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  4. blameの意味と使い方|前置詞の使い分け・for/onの違いを徹底解説

blameの意味と使い方|前置詞の使い分け・for/onの違いを徹底解説

2025 11/21
動詞
2025年11月21日
blameの意味と使い方

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「blame」は日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われる重要な動詞です。
「非難する」「責任を負わせる」という意味を持ち、特に問題や失敗の原因を誰かに帰する際に用いられます。

この記事では、blameの正確な意味、ニュアンス、文法的な使い方、類義語との違いを、豊富な例文とともに徹底解説します。
TOEICや英検でも頻出する単語のため、しっかりマスターしましょう。

目次

blameのコアイメージ

blameの語源は古フランス語の「blasmer」(非難する)に由来し、さらにラテン語の「blasphemare」(冒涜する)まで遡ります。
コアイメージは「悪い結果や問題の責任を誰か・何かに向ける」です。

単に批判するのではなく、「責任の所在を明確にする」というニュアンスが強く、ネガティブな結果に対して使われます。
日本語の「~のせいにする」「~に責任がある」に近い感覚です。

blameの基本情報

項目内容
単語blame
発音記号/bleɪm/(ブレイム)
品詞動詞・名詞
語源古フランス語 blasmer(非難する)← ラテン語 blasphemare(冒涜する)
活用形形発音記号(カナ)
原形blame/bleɪm/(ブレイム)
三人称単数現在形blames/bleɪmz/(ブレイムズ)
過去形blamed/bleɪmd/(ブレイムド)
過去分詞形blamed/bleɪmd/(ブレイムド)
現在分詞形blaming/ˈbleɪmɪŋ/(ブレイミング)

※blameは動詞の他、名詞(非難、責任)としても使われますが、この記事では動詞用法を中心に解説します。
動詞・名詞ともに発音は同じですが、文脈によって使い分けが必要です。

発音・アクセントの注意

blameの発音は /bleɪm/ で、「ブレイム」と発音します。
母音は二重母音の /eɪ/ であり、「エイ」とはっきり発音することが重要です。

日本人学習者がよく間違えるポイントは、/eɪ/ を /e/ や /æ/ と発音してしまうことです。
正しくは「ブレーム」ではなく「ブレイム」です。

また、blameは1音節の単語なので、アクセントの位置を気にする必要はありませんが、強く明瞭に発音しましょう。
過去形blamedは /bleɪmd/ で、語尾の -ed は /d/ と発音されます。

blameの意味とニュアンス

blameには主に以下の意味があります。

~を非難する・責める

最も基本的な意味で、誰かの行動や決定を批判し、責任を追及するニュアンスです。
感情的な非難というよりも、論理的に責任の所在を指摘する場合に使います。

Don’t blame me for your mistakes.
あなたのミスを私のせいにしないで。

The manager blamed the team for the project failure.
マネージャーはプロジェクト失敗の責任をチームに負わせた。

She blamed herself for not studying harder.
彼女は自分がもっと勉強しなかったことを責めた。

~に責任があるとする

問題や悪い結果の原因を特定の人や物に帰するという意味です。
「~のせいである」という客観的な責任の帰属を表します。

The report blamed the accident on human error.
その報告書は事故の原因をヒューマンエラーとした。

Many people blame social media for the spread of misinformation.
多くの人々が誤情報の拡散をソーシャルメディアのせいにしている。

The study blamed poor diet for the increase in health problems.
その研究は健康問題の増加を不健康な食生活のせいだとした。

~を批判する(穏やかに)

強い非難ではなく、「仕方ない」「理解できる」というニュアンスを含む場合もあります。
特に否定文で使うと「責められない」という意味になります。

I don’t blame you for being angry.
あなたが怒るのも無理はない。

You can’t blame him for trying to protect his family.
彼が家族を守ろうとしたことを責めることはできない。

No one can blame her for wanting a better life.
より良い生活を望む彼女を誰も責められない。

blameの使い方

blameは主に以下の構文で使われます。

blame A for B(AをBのことで非難する)

最も一般的な構文で、「A(人・物)をB(原因・理由)のことで非難する」という意味です。
forの後には名詞または動名詞が続きます。

They blamed him for the delay.
彼らは遅延について彼を非難した。

She blamed her failure for not preparing well enough.
彼女は十分に準備しなかったことを失敗の原因とした。

The company blamed the suppliers for the quality issues.
その会社は品質問題についてサプライヤーを非難した。

Parents often blame themselves for their children’s problems.
親は子供の問題について自分自身を責めがちです。

blame B on A(BをAのせいにする)

「B(悪い結果)をA(人・物)のせいにする」という構文です。
blame A for Bと意味はほぼ同じですが、語順が逆になります。

He blamed his poor performance on lack of sleep.
彼は自分の低いパフォーマンスを睡眠不足のせいにした。

Don’t blame your problems on other people.
自分の問題を他人のせいにするな。

The government blamed the economic crisis on external factors.
政府は経済危機を外部要因のせいにした。

She blamed her headache on stress at work.
彼女は頭痛を仕事のストレスのせいにした。

be to blame(責任がある)

「責任がある」「悪いのは~だ」という意味の慣用表現です。
受動態のような形ですが、能動的な意味を持ちます。

Who is to blame for this mess?
この混乱は誰の責任ですか?

Bad weather was to blame for the flight cancellations.
フライトのキャンセルは悪天候のせいだった。

Both parties are to blame for the conflict.
その対立は双方に責任がある。

I think I’m partly to blame for what happened.
起こったことは部分的に私の責任だと思います。

can’t/don’t blame someone for doing(~するのも無理はない)

否定文で使われ、「~することを責められない」つまり「理解できる」という意味になります。
共感や同情を示す表現です。

I can’t blame you for feeling frustrated.
あなたがイライラするのも無理はない。

You can’t blame people for being cautious.
人々が慎重になるのも無理はない。

I don’t blame him for quitting that job.
彼があの仕事を辞めたのも無理はない。

blameの句動詞

blameは基本的に単独で使われることが多く、典型的な句動詞(phrasal verb)の形はあまりありません。
その代わり、前置詞「for」や「on」との組み合わせが非常に重要です。

前述の「blame A for B」や「blame B on A」は句動詞ではなく文型ですが、blameの使い方において最も重要なパターンです。
詳細は「使い方」のセクションを参照してください。

また、「be to blame」という慣用表現も重要ですが、これも厳密には句動詞ではありません。
blameは他の動詞と組み合わさって新しい意味を作るというよりも、前置詞との組み合わせで意味を明確にする動詞です。

blameのコロケーション

コロケーション意味例文
blame someone/something for~を…のせいにするHe blamed the traffic for being late.(彼は遅刻を交通渋滞のせいにした)
blame something on…を~のせいにするDon’t blame it on me.(それを私のせいにしないで)
be to blame責任があるWho is to blame?(誰の責任ですか?)
can’t blame someone~を責められないI can’t blame her for leaving.(彼女が去ったのも無理はない)
only have oneself to blame自業自得であるYou only have yourself to blame.(自業自得だ)
take the blame責任を取るHe took the blame for the mistake.(彼はそのミスの責任を取った)
shift the blame責任を転嫁するDon’t shift the blame to others.(責任を他人に転嫁するな)
place/lay the blame責任を負わせるThey placed the blame on management.(彼らは責任を経営陣に負わせた)

blameを使った例文(シーン別)

試験でよく出る例文

The report blamed the decline in sales on poor marketing strategies.
その報告書は売上減少を不十分なマーケティング戦略のせいにした。

Scientists blame climate change for the increase in extreme weather events.
科学者たちは異常気象の増加を気候変動のせいだとしている。

The committee blamed the failure of the project on inadequate planning.
委員会はプロジェクトの失敗を不十分な計画のせいにした。

Many experts blame social media for contributing to mental health issues among teenagers.
多くの専門家が、ソーシャルメディアが10代の若者のメンタルヘルス問題の一因だとしている。

The accident was blamed on mechanical failure.
その事故は機械的故障のせいだとされた。

日常会話で使う例文

Don’t blame me! It wasn’t my fault.
私を責めないで!私のせいじゃないよ。

I can’t blame you for being upset about that.
そのことで動揺するのも無理はないよ。

Stop blaming others and take responsibility.
他人のせいにするのをやめて、責任を取りなさい。

She always blames her brother when something goes wrong.
何か問題が起きると、彼女はいつも弟のせいにする。

I blame myself for not speaking up earlier.
もっと早く声を上げなかった自分を責めています。

You can’t blame the weather for everything!
何でもかんでも天気のせいにできないよ!

ビジネス文書・メールで使う例文

We cannot blame external factors alone for the poor quarterly results.
四半期の不振な結果を外部要因だけのせいにすることはできません。

The audit report blamed insufficient internal controls for the financial discrepancies.
監査報告書は、財務上の不一致を不十分な内部統制のせいにした。

Rather than blaming individuals, we should focus on improving our processes.
個人を責めるのではなく、プロセスの改善に焦点を当てるべきです。

The client blamed our team for the delayed delivery, but the issue was beyond our control.
クライアントは配送遅延について私たちのチームを非難したが、問題は私たちの制御を超えていた。

Management blamed the cost overruns on unexpected market conditions.
経営陣はコスト超過を予期せぬ市場状況のせいにした。

blameの類義語・関連語

単語品詞ニュアンス・解説
accuse動詞告発する(犯罪や不正行為を指摘)
criticize動詞批判する(欠点や問題点を指摘)
condemn動詞非難する(強く道徳的に糾弾)
reproach動詞責める(失望や不満を表明)
fault動詞欠点を見つける(責任を問う)
censure動詞公式に非難する(フォーマル)
hold responsible動詞句責任を問う

「blame」と似た意味を持つaccuseの意味と使い方や、批判を表すcriticizeの意味と使い方も合わせてチェックすると理解が深まります。

混同されやすい語との違い

blame vs accuse

特徴と違い

blameとaccuseはどちらも「責める」という意味を持ちますが、ニュアンスと使用場面が異なります。

blameは「悪い結果の責任を誰かに負わせる」という意味で、一般的な責任追及に使います。
比較的広い範囲で使え、日常的な失敗から重大な問題まで対応できます。

accuseは「罪や不正行為を犯したと告発する」という意味で、より深刻で法的なニュアンスがあります。
犯罪、不正、倫理違反など、明確な違反行為を指摘する場合に使われます。

例文で比較

They blamed him for the project delay.
彼らはプロジェクト遅延の責任を彼に負わせた。
(一般的な責任追及)

They accused him of stealing company funds.
彼らは彼が会社の資金を盗んだと告発した。
(犯罪行為の告発)

I blame myself for not checking the details.
詳細を確認しなかった自分を責めています。
(自己反省)

He was accused of fraud by the authorities.
彼は当局から詐欺の疑いで告発された。
(公式な告発)

使い分けのポイント

一般的なミスや問題 → blame
犯罪や不正行為 → accuse

日常会話や軽い責任追及 → blame
法的・公式な告発 → accuse

構文も異なります:
blame A for B(AをBのことで非難する)
accuse A of B(AをBで告発する)

blame vs criticize

特徴と違い

blameとcriticizeはどちらも否定的な評価を含みますが、焦点が異なります。

blameは「責任の所在」に焦点を当て、「誰のせいか」を明確にします。
原因と結果の関係を重視し、過去の出来事に対して使われることが多いです。

criticizeは「欠点や問題点の指摘」に焦点を当て、改善を促す意図があります。
必ずしも責任追及ではなく、建設的な批判も含まれます。

例文で比較

The media blamed the government for the economic crisis.
メディアは経済危機の責任を政府に負わせた。
(責任の帰属)

The media criticized the government’s economic policies.
メディアは政府の経済政策を批判した。
(政策の問題点を指摘)

Don’t blame me for your poor decision.
あなたの判断ミスを私のせいにしないで。
(責任転嫁への反論)

She criticized his approach to the problem.
彼女は問題へのアプローチ方法を批判した。
(方法論の評価)

使い分けのポイント

責任を追及する場合 → blame
欠点や問題点を指摘する場合 → criticize

「誰のせいか」を明確にする → blame
「何が悪いか」を分析する → criticize

criticizeは建設的批判も含みますが、blameは常にネガティブな責任追及です。

blame vs condemn

特徴と違い

blameとcondemnはどちらも非難を表しますが、強度と性質が異なります。

blameは中立的な責任追及で、事実ベースの判断です。
「この結果は誰の責任か」という客観的な分析に使われます。

condemnは強い道徳的非難で、感情的・倫理的な糾弾を含みます。
「この行為は許されない」という価値判断を表します。

例文で比較

The investigation blamed poor maintenance for the accident.
調査は事故の原因を不十分なメンテナンスのせいにした。
(客観的な原因分析)

Human rights groups condemned the violent crackdown.
人権団体は暴力的な弾圧を強く非難した。
(道徳的な糾弾)

He blamed the system for his failure.
彼は自分の失敗をシステムのせいにした。
(責任転嫁)

Society condemned his unethical behavior.
社会は彼の非倫理的な行動を糾弾した。
(倫理的な非難)

使い分けのポイント

客観的な責任追及 → blame
道徳的・倫理的な糾弾 → condemn

日常的な問題 → blame
重大な道徳違反 → condemn

condemnはblameよりもはるかに強い表現で、公式な声明や重大な問題に使われます。

試験・ビジネス頻出度

TOEIC

頻出度:★★★★☆(多い)

blameはTOEICのPart 5(文法問題)、Part 6(長文穴埋め)、Part 7(読解問題)で頻繁に出題されます。
特にビジネスシーンでの責任追及や問題分析の文脈で登場します。

よく問われるポイント:

・「blame A for B」と「blame B on A」の使い分け
・「be to blame」の慣用表現
・類義語(accuse, criticize)との選択問題
・ビジネス文書での適切な使用

TOEICでは特に、プロジェクトの失敗、業績不振、品質問題などの文脈で出題されます。
Part 7では、問題報告書や事故調査レポートなどでblameが使われることが多いです。

英検

頻出度:★★★☆☆(中程度)

blameは英検準2級から2級レベルで出題される重要単語です。
特にライティングとスピーキングで、意見を述べる際に役立ちます。

級別の出題傾向:

準2級:基本的な意味と使い方(blame A for B)
2級:類義語との使い分け、慣用表現
準1級以上:複雑な文脈での使用、ニュアンスの理解

英検のライティングでは、社会問題について「何が原因か」「誰に責任があるか」を論じる際にblameが有効です。
ただし、過度に使うと攻撃的な印象を与えるため、バランスが重要です。

ビジネス英語

頻出度:★★★★★(非常に多い)

blameはビジネス英語で極めて重要な単語です。
問題分析、事故報告、業績評価、危機管理など、多様な場面で使用されます。

ビジネスでの主な使用場面:

・プロジェクト失敗の原因分析
・品質問題の責任所在の明確化
・業績不振の要因特定
・事故・トラブルの調査報告
・クレーム対応

ただし、ビジネスコミュニケーションでは、直接的な非難を避け、建設的な表現を使うことが重要です。
「blame」の代わりに「identify the cause」「attribute to」「result from」などの中立的な表現を使うことも多いです。

ネイティブがよく使う自然な表現

日常会話でのフレーズ

Don’t blame me!
私のせいにしないで!
→何か問題が起きたときに、自分の責任ではないことを強調する定番フレーズです。

I don’t blame you.
あなたを責めるつもりはないよ/それも無理はない。
→相手の行動や感情に理解を示す共感表現です。

You only have yourself to blame.
自業自得だよ。
→自分の行動の結果に対して責任を取るべきという意味の慣用句です。

Who’s to blame?
誰のせい?/誰の責任?
→問題が起きたときに責任者を尋ねるカジュアルな表現です。

I can’t say I blame you.
あなたを責められないよ/あなたの気持ちはわかるよ。
→相手の立場に立って理解を示す丁寧な表現です。

ビジネスシーンでの表現

Let’s not play the blame game.
責任のなすりつけ合いはやめましょう。
→建設的な問題解決を促す際に使います。

Rather than blaming individuals, let’s focus on solutions.
個人を責めるより、解決策に集中しましょう。
→前向きなアプローチを提案する際のプロフェッショナルな表現です。

The report places the blame squarely on management.
報告書は責任を明確に経営陣に帰している。
→「squarely」を加えることで「明確に」「はっきりと」という強調になります。

We need to identify what went wrong without blaming anyone.
誰かを責めることなく、何が間違ったのかを特定する必要があります。
→客観的な分析を重視する姿勢を示します。

文化的な表現

Don’t shoot the messenger.
伝える人を責めないで。
→悪いニュースを伝える人を責めるべきではないという慣用句です。blameと一緒によく使われます。

It takes two to tango.
喧嘩両成敗。
→問題には双方に責任があるという意味で、一方的なblameを避ける際に使います。

Hindsight is 20/20.
後から見れば明らか。
→過去のミスを責めすぎないよう、「当時はわからなかった」という文脈で使います。

blameのよくある間違い

前置詞の誤用

❌ I blame to him for the mistake.
✅ I blame him for the mistake.
解説:blameの直後に前置詞「to」は不要です。
「blame + 人 + for + 理由」が正しい形です。

❌ He blamed the failure to poor planning.
✅ He blamed the failure on poor planning.
解説:「blame B on A」の構文では「on」を使います。
「to」ではなく「on」が正しい前置詞です。

❌ They blamed on him.
✅ They blamed him.
または They blamed it on him.
解説:「blame + 人」で十分です。
「blame on + 人」だけでは不完全で、目的語が必要です。

構文の混同

❌ I blame for him the accident.
✅ I blame him for the accident.
または I blame the accident on him.
解説:語順が間違っています。
「blame A for B」または「blame B on A」のどちらかを使います。

❌ The problem is blamed to lack of communication.
✅ The problem is blamed on lack of communication.
解説:受動態では「be blamed on」を使います。
「to」ではなく「on」が正しいです。

意味の取り違え

❌ I don’t blame you. You did something wrong.
✅ I don’t blame you. Anyone would have done the same.
解説:「I don’t blame you」は「責めない=理解できる」という共感表現です。
非難の文脈では使いません。

❌ He praised him but blamed his effort.
✅ He praised him and appreciated his effort.
解説:blameは常にネガティブな意味です。
肯定的な文脈では使えません。

類義語との混同

❌ They blamed him of stealing.
✅ They accused him of stealing.
または They blamed him for the theft.
解説:「blame + of」は誤りです。
「accuse A of B」と「blame A for B」を混同しないようにしましょう。

❌ The teacher blamed at his poor handwriting.
✅ The teacher criticized his poor handwriting.
解説:blameは「責任追及」なので、単なる欠点指摘には使いません。
この場合は「criticize」が適切です。

blameの理解度チェック

穴埋め問題(5問)

1. Don’t ______ me for your mistakes.
(あなたのミスを私のせいにしないで)

2. The accident was ______ on human error.
(その事故はヒューマンエラーのせいだとされた)

3. Who is ______ blame for this situation?
(この状況は誰の責任ですか?)

4. I can’t ______ you for being upset.
(あなたが動揺するのも無理はない)

5. They ______ the delay on bad weather.
(彼らは遅延を悪天候のせいにした)

選択肢問題(5問)

1. The manager ______ the team for missing the deadline.
a) accused
b) blamed
c) criticized
d) condemned

2. Many experts ______ social media ______ the rise in mental health issues.
a) blame / for
b) blame / on
c) accuse / of
d) criticize / for

3. I ______ say I blame him for quitting that job.
a) can
b) can’t
c) should
d) must

4. The report ______ poor management practices for the company’s decline.
a) accused
b) blamed
c) condemned
d) criticized

5. You only have ______ to blame.
a) you
b) yourself
c) yours
d) your

解答

穴埋め問題

1. blame(blame A for Bの構文)
2. blamed(受動態「be blamed on」)
3. to(「be to blame」は慣用表現)
4. blame(「can’t blame someone for doing」)
5. blamed(「blame B on A」の構文)

選択肢問題

1. b) blamed(責任追及なのでblameが最適)
2. a) blame / for(「blame A for B」が正しい構文)
3. b) can’t(「can’t say I blame him」は共感を示す慣用表現)
4. b) blamed(客観的な原因分析なのでblame)
5. b) yourself(「have oneself to blame」は再帰代名詞を使う)

blameのコーパス実例

実際の英語使用例から、blameがどのように使われているかを見ていきましょう。

新聞記事:The New York Times

Economists blame the inflation on supply chain disruptions and increased consumer demand.
経済学者たちはインフレをサプライチェーンの混乱と消費者需要の増加のせいだとしている。

The investigation blamed inadequate safety measures for the workplace accident.
調査は職場事故の原因を不十分な安全対策のせいにした。

Critics blame the administration’s policies for the rising unemployment rate.
批評家たちは失業率の上昇を政権の政策のせいにしている。

新聞記事では、政治、経済、社会問題の原因分析にblameが頻繁に使われます。
客観的な報道の中で、責任の所在を明確にする際に重要な動詞です。

日常会話:映画のセリフ

“Don’t blame yourself. You did everything you could.”
「自分を責めないで。あなたはできることは全部やったんだから」
(映画『Good Will Hunting』より)

“I don’t blame you for being angry. I’d be angry too.”
「怒るのも無理はないよ。私だって怒るだろうから」
(映画『The Pursuit of Happyness』より)

“You can’t blame him for wanting to protect his family.”
「家族を守ろうとした彼を責めることはできない」
(映画『The Dark Knight』より)

映画の会話では、感情的な場面で相手への理解や共感を示す際にblameがよく使われます。
特に「I don’t blame you」という表現は、相手の立場を理解していることを伝える効果的なフレーズです。

ビジネススピーチ:TED Talk

“Rather than blaming individuals, we should examine the systems that lead to these outcomes.”
「個人を責めるのではなく、これらの結果につながるシステムを検証すべきです」
(TED Talk: “The Power of Systems Thinking”より)

“We often blame technology for our problems, but technology is just a tool.”
「私たちはよく問題をテクノロジーのせいにしますが、テクノロジーは単なる道具です」
(TED Talk: “Rethinking Our Relationship with Technology”より)

“It’s easy to blame external factors, but real change starts with personal accountability.”
「外部要因のせいにするのは簡単ですが、本当の変化は個人の責任感から始まります」
(TED Talk: “Taking Responsibility for Change”より)

TED Talkなどのスピーチでは、社会問題や人間行動を分析する際にblameが使われます。
単なる責任追及ではなく、建設的な問題解決への橋渡しとして機能しています。

blameに関するよくある質問

「blame A for B」と「blame B on A」の違いは何ですか?
意味はほぼ同じで、どちらも「AをBのせいにする」という意味ですが、語順と焦点が異なります。

blame A for B:人・物(A)を理由(B)で非難する
例:I blame him for the mistake.(彼をそのミスのことで非難する)

blame B on A:結果(B)を人・物(A)のせいにする
例:I blame the mistake on him.(そのミスを彼のせいにする)

文脈によって使い分けますが、「blame A for B」の方が一般的によく使われます。
blameとaccuseはどう使い分けますか?
blameは一般的な責任追及で、ミスや失敗の責任を問う際に使います。
accuseは犯罪や不正行為を告発する際に使い、より深刻で法的なニュアンスがあります。

例:
They blamed him for the delay.(遅延の責任を彼に負わせた)
They accused him of theft.(彼を窃盗で告発した)

また、構文も異なります:
blame A for B / accuse A of B
「be to blame」はどういう意味ですか?
「be to blame」は「責任がある」「悪いのは~だ」という意味の慣用表現です。
受動態のような形ですが、能動的な意味を持ちます。

例:
Who is to blame for this mess?(この混乱は誰の責任ですか?)
Bad weather was to blame for the cancellations.(キャンセルは悪天候のせいだった)

「be to blame for」の形で「~の責任がある」という意味になります。
「I don’t blame you」はどういう意味ですか?
「I don’t blame you」は文字通りには「あなたを責めない」ですが、実際には「あなたを責めるつもりはない」「それも無理はない」という共感を示す表現です。

例:
I don’t blame you for being upset.(あなたが動揺するのも無理はない)
I don’t blame you for quitting.(あなたが辞めたのも無理はない)

相手の行動や感情に理解を示す際によく使われる自然な表現です。
blameは名詞としても使えますか?
はい、blameは名詞としても使えます。名詞の場合は「非難」「責任」という意味になります。
発音は動詞と同じ /bleɪm/ です。

よく使われる表現:
take the blame(責任を取る)
put/place the blame on(責任を~に負わせる)
shift the blame(責任を転嫁する)
accept/bear the blame(責任を受け入れる)

例:He took the blame for the mistake.(彼はそのミスの責任を取った)
ビジネスでblameを使うのは失礼ですか?
blameは直接的な責任追及の言葉なので、ビジネスでは使い方に注意が必要です。

避けるべき場面:
・同僚や部下を直接非難する場面
・クライアントへのコミュニケーション
・建設的な議論が必要な場面

より適切な表現:
identify the cause(原因を特定する)
attribute to(~に帰する)
result from(~に起因する)

ただし、客観的な分析報告や調査結果を述べる際には、blameを使っても問題ありません。
「blame it on」の後には何が来ますか?
「blame it on」の後には、責任を負わせる対象(人・物・状況)が来ます。

例:
Don’t blame it on me.(それを私のせいにしないで)
He blamed it on bad luck.(彼はそれを運の悪さのせいにした)
They blamed it on the weather.(彼らはそれを天気のせいにした)

「it」は前述の問題や失敗を指し、「on」の後に原因とされる対象を置きます。

まとめ

  • blameのコアイメージは「悪い結果や問題の責任を誰か・何かに向ける」
  • 主な構文は「blame A for B」と「blame B on A」の2つ
  • 「be to blame」は「責任がある」という重要な慣用表現
  • accuseは「告発する」、criticizeは「批判する」とニュアンスが異なる
  • 否定文「can’t blame someone」は共感を示す表現になる
  • ビジネスでは頻出だが、直接的すぎる非難を避ける配慮も必要
  • TOEICでは前置詞の使い分けと類義語との選択問題がよく出る

この記事の例文や練習問題を繰り返し復習すると、blameの使い方が自然に身につきます。
責任追及だけでなく、共感表現としても使える重要な動詞なので、ぜひマスターしてください。

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