺される場合に頻繁に使われます。
過去分詞形は bitten で、bit ではないことに注意が必要です。

I was bitten by a dog when I was young.
子どもの頃、犬に噛まれた。

Many tourists are bitten by insects in the jungle.
多くの観光客がジャングルで虫に刺される。

She has been bitten by a spider.
彼女はクモに噛まれた。

医療や旅行の文脈でよく使われる表現です。
「過去分詞は bitten」というルールは、試験でもよく問われるポイントです。

biteの句動詞

bite は単独でも多様な意味を持ちますが、前置詞や副詞と組み合わさることで、さらに豊かな表現が可能になります。
以下、bite を使った代表的な句動詞を解説します。

bite off(~を噛み切る)

「off」を加えることで、「完全に噛み切って離す」というニュアンスが加わります。
物理的な動作だけでなく、慣用句「bite off more than one can chew(手に負えないことを引き受ける)」でもよく使われます。

He bit off a piece of bread.
彼はパンを一切れ噛み切った。

Don’t bite off more than you can chew.
自分の手に負えないことを引き受けるな。

She bit off the end of the chocolate bar.
彼女はチョコレートバーの端を噛み切った。

bite back(言い返すのをこらえる、反撃する)

怒りや反論を「飲み込む」「こらえる」という意味で使われます。
また、文字通り「噛み返す」という意味もあります。

She bit back her anger.
彼女は怒りをこらえた。

He wanted to argue but bit back his response.
彼は反論したかったが、ぐっとこらえた。

The dog bit back when attacked.
その犬は攻撃されたときに噛み返した。

bite down(強く噛む、歯を食いしばる)

「down」を加えることで、「下方向に力を入れて噛む」というニュアンスになります。
歯科治療や痛みをこらえる場面でよく使われます。

Bite down on this cloth.
この布を強く噛んで。

He bit down hard to endure the pain.
彼は痛みに耐えるため歯を強く食いしばった。

The dentist asked me to bite down.
歯医者は私に噛み合わせるように言った。

biteのコロケーション

コロケーション意味例文
bite one’s lip唇を噛む(我慢する)She bit her lip to keep from crying.(彼女は泣くのをこらえて唇を噛んだ)
bite one’s tongue舌を噛む(言いたいことを我慢する)I had to bite my tongue during the meeting.(会議中、言いたいことを我慢しなければならなかった)
bite the dust倒れる、失敗する、死ぬAnother business has bitten the dust.(また一つ企業が倒産した)
bite the bullet歯を食いしばって耐える、覚悟を決めるWe’ll just have to bite the bullet and pay the fine.(覚悟を決めて罰金を払うしかない)
bite someone’s head off(人に)食ってかかるShe bit my head off for being late.(彼女は私が遅刻したことでひどく怒った)
a bite to eat軽食、ひと口Let’s grab a bite to eat.(軽く何か食べよう)
love biteキスマークHe had a love bite on his neck.(彼は首にキスマークがあった)

biteを使った例文(シーン別)

試験でよく出る例文

The dog bit the stranger on the arm.
その犬は見知らぬ人の腕を噛んだ。

I was bitten by mosquitoes during the camping trip.
キャンプ旅行中、蚊に刺された。

She has bitten her nails since childhood.
彼女は子どもの頃から爪を噛む癖がある。

The recession is starting to bite.
不況が効き始めている。

Be careful; that dog bites.
気をつけて。あの犬は噛むよ。

日常会話で使う例文

Don’t bite off more than you can chew.
無理なことはするな。

Let’s grab a bite to eat before the movie.
映画の前に軽く何か食べよう。

Ouch! Something just bit me!
痛っ!何かに噛まれた!

The fish aren’t biting today.
今日は魚が全然食いつかない。

I bit my tongue while eating.
食事中に舌を噛んだ。

She bit into the crispy apple.
彼女はシャキシャキしたリンゴにかぶりついた。

ビジネス文書・メールで使う例文

Rising production costs are biting into our profit margins.
生産コストの上昇が利益率を圧迫しています。

The new regulations are starting to bite.
新しい規制が効力を発揮し始めています。

We need to bite the bullet and invest in new technology.
覚悟を決めて新技術に投資する必要があります。

Inflation is biting hard in the retail sector.
インフレが小売業界に深刻な影響を与えています。

The competition is biting at our heels.
競合が我々に迫っています。

biteの類義語・関連語

単語品詞ニュアンス・解説
chew動詞噛む(咀嚼する)。biteは「噛みつく」、chewは「噛み続ける」
gnaw動詞かじる(繰り返し噛む)。ネズミなどが硬いものをかじる
nibble動詞少しずつかじる、ちびちび食べる
sting動詞刺す(針のようなもので)。ハチや植物のトゲ
snap動詞パクッと噛みつく(素早く)
munch動詞むしゃむしゃ食べる

「bite」と似た意味を持つchewの意味と使い方や、かじることを表すgnawの意味と使い方も合わせてチェックすると理解が深まります。

混同されやすい語との違い

bite vs chew

どちらも「噛む」という意味ですが、動作の段階が異なります。
bite は「歯で挟んで切る、噛みつく」という一回の動作を表し、chew は「噛み続ける、咀嚼する」という継続的な動作を表します。

He bit the apple.
彼はリンゴに噛みついた。(一回の動作)

He chewed the apple slowly.
彼はリンゴをゆっくり噛んだ。(咀嚼)

食事の流れでは、まず bite(噛みつく)してから chew(噛み砕く)することになります。
「Don’t bite off more than you can chew」という慣用句は、この違いを利用して「噛み切った(引き受けた)ものを噛み砕けない(処理できない)」という比喩を表現しています。

bite vs sting

どちらも虫などの攻撃を表しますが、攻撃の方法が異なります。
bite は「歯や口で噛む」ことを指し、sting は「針のようなもので刺す」ことを指します。

Mosquitoes bite.
蚊は噛む(刺す)。

Bees sting.
ハチは刺す。

蚊、ノミ、ダニなどは「bite」を使い、ハチ、スズメバチ、アリ(種類による)などは「sting」を使います。
ただし、実際の会話では蚊に対しても「I got stung by a mosquito」と言う人もいますが、正確には「bitten」が適切です。

試験・ビジネス頻出度

日常英語ではよく使われますが、TOEICやビジネス英語では文脈がフォーマルかつ抽象的なため、出現頻度は低めです。英検では準2級〜2級レベルでよく登場します。

TOEIC

TOEICでは、bite の基本的な意味だけでなく、比喩的な用法が問われることがあります。
特にPart 7(読解問題)で、ビジネス記事や経済ニュースの文脈で「The recession is biting」のような表現が登場します。

頻出ポイント

  • 不規則変化:bite – bit – bitten の正確な理解
  • 受動態:be bitten by ~(過去分詞は bitten)
  • 比喩的用法:政策や経済状況が「効き始める」という意味
  • 慣用句:bite the bullet(覚悟を決める)

リスニングセクションでは、日常会話の中で「Let’s grab a bite」(軽く食事しよう)という表現が出ることもあります。
スコア600以上を目指す場合、bite の多様な意味を理解しておくことが重要です。

英検

英検では、準2級から2級レベルで bite が出題されます。
基本的な「噛む」という意味だけでなく、ライティングやスピーキングセクションで使える慣用表現の知識も求められます。

級別の出題傾向

  • 準2級:基本的な意味(噛む、刺される)と過去形・過去分詞
  • 2級:慣用句(bite the bullet など)、比喩的用法
  • 準1級以上:ビジネス文脈での使用、句動詞の正確な理解

面接試験では、「Have you ever been bitten by a dog?」のような質問が出る可能性があります。
正しい過去分詞形を使って答えられるよう準備しておきましょう。

ビジネス英語

ビジネス英語では、bite は比喩的な意味で頻繁に使われます。
特に経済レポート、ニュース記事、プレゼンテーションなどで、政策や市場の変化が「影響を及ぼし始める」という意味で登場します。

よく使われる表現

  • bite into profits:利益を削る
  • bite the bullet:困難だが必要な決断をする
  • the policy is starting to bite:政策が効果を発揮し始める
  • inflation is biting:インフレが深刻になっている

メールや報告書で「Rising costs are biting into our margins」のような表現を使うと、経済的影響を生き生きと伝えることができます。
フォーマルな文書でも使える、洗練された表現として認識されています。

ネイティブがよく使う自然な表現

日常会話でのフレーズ

Let’s grab a bite.
軽く食事しよう。

→これは「a bite to eat」を短縮した形で、カジュアルに「食事をする」という意味です。
ランチやディナーの誘いによく使われます。

Don’t bite my head off!
そんなに怒らないでよ!

→相手が過剰に怒っているときに使う表現です。
「頭を噛み切る」という激しいイメージから、「激しく怒る」という意味になります。

Once bitten, twice shy.
一度噛まれたら二度目は用心する(諺:羹に懲りて膾を吹く)。

→一度痛い目に遭ったら、次は慎重になるという意味の諺です。
失敗から学ぶことの重要性を表現しています。

カジュアルな表現

What’s biting you?
どうしたの?(何か気になることがあるの?)

→相手が不機嫌だったり心配そうにしているときに使う口語表現です。
「何があなたを噛んでいるのか」→「何が気になっているのか」という比喩です。

The fish are really biting today.
今日は魚がよく釣れる。

→釣りの文脈で、魚が餌に食いついている状態を表します。
釣り好きの間でよく使われる表現です。

慣用表現

Bite the dust.
倒れる、失敗する。

→西部劇で撃たれた人が地面に倒れて土を噛む様子から来た表現です。
現代では、企業の倒産や計画の失敗など、幅広い文脈で使われます。

Bite the bullet.
歯を食いしばって耐える、困難な決断をする。

→麻酔のない時代に、手術中の痛みに耐えるため弾丸を噛んだことに由来します。
ビジネスでも日常会話でも頻繁に使われる重要な表現です。

His bark is worse than his bite.
彼は口ほどにもない(見かけより怖くない)。

→犬が吠えるだけで実際には噛まないことから、威嚇するだけで実害はないという意味です。
人の性格を評する際によく使われます。

biteのよくある間違い

過去分詞の誤り

bite の過去分詞は「bitten」であり、「bit」ではありません。
これは非常によくある間違いです。

❌ I have bit my tongue.
✅ I have bitten my tongue.
解説:現在完了形や受動態では必ず過去分詞「bitten」を使います。

❌ He was bit by a dog.
✅ He was bitten by a dog.
解説:受動態でも「bitten」が正しい形です。「bit」は過去形としてのみ使用します。

自動詞・他動詞の混同

bite は基本的に他動詞ですが、自動詞としても使えます。
ただし、使い方を間違えると不自然な文になります。

❌ The dog bites to me.
✅ The dog bites me. / The dog bit me.
解説:他動詞として使う場合、前置詞「to」は不要です。目的語を直接取ります。

❌ I was biting by a mosquito.
✅ I was bitten by a mosquito.
解説:受動態では過去分詞「bitten」を使い、進行形「biting」は使いません。

類義語との混同

bite と chew、sting などを混同すると、意味が変わってしまいます。

❌ I was stung by a mosquito.
✅ I was bitten by a mosquito.
解説:蚊は「sting(刺す)」ではなく「bite(噛む)」が正しいです。

❌ He bites his food slowly.
✅ He chews his food slowly.
解説:ゆっくり咀嚼する動作は「chew」が適切です。「bite」は噛みつく一回の動作を指します。

慣用句の誤用

慣用句を間違って使うと、意味が通じなくなります。

❌ bite the dust off
✅ bite the dust
解説:「bite the dust」で一つの慣用句です。余計な前置詞を付けないこと。

❌ bite more than you can bite
✅ bite off more than you can chew
解説:正しくは「bite off」と「chew」の組み合わせです。この対比が比喩の核心です。

biteの理解度チェック

穴埋め問題(5問)

1. The dog ______ the intruder on the leg.
(犬が侵入者の足を噛んだ)

2. I was ______ by mosquitoes during the camping trip.
(キャンプ旅行中、蚊に刺された)

3. Let’s grab a ______ to eat before the meeting.
(会議の前に軽く何か食べよう)

4. We need to ______ the bullet and make the tough decision.
(覚悟を決めて厳しい決断をする必要がある)

5. Rising costs are ______ into our profits.
(コストの上昇が利益を削っている)

選択肢問題(5問)

1. She has ______ her nails since she was a child.
a) bite
b) bit
c) bitten
d) biting

2. The cold wind was really ______ this morning.
a) bite
b) bit
c) bitten
d) biting

3. Don’t ______ off more than you can chew.
a) bite
b) bit
c) bitten
d) biting

4. I ______ my tongue while eating lunch.
a) bite
b) bit
c) bitten
d) biting

5. Many people are ______ by insects in tropical countries.
a) bite
b) bit
c) bitten
d) biting

解答

穴埋め問題
1. bit(過去形を使用)
2. bitten(受動態の過去分詞)
3. bite(「a bite to eat」で「軽食」という慣用句)
4. bite(「bite the bullet」で「覚悟を決める」という慣用句)
5. biting(進行形で「削り続けている」という継続的な動作)

選択肢問題
1. c) bitten(現在完了形なので過去分詞)
2. d) biting(「The wind was biting」で「風が身にしみる」という意味。進行形で状態を表現)
3. a) bite(慣用句「bite off more than you can chew」の原形)
4. b) bit(過去の一回の動作なので過去形)
5. c) bitten(受動態の過去分詞)

biteのコーパス実例

新聞記事:The New York Times

“Inflation is starting to bite, forcing families to cut back on spending.”
インフレが効き始めており、家計は支出を削減せざるを得なくなっている。

→経済記事で頻出する比喩的用法です。
「bite」が「痛みを伴う影響を及ぼす」というニュアンスを効果的に伝えています。

“The new environmental regulations are beginning to bite into corporate profits.”
新しい環境規制が企業利益を削り始めている。

→「bite into」の形で、規制が利益に食い込むというイメージが明確に表現されています。

日常会話:映画のセリフ

“Come on, let’s grab a bite before the show starts.”
さあ、ショーが始まる前に軽く何か食べよう。

→映画やドラマでよく聞く表現です。
「grab a bite」はカジュアルな食事の誘いとして非常に一般的です。

“Don’t worry, his bark is worse than his bite.”
心配するな、彼は口ほどにもないよ。

→この慣用句は、怖そうに見える人が実は優しいという文脈でよく使われます。

ビジネススピーチ:TED Talk

“We need to bite the bullet and invest in renewable energy now.”
私たちは今、覚悟を決めて再生可能エネルギーに投資する必要があります。

→TED Talkなどのプレゼンテーションでは、「bite the bullet」が重要な決断を促す際に使われます。
聴衆に行動を呼びかける強力な表現です。

“The competition is biting at our heels, so we must innovate faster.”
競合が我々に迫っているので、より速く革新しなければなりません。

→ビジネスの競争状況を生き生きと描写する比喩的表現です。
「bite at one’s heels」は「追いかけて迫る」という意味です。

biteに関するよくある質問

biteの過去分詞は「bit」ですか、「bitten」ですか?
biteの過去分詞は「bitten」が正しい形です。「bit」は過去形としてのみ使用します。受動態や現在完了形では必ず「bitten」を使いましょう。例:「I was bitten by a dog.」(犬に噛まれた)、「I have bitten my tongue.」(舌を噛んだことがある)
蚊に刺されたときは「bite」と「sting」のどちらを使いますか?
蚊に刺されたときは「bite」を使います。「I was bitten by a mosquito.」が正しい表現です。「sting」は、ハチやスズメバチのように針で刺す昆虫に使います。蚊やノミ、ダニなど口で噛むように刺す虫には「bite」が適切です。
「bite the bullet」とはどういう意味ですか?
「bite the bullet」は「歯を食いしばって困難に耐える」「覚悟を決めて厳しい決断をする」という意味の慣用句です。麻酔のない時代に手術中の痛みに耐えるため弾丸を噛んだことに由来します。ビジネスでも日常会話でも頻繁に使われます。例:「We need to bite the bullet and cut costs.」(覚悟を決めてコストを削減する必要がある)
「bite」と「chew」の違いは何ですか?
「bite」は「歯で挟んで切る、噛みつく」という一回の動作を表し、「chew」は「噛み続ける、咀嚼する」という継続的な動作を表します。食事の流れでは、まず「bite」(かぶりつく)してから「chew」(噛み砕く)します。慣用句「Don’t bite off more than you can chew」は、この違いを利用した比喩表現です。
「grab a bite」とはどういう意味ですか?
「grab a bite」は「軽く食事をする」「ちょっと何か食べる」という意味のカジュアルな表現です。正式には「grab a bite to eat」ですが、日常会話では短縮されることが多いです。ランチやディナーの誘いによく使われます。例:「Let’s grab a bite before the movie.」(映画の前に軽く食事しよう)
「The recession is biting」の「biting」はどういう意味ですか?
この文脈での「bite」は比喩的に「効果が現れる」「深刻な影響を及ぼす」という意味です。不況や政策、インフレなどが人々に痛みを伴う影響を与え始めるという状況を表現しています。ビジネスニュースや経済記事で頻繁に使われる表現です。例:「Inflation is really biting now.」(インフレが今、本当に深刻になっている)
「His bark is worse than his bite」とはどういう意味ですか?
「彼は口ほどにもない」「見かけより怖くない」という意味の慣用句です。犬が吠える(bark)だけで実際には噛まない(bite)ことから、威嚇するだけで実害はないという意味になります。怖そうに見える人が実は優しい、という文脈でよく使われます。

まとめ

  • biteのコアイメージは「歯や鋭いもので対象に食い込む・挟む」
  • 不規則変化は bite – bit – bitten で、過去分詞は「bitten」(頻出の間違い)
  • 基本的な意味は「噛む」だが、「刺す」「身にしみる」「効き始める」など多様
  • bite off(噛み切る)、bite back(こらえる)などの句動詞も重要
  • 「bite the bullet」「grab a bite」などの慣用句はネイティブがよく使う
  • ビジネス英語では「利益を削る」「政策が効く」という比喩的用法が頻出
  • chew(咀嚼する)、sting(針で刺す)との違いを正確に理解すること

この記事の例文や練習問題を繰り返し復習すると、biteの使い方が自然に身につきます。

英単語を効率よく覚えられるおすすめ本

英語学習の基本は、まず語彙力をしっかり身につけること。
ここでは、効率よく英単語を覚えて、長く使える力に変えていけるおすすめの本をご紹介します。

システム英単語〈5訂版〉
駿台文庫
¥1,100 (2025/11/03 20:05時点 | Amazon調べ)
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング
ポチップ
英単語ターゲット1900 6訂版 [ ターゲット編集部 ]
楽天ブックス
¥1,210 (2025/11/01 07:53時点 | 楽天市場調べ)
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング
ポチップ
Duo 3.0 /鈴木陽一【1000円以上送料無料】
¥1,320 (2025/11/01 15:31時点 | 楽天市場調べ)
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング
ポチップ
改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁CD ()
KADOKAWA
¥3,520 (2025/11/03 20:05時点 | Amazon調べ)
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング
ポチップ



動詞
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • aidの意味と使い方|help・assist・supportとの違いを例文で徹底解説
  • locateの動詞用法を完全解説!findやsituateとの違い|TOEIC頻出

この記事を書いた人

英語倶楽部_編集部のアバター 英語倶楽部_編集部

英語勉強に役立つ情報を配信しています。



関連記事

  • deliverの意味と使い方
    deliverの意味・使い方・例文を徹底解説|TOEIC頻出
    2025年11月5日
  • locateの意味と使い方
    locateの動詞用法を完全解説!findやsituateとの違い|TOEIC頻出
    2025年11月5日
  • aidの意味と使い方
    aidの意味と使い方|help・assist・supportとの違いを例文で徹底解説
    2025年11月5日
  • remindの意味と使い方
    remindの使い方|of/to不定詞の違いと例文を徹底解説|TOEIC頻出
    2025年11月5日
  • encounterの意味と使い方
    encounterの使い方と意味|meet・run intoとの違いを徹底解説
    2025年11月5日
  • advertiseの意味と使い方
    advertiseとpromoteの違いは?正しい使い分けと例文を徹底解説|TOEIC頻出
    2025年11月5日
  • concludeの意味と使い方
    concludeの使い方|finish・end との違いを例文で徹底解説|TOEIC頻出
    2025年11月5日
  • affordの意味と使い方
    affordの意味は「余裕がある」だけじゃない!使い方と例文を徹底解説
    2025年11月5日
フィリピン留学なら【留学村】

フィリピン 留学村後悔しないフィリピン留学!
厳選校のみをご紹介の【留学村】
⇒フィリピン留学村はこちらから!

カテゴリー
  • オンライン留学
  • オンライン英会話
  • フィリピン留学お役立ち情報
  • 意味が似ている英語
  • 英単語
    • 代名詞
    • 副詞
    • 動詞
    • 名詞
    • 形容詞
  • 英文法
  • 英語で何て言う?
  • 英語フレーズ
  • 英語リスニング
  • 英語勉強方法




人気記事
  • ターゲット1900
    ターゲット1900(6訂版)の英単語一覧!
  • go on to doとgo on doingの違いを解説
    go on to doとgo on doingの違いがこれでわかる!例文を踏まえてわかりやすく解説!
  • help toとhelp ingの違いを解説
    help toとhelp ingの違いがこれでわかる!例文を踏まえてわかりやすく解説!
  • go onとkeep onの違いを解説
    go onとkeep onの違いがこれでわかる!例文を踏まえてわかりやすく解説!
  • createの意味と使い方
    createとmakeの違いは?produceとの使い分け・例文・発音を徹底解説|TOEIC頻出

© 英語を学ぶ・使う・定着させる学習メディア|英語倶楽部【ターゲット1900・文法・勉強法】.

目次