admitは日常会話からビジネス、試験まで幅広く使われる重要動詞です。
「認める」という意味で覚えている方が多いですが、実際には「入場を許可する」「収容する」など、文脈によって異なる意味を持ちます。
特に「admit to doing」の形や、confess・acknowledgeといった類義語との使い分けは、TOEICや英検でも頻出のポイントです。
この記事では、admitの正確な意味とニュアンス、実践的な使い方を例文とともに徹底解説します。
admitのコアイメージ
admitの語源はラテン語の「ad-(~へ)+ mittere(送る)」で、「中へ送り込む」という意味から派生しました。
コアイメージは「何かを内側に受け入れる」です。
このコアイメージから、「事実を心の中に受け入れる(認める)」「人を建物の中に受け入れる(入場させる)」「患者を病院に受け入れる(収容する)」といった意味が生まれました。
どの意味でも「外から内へ」「拒否していたものを受け入れる」というニュアンスが共通しています。
特に「認める」という意味では、「しぶしぶ認める」「認めたくないが仕方なく認める」というニュアンスが含まれることが多く、ポジティブな内容よりもネガティブな内容を認める場合に使われる傾向があります。
admitの基本情報
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 単語 | admit | 
| 発音記号 | /ədˈmɪt/ | 
| カタカナ発音 | アドミット | 
| 品詞 | 動詞 | 
| 語源 | ラテン語 ad-(~へ)+ mittere(送る) | 
| 活用形 | 形 | 発音記号(カナ) | 
|---|---|---|
| 原形 | admit | /ədˈmɪt/(アドミット) | 
| 三人称単数現在形 | admits | /ədˈmɪts/(アドミッツ) | 
| 過去形 | admitted | /ədˈmɪtɪd/(アドミティド) | 
| 過去分詞形 | admitted | /ədˈmɪtɪd/(アドミティド) | 
| 現在分詞形 | admitting | /ədˈmɪtɪŋ/(アドミティング) | 
※admitは動詞としての用法が中心で、名詞形はadmission(入場、入学、承認)、形容詞形はadmissible(認められる、許容できる)となります。
この記事では動詞用法を中心に解説します。
発音・アクセントの注意
admitの発音は /ədˈmɪt/ で、第2音節の「mit」にアクセントが置かれます。
「アドミット」と発音しますが、最初の「a」は弱い /ə/ の音(あいまい母音)になるため、「アッ」というよりも「ア」と軽く発音します。
日本人学習者がよく間違えるポイントは、第1音節にアクセントを置いてしまうことです。
「アドミット」ではなく「アドミット」と、後ろを強く発音することを意識しましょう。
また、過去形・過去分詞形のadmittedは、語尾に-edが付くため /ədˈmɪtɪd/ と3音節になります。
「アドミティド」と発音し、やはり真ん中の「ミ」にアクセントを置きます。
admitの意味とニュアンス
admitは主に以下の3つの意味で使われます。
それぞれ文脈によって使い分けが必要です。
(事実・過失などを)認める
最も一般的な意味で、特にネガティブな事実や自分の過ちを「しぶしぶ認める」というニュアンスがあります。
admit that節、admit doing、admit to doingの形で使われます。
He admitted his mistake.
彼は自分の間違いを認めた。
She admitted that she was wrong.
彼女は自分が間違っていたと認めた。
The suspect admitted stealing the money.
容疑者はお金を盗んだことを認めた。
(人を場所に)入れる、入場を許可する
建物や組織、学校などに人を受け入れる、入場を許可するという意味です。
admit someone to/into somethingの形で使われることが多く、受動態でも頻繁に使われます。
Children under 12 are not admitted.
12歳未満の子どもは入場できません。
He was admitted to Harvard University.
彼はハーバード大学に合格した(入学を許可された)。
The doorman admitted us into the club.
ドアマンが私たちをクラブに入れてくれた。
(病院などに患者を)収容する、入院させる
医療の文脈で、患者を病院に受け入れる、入院させるという意味で使われます。
通常、admit someone to hospitalまたはadmit someone to the hospitalの形で使われます。
She was admitted to the hospital with chest pain.
彼女は胸の痛みで病院に収容された。
The doctor admitted him for observation.
医師は経過観察のため彼を入院させた。
Emergency patients are admitted immediately.
緊急患者はすぐに収容されます。
admitの使い方
admitは文型や後ろに続く形によって意味やニュアンスが変わります。
ここでは主要な使い方を解説します。
admit + 名詞
「~を認める」という最もシンプルな形です。
名詞として、mistake(ミス)、fault(過失)、guilt(罪)、defeat(敗北)などのネガティブな内容がよく使われます。
He admitted his guilt.
彼は自分の罪を認めた。
The company admitted responsibility for the accident.
その会社は事故の責任を認めた。
She refused to admit defeat.
彼女は敗北を認めることを拒んだ。
admit that節
「~ということを認める」という意味で、that節の中に認める内容を具体的に述べます。
会話ではthatが省略されることもあります。
I must admit that I was surprised.
驚いたことは認めざるを得ません。
He admitted that he had lied.
彼は嘘をついたことを認めた。
She admitted she didn’t know the answer.
彼女は答えを知らないと認めた。
admit doing / admit to doing
「~したことを認める」という意味で、動名詞(-ing形)が続きます。
admit doingとadmit to doingはほぼ同じ意味ですが、admit to doingの方がよりフォーマルで、特に法律や公式な場面で使われる傾向があります。
He admitted making a mistake.
彼は間違いを犯したことを認めた。
She admitted to stealing the documents.
彼女は書類を盗んだことを認めた。
The athlete admitted taking performance-enhancing drugs.
その選手は薬物を使用したことを認めた。
be admitted to/into
受動態で「~に入ることを許可される」「~に入学する」「~に入院する」という意味になります。
toとintoはほぼ同じ意味で使えますが、intoの方が「中へ」という動きが強調されます。
She was admitted to Yale University.
彼女はイェール大学に合格した。
He was admitted into the exclusive club.
彼は会員限定のクラブに入会を許可された。
The patient was admitted to intensive care.
その患者は集中治療室に収容された。
admitの句動詞
admitには典型的な句動詞はありません。
ただし、前置詞との重要な組み合わせパターンがいくつかあります。
1.admit to(~を認める)
admit doingよりもフォーマルな表現です。
特に犯罪や過失など、重大な内容を認める際に使われます。
He admitted to the crime.
彼はその犯罪を認めた。
She admitted to feeling anxious.
彼女は不安を感じていることを認めた。
2.admit of(~を許す、~の余地がある)
やや古風でフォーマルな表現です。
主に否定文で「~の余地がない」という形で使われます。
The situation admits of no delay.
その状況は遅延を許さない。
This problem admits of no easy solution.
この問題には簡単な解決策の余地がない。
admitのコロケーション
| コロケーション | 意味 | 例文 | 
|---|---|---|
| admit defeat | 敗北を認める | He refused to admit defeat. | 
| admit responsibility | 責任を認める | The company admitted responsibility. | 
| admit guilt | 罪を認める | The accused admitted his guilt. | 
| admit a mistake | 間違いを認める | She admitted her mistake. | 
| admit liability | 法的責任を認める | The driver admitted liability. | 
| openly admit | 公然と認める | He openly admitted his failure. | 
| reluctantly admit | しぶしぶ認める | She reluctantly admitted she was wrong. | 
| freely admit | 率直に認める | I freely admit I don’t know. | 
| be admitted to hospital | 病院に入院する | He was admitted to hospital yesterday. | 
| be admitted to university | 大学に合格する | She was admitted to Oxford. | 
admitを使った例文(シーン別)
試験でよく出る例文
He admitted that he had cheated on the exam.
彼は試験でカンニングをしたことを認めた。
The company admitted to violating environmental regulations.
その会社は環境規制に違反したことを認めた。
She was admitted to the graduate program at MIT.
彼女はMITの大学院プログラムに合格した。
The witness admitted seeing the suspect at the scene.
目撃者は容疑者を現場で見たことを認めた。
I must admit that your argument makes sense.
あなたの主張には一理あると認めざるを得ません。
日常会話で使う例文
Okay, I admit it. I was wrong.
わかった、認めるよ。僕が間違ってた。
She admitted that she was nervous about the interview.
彼女は面接について緊張していると認めた。
You have to admit, the movie was pretty good.
認めなきゃいけないけど、あの映画は結構良かったよ。
He won’t admit that he’s lost.
彼は道に迷ったことを認めようとしない。
I’ll admit I didn’t read the instructions carefully.
説明書をちゃんと読まなかったことは認めます。
ビジネス文書・メールで使う例文
We admit that the delay was caused by our oversight.
遅延が当社の見落としによるものであることを認めます。
The management admitted that cost-cutting measures were necessary.
経営陣はコスト削減策が必要であることを認めた。
We must admit that the project did not meet expectations.
このプロジェクトが期待に応えられなかったことを認めざるを得ません。
The CEO admitted responsibility for the strategic failure.
CEOは戦略的失敗の責任を認めた。
The company admitted to data security breaches affecting customers.
その会社は顧客に影響を与えるデータセキュリティ違反を認めた。
admitの類義語・関連語
| 単語 | 品詞 | ニュアンス・解説 | 
|---|---|---|
| confess | 動詞 | 告白する(罪や秘密を打ち明ける) | 
| acknowledge | 動詞 | 認める(事実として受け入れる) | 
| concede | 動詞 | 認める(議論で相手の主張を認める) | 
| accept | 動詞 | 受け入れる(事実や状況を受け入れる) | 
| recognize | 動詞 | 認識する(事実として認める) | 
| grant | 動詞 | 認める(議論で譲歩する) | 
| allow | 動詞 | 許可する(入場を許す) | 
| admission | 名詞 | 入場、入学、承認 | 
「admit」と似た意味を持つconfessの意味と使い方や、事実を認めることを表すacknowledgeの意味と使い方も合わせてチェックすると理解が深まります。
混同されやすい語との違い
admit vs confess
特徴と違い
admitとconfessはどちらも「認める」という意味を持ちますが、ニュアンスに重要な違いがあります。
admitは「事実を認める」という客観的なニュアンスで、必ずしも罪悪感を伴いません。
一方、confessは「罪や秘密を告白する」という意味が強く、宗教的な懺悔や犯罪の自白など、より深刻で個人的な内容を打ち明ける場合に使われます。
confessには「心の重荷を下ろす」というニュアンスがあります。
例文で比較
He admitted his mistake.
彼は自分の間違いを認めた。(事実として認める)
He confessed his crime to the police.
彼は警察に犯罪を自白した。(罪を告白する)
She admitted that she was late.
彼女は遅刻したことを認めた。(単純な事実)
She confessed that she had stolen the money.
彼女はお金を盗んだことを告白した。(重大な罪)
使い分けのポイント
軽い過ちや単純な事実を認める場合はadmitを使います。
犯罪、重大な過失、秘密の恋愛など、深刻な内容を打ち明ける場合はconfessを使います。
また、confessは宗教的な文脈(confess one’s sins = 罪を告解する)でも使われますが、admitにはこのような用法はありません。
admit vs acknowledge
特徴と違い
admitとacknowledgeはどちらも「認める」という意味ですが、感情的なニュアンスが異なります。
admitは「しぶしぶ認める」「認めたくないが認める」というネガティブなニュアンスを含むことが多いです。
一方、acknowledgeは「事実として認める」「認識する」という客観的で中立的な意味が強く、ポジティブな内容にも使えます。
また、acknowledgeには「感謝や貢献を認める」という意味もあります。
例文で比較
He admitted that he was wrong.
彼は自分が間違っていたと(しぶしぶ)認めた。
He acknowledged that he was wrong.
彼は自分が間違っていたと(事実として)認めた。
The company admitted the product defect.
その会社は製品の欠陥を(仕方なく)認めた。
The company acknowledged the customer’s complaint.
その会社は顧客の苦情を認識した。
I acknowledge your contribution to this project.
このプロジェクトへのあなたの貢献を認めます。(感謝の意味)
使い分けのポイント
ネガティブな内容で「認めたくないが認める」という場合はadmitを使います。
中立的に事実を認める場合や、ポジティブな内容(貢献、努力など)を認める場合はacknowledgeを使います。
また、フォーマルな文書では、acknowledgeの方が客観的で専門的な印象を与えます。
admit vs concede
特徴と違い
admitとconcedeはどちらも「認める」という意味ですが、使われる文脈が異なります。
admitは広く一般的に使える動詞で、事実、過失、入場許可など様々な意味を持ちます。
一方、concedeは主に「議論や競争で相手の主張や優位性を認める」「譲歩する」という意味で使われます。
スポーツで「敗北を認める」、政治で「選挙での敗北を認める」といった文脈でよく使われます。
例文で比較
He admitted that the plan had flaws.
彼はその計画に欠陥があることを認めた。(一般的な認識)
He conceded that his opponent had a valid point.
彼は相手に一理あることを認めた。(議論での譲歩)
She admitted defeat.
彼女は敗北を認めた。(一般的な表現)
The candidate conceded the election.
その候補者は選挙での敗北を認めた。(公式な敗北宣言)
使い分けのポイント
一般的に何かを認める場合はadmitを使います。
議論や競争の文脈で、相手の主張や優位性を認める場合、または公式に敗北を宣言する場合はconcedeを使います。
concedeは「reluctantly agree(しぶしぶ同意する)」というニュアンスが強く、admitよりもフォーマルで公式な場面で使われる傾向があります。
試験・ビジネス頻出度
TOEIC
頻出度:★★★★☆(多い)
TOEICでは、admitは特にPart 5(短文穴埋め問題)とPart 7(読解問題)で頻繁に出題されます。
「admit to doing」と「admit doing」の違い、受動態の「be admitted to」の用法、類義語との使い分けが問われることが多いです。
TOEICでよく問われるポイント
admitの後ろに続く形(動名詞 vs 不定詞)が頻出です。
admitは動名詞(doing)を取り、不定詞(to do)は取らないという文法ルールが試験で狙われます。
また、ビジネス文脈での「admit responsibility(責任を認める)」「admit liability(法的責任を認める)」といった表現も頻出します。
Part 7では、企業の謝罪文や公式声明でadmitが使われるケースが多く見られます。
英検
頻出度:★★★☆☆(中程度)
英検では2級以上でadmitが出題されます。
特に準1級、1級ではライティングやスピーキングで「自分の意見や事実を認める」表現として使うことが求められます。
英検でよく問われるポイント
英検では、admit・confess・acknowledgeなどの類義語の使い分けが問われることがあります。
また、長文読解では「be admitted to university(大学に合格する)」という意味での出題も見られます。
ライティングでは「I must admit that…(~ということは認めざるを得ません)」という譲歩の表現として使うと、論理的な文章が書けます。
スピーキングでも、面接官の意見に対して「I admit that you have a point(あなたの言う通りだと認めます)」と応答する際に有効です。
ビジネス英語
頻出度:★★★★★(非常に多い)
ビジネス英語では、admitは非常に重要な動詞です。
特に謝罪、責任の承認、問題の認識、入社・入会の許可など、様々な場面で使われます。
ビジネスシーンでの主な用途
企業の公式声明や謝罪文では「admit responsibility(責任を認める)」「admit fault(過失を認める)」「admit to errors(誤りを認める)」といった表現が標準的に使われます。
これらは法的な意味合いも持つため、慎重に使う必要があります。
また、会議やプレゼンテーションでは「I must admit that…」「I have to admit that…」という表現で、自分の意見を修正したり、相手の主張を認めたりする際に使われます。
これにより、柔軟で建設的な議論が可能になります。
採用や入会の文脈では「be admitted to the company(会社に採用される)」「be admitted as a member(メンバーとして受け入れられる)」という受動態の形も頻繁に使われます。
ネイティブがよく使う自然な表現
日常会話でのフレーズ
I admit it.
認めるよ。(短くて自然な認め方)
Okay, I’ll admit it. You were right.
わかった、認めるよ。君が正しかった。
You have to admit, it’s pretty impressive.
認めなきゃいけないけど、これはかなり印象的だよ。
I hate to admit it, but I need help.
認めたくないけど、助けが必要だ。
Let’s face it / I’ll admit…
現実を見よう/認めるけど…(率直に認める表現)
ビジネス・フォーマルな場面
I must admit that the results were disappointing.
結果が期待外れだったことは認めざるを得ません。
We readily admit that improvements are needed.
改善が必要であることを率直に認めます。
The company has admitted to the breach of contract.
その会社は契約違反を認めました。
I have to admit, I didn’t see that coming.
認めざるを得ませんが、それは予想していませんでした。
議論や討論での表現
I admit that you have a point.
あなたの言うことに一理あることは認めます。
Admittedly, there are some flaws in this approach.
確かに、このアプローチにはいくつか欠点があります。
While I admit the benefits, I still have concerns.
メリットは認めますが、それでも懸念があります。
Fair enough, I admit I was wrong about that.
確かにそうですね、その点については私が間違っていたと認めます。
admitのよくある間違い
文法的な誤り:不定詞を使ってしまう
❌ He admitted to steal the money.
✅ He admitted stealing the money.
✅ He admitted to stealing the money.
解説:admitの後ろには動名詞(-ing形)が続きます。不定詞(to do)は使えません。「admit to doing」の形では、toは前置詞なので後ろに動名詞が続きます。
❌ She admitted to be wrong.
✅ She admitted being wrong.
✅ She admitted that she was wrong.
解説:「admit to be」という形は誤りです。動名詞を使うか、that節を使います。
前置詞の誤用
❌ He was admitted in the university.
✅ He was admitted to the university.
解説:「入学を許可される」という意味では「be admitted to」を使います。inではなくtoです。
❌ The patient was admitted at the hospital.
✅ The patient was admitted to the hospital.
解説:「病院に入院する」も「be admitted to」です。atは使いません。
意味の取り違え
❌ He admitted the party.(彼はパーティーを認めた)
✅ He was admitted to the party.(彼はパーティーへの入場を許可された)
解説:「admit + 人 + to + 場所」で「人を場所に入れる」という意味になります。主語が人の場合は受動態にする必要があります。
❌ I admit you are correct.(日常会話では可だが、やや不自然)
✅ I admit that you are correct.
解説:admit that節の形では、thatを入れた方が自然です。特にフォーマルな文脈では必須です。
類義語との混同
❌ He admitted his success.(不自然)
✅ He acknowledged his success.(彼は自分の成功を認めた)
解説:admitはネガティブな内容に使われることが多いです。ポジティブな内容にはacknowledgeを使います。
❌ She admitted her sins to the priest.(文法的には可だが…)
✅ She confessed her sins to the priest.(彼女は司祭に罪を告白した)
解説:宗教的な告白にはconfessを使うのが一般的です。
admitの理解度チェック
穴埋め問題(5問)
1. He finally ______ that he had made a serious mistake.
(彼はついに重大な間違いを犯したことを認めた)
2. She was ______ to the hospital with a broken leg.
(彼女は骨折で病院に収容された)
3. I must ______ that your proposal is quite interesting.
(あなたの提案はかなり興味深いと認めざるを得ません)
4. The suspect admitted ______ the car without permission.
(容疑者は無断で車を使用したことを認めた)
5. Children under 16 will not be ______ without adult supervision.
(16歳未満の子どもは大人の同伴なしでは入場できません)
選択肢問題(5問)
1. He ______ his guilt in court.
a) admitted
b) permitted
c) submitted
d) committed
2. The company ______ to violating safety regulations.
a) admitted
b) confessed
c) both a and b
d) neither a nor b
3. She was ______ Harvard University last month.
a) admitted
b) admitted to
c) admitted in
d) admitted at
4. I have to ______ that I didn’t read the report carefully.
a) admit
b) permit
c) commit
d) submit
5. Which sentence is INCORRECT?
a) He admitted making a mistake.
b) He admitted to make a mistake.
c) He admitted that he made a mistake.
d) He admitted his mistake.
解答
【穴埋め問題】
1. admitted(過去形が必要)
2. admitted(受動態「be admitted to hospital」)
3. admit(助動詞mustの後ろは原形)
4. using / to using(admit doingまたはadmit to doingの形)
5. admitted(受動態、未来の意味でもwill be admittedの形)
【選択肢問題】
1. a(「罪を認める」はadmit guilt)
2. c(admitもconfessも使えるが、admitの方が一般的)
3. b(be admitted toが正しい形)
4. a(「認める」の意味)
5. b(admit to doという形は誤り、admit doingまたはadmit to doingが正しい)
admitのコーパス実例
新聞記事:The New York Times
The company admitted to misleading investors about its financial situation.
その会社は投資家に対して財務状況について誤解を与えたことを認めた。
Officials admitted that the response to the crisis had been inadequate.
当局者は危機への対応が不十分だったことを認めた。
The athlete admitted using banned substances during his career.
その選手はキャリア中に禁止薬物を使用したことを認めた。
日常会話:映画のセリフ
Okay, I admit it. I was jealous.
わかった、認めるよ。嫉妬してたんだ。
(映画『The Social Network』より)
You have to admit, that’s pretty cool.
認めなきゃね、あれはかなりクールだよ。
(映画『Iron Man』より)
I’ll admit, I didn’t think you had it in you.
認めるよ、君にそんな才能があるとは思わなかった。
(映画『The Devil Wears Prada』より)
ビジネススピーチ:TED Talk
I must admit that I was completely wrong about this assumption.
この仮定について私が完全に間違っていたことを認めざるを得ません。
Companies need to admit their mistakes and learn from them.
企業は自分たちの間違いを認め、そこから学ぶ必要があります。
We have to admit that the old model is no longer working.
古いモデルがもはや機能していないことを認めなければなりません。
admitに関するよくある質問
まとめ
- コアイメージは「何かを内側に受け入れる」で、「認める」「入場させる」「入院させる」の3つの主要な意味がある
 - 「認める」の意味では「しぶしぶ認める」というネガティブなニュアンスを含むことが多い
 - admit doingまたはadmit to doingの形で使い、admit to doは誤り(不定詞は使えない)
 - confessは「罪や秘密を告白する」、acknowledgeは「事実として認める」、concedeは「議論で譲歩する」とニュアンスが異なる
 - ビジネスでは「admit responsibility(責任を認める)」「be admitted to(入学・入社する)」などの表現が頻出
 - 受動態「be admitted to」は「入学する」「入院する」「入場を許可される」という意味で使われる
 - TOEICや英検では動名詞と不定詞の使い分け、類義語との違いが頻出ポイント
 
この記事の例文や練習問題を繰り返し復習すると、admitの使い方が自然に身につきます。
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