「subject」は品詞によって意味が変わる多義語です。
大きく分けると 名詞・形容詞・動詞 の3つの使い方があります。
今回は最もよく使われる名詞としての使い方 に絞って、わかりやすく解説します。
subjectの意味
- 主題
- 話題
- 科目
- 被験者
subjectの発音記号
- subject /ˈsʌbdʒɛkt/
subjectの使い方の解説
① 主語(文法)
英文法で「文の主語」を表すときに使います。
– The subject of this sentence is “my brother.”
(この文の主語は「私の兄」です。)
「文の中で動作の主体となる部分」を指します。
② 科目(学校の勉強)
学校や学問の「科目」を表します。
– Math is a difficult subject for many students.
(数学は多くの生徒にとって難しい科目です。)
英語や理科、歴史などの「学ぶ分野」を指します。
③ 話題・テーマ
会話や文章の「話題・テーマ」を表します。
– Let’s change the subject.
(話題を変えましょう。)
-The main subject of his speech was climate change.
(彼のスピーチの主題は気候変動でした。)
「topic」と似ていますが、よりフォーマルで「中心となる話題・議題」という印象です。
④ 国王・国家の支配下にある人(臣民)
歴史や法律の文脈で「国王や国家に従う人」という意味になります。
– The king’s subjects were loyal to him.
(王の臣民は彼に忠実でした。)
ここでは「支配下にある人」というニュアンスです。
subjectを使った例文
1. My favorite subject in school is history.
(私の好きな科目は歴史です。)
2. The subject of today’s meeting is the new marketing strategy.
(今日の会議のテーマは新しいマーケティング戦略です。)
3. The subject of the email was urgent and required immediate attention.
(そのメールの件名は緊急で、すぐに対応が必要でした。)
4. The subject of the book is the life of a famous artist.
(その本のテーマは有名な芸術家の生涯です。)
5. The subject of the conversation turned to politics.
(会話の話題は政治に移りました。)
6. The subject of the research paper is the effects of climate change on wildlife.
(研究論文のテーマは気候変動が野生生物に与える影響です。)
7. The subject of the research paper was the history of the Industrial Revolution.
(研究論文のテーマは産業革命の歴史でした。)
8. I’m not sure what the subject of the movie is, but I heard it’s a romantic comedy.
(映画のテーマが何かは分かりませんが、ロマンティック・コメディだと聞きました。)
9. The subject of the interview was the actor’s latest film project.
(インタビューのテーマは俳優の最新映画プロジェクトでした。)
10. The subject of the conversation turned to politics, and things got heated.
(会話の話題が政治になり、熱くなってしまいました。)
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まとめ
以上のように、subjectは文脈によって意味が異なります。
正確な意味を理解するためには、文脈をよく読み取ることが重要です。